探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

アカイヤマノボレ2

2017年07月09日 | 自然探索記~採集記(道北)


標高を上げるにつれ、風が強くなり、寒い・・・
わたしは耐寒レベルが低いので致命的だ。
雪渓周辺にはガロアムシいるのかな・・・


ミヤマヒラタコメツキ Mosotalesus impressus sachalinensis
亜高山~高山帯のガレ場で見られるコメツキムシ。
ちょくちょく見かけるが、見つけようと思って探すとなかなか見つからないタイプだろう。


カワカミハムシ Chrysolina nikolskyi
食草のウスユキトウヒレンがまだ小さく、発生していないと思ったが、日が昇るにつれ、どんどん現れた。
登山道にも普通に歩いているので、登山者に踏まれてしまった個体もしばしば。
一応、北海道RDBでは希少種に指定されているが・・・なんで?


カワカミハムシの幼虫
食欲旺盛だ。


サメハダヨモギハムシ Chrysolina subcostata
今回、この子が見たかった。
なかなか食草の食痕を見つけられず手こずってしまった。寒くてモチベーションも下がっていたし。
葉に付いておらず、食草下の地面に隠れていた。
カワカミハムシと比較すると、分布範囲も狭く、個体数も少ない。
これも北海道RDBで希少種に指定されている。


サメハダヨモギハムシの幼虫
イワブクロが好きなんだって。
ちなみに幼虫は卵胎生で産まれるらしい。

よしよし調子が出てきた。
とっとと帰るとしよう。