1898年(明治31年) に完成した淀橋浄水場は、1965年(昭和40年)に廃止された。
私が知る新宿西口浄水場跡は、煉瓦塀の上に枯れススキが倒れかかる荒れ地!(昭和41年)
それから半世紀が過ぎたが、未だなごり(遺構)があると教わった。
快晴の6月3日(金)雑用の帰り道、立寄ってきました。
まずは、浄水場に使われていたという蝶型の弁。
住友ビルの敷地内にあるそうです。
あった!!
近寄ってみると出雲大社のモニュメント!?
その先の壁際に放置状態で置かれています。
水道の部材だから濡れても大丈夫という意味か?
近寄ってみます。
更に寄ります。
「昭和十二年 水」と有ります。 関東大震災の時、使われたらしいとの記述あり。
(昭和12年の製作だとすれば、1937年製。関東大震災は大正12年(1923年)と、掲示と適合しない!?)
斜め横から、弁の位置を見る。
直径1mも有る巨大なパイプです。
更にアップ
強大な水圧に、長年耐えてきた弁です。
管の内部に入ってみると、
上部に穴が開いてました。
管の中から見えた一番上の部分
逆側から全体を見る。
後ろから、管を見る。
この管は、昭和11年と彫られています。
後ろの正面
壁側に付けられた説明盤
日本だけの技術では無さそうだが、日本のこだわりにより高レベルに仕上げられたものと想像。
歴史に残る作品です。
貴重なモニュメント、永劫に保存して貰いたいです。
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有り難う
ございます。