探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

ヤナギで威嚇

2017年07月30日 | 自然探索記~採集記(道北)


「お!やるのか?来るなら来い!」みたいなファイティングポーズ的威嚇。
シャチホコガ科の一種の幼虫。
ヤナギの葉にて。

パンチが来るかと思ったが、意表をついて頭の上にある突起からビームが出た。(ウソ)


長い2本の尻尾をハサミムシのようにブンブン振り回し威嚇。
そうか・・・幼虫時期の長い尻尾はこのように使うのか。
これもシャチホコガ科の一種の幼虫。
ヤナギの葉にて。

この後、グドンがやって来て、新マンを苦しめた。(ツインテールかい!)


模範的な警戒色と奇抜な突起が衝撃的で、存在自体が威嚇だ。
ハンノケンモン Jocheaera alni の幼虫。
これもヤナギの葉にて。
資料にはヤナギは食草に含まれていなかったが、ヤナギも食べるらしい。

突起は刀のように鋭く、1回あたりの攻撃が強力。しかも複数回の攻撃ができるので、仲間にすると探索中に遭遇したヒグマ戦に役に立つ。(ウソ)