探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

【撮影】やはり編集ソフト変えた方がいい?

2021年01月31日 | 標本・探索用具


今回のサムネ
※ このサムネは記事とは関係ありません。

今回は標本撮影の練習をしてみた。探索閑散期はすることないからね。
前回の撮影ボックスに付いているLED照明は暗くて役に立たないので、上部に穴を開け、別の照明を設置して強い光が当たるように改良。
他に光の当たる角度や被写体の設置も工夫してみた。
そして深度合成で撮影した後に画像編集ソフトで修正。
練習なので満足とまではいかないが、成長過程として寛大な心で見て頂きたい。


<オオキノコムシ>
左右は同じ個体で、右側はややシャープに修正。
前回の写真より光の反射を抑えることができた。
画質をシャープにすると細かい部分が鮮明なるが、度を超えるとけばけばしくなり画質が粗くなって逆に見づらくなる。


<ヒゲナガオトシブミ>
もう少し明るさを抑えた方がいいか。頭部の光の反射が気になる。
本当はもっと奇怪な形態であるが、上側から撮影するとそれほどではない。
次回は側面から撮影してみよう。


<エゾハンミョウモドキ>
左右は同じ個体で、編集で明暗の調整している。
本種を美しく撮影するのが、ひとつの撮影目標となってる。
以前は均一に光が当たらずに一部暗くなって不鮮明になっていたが、今回はきれいに撮影できたと思う。
欲を言えば、上翅のサファイヤがもっと映えるといいかな。


<キヌツヤミズクサハムシ>
陳腐ハムシだが、金属光沢がとても美しく、カラーバリエーションが豊富。
もう少し個体数が少なく、大型であったら、人気種になっていたのではないかと思う。
でもこの写真からはその魅力を引き出せていない。実際はもっと美しいハムシなのに、ハムシのくせに・・・


<アイノミドリシジミ卵>
卵にピントが合っていないので失敗。
これは後日、再挑戦しよう。


<無翅ハエ(フンコバエの一種)>
毎年、極小昆虫撮影練習の被写体としているが、毎回パッとしない。
ハエを含む双翅目は、後翅が退化して平均棍となっているが、このハエは前翅どころか平均棍すらないように見える。
鮮明に撮影して、細かな部分を確認したいがなかなか難しい。
(クモガタガガンボは前翅は退化して僅かな痕跡しかないが、平均棍はしっかりある。)


ちなみに使用している画像編集ソフトはPaintShop Pro8である。
わかる!みなまで言うな!古すぎるって貴兄たちは言いたいんだろう?
確かに新しい編集ソフトの方が断然機能は良いはずだが、新調して使いこなすまでが煩わしく感じて今に至る。
買うなら使い慣れたPaintShop Proか機能が魅力的なPhotoshopかと思っているが、Photoshopはサブスクリプションなんだよね。
定期的に高い料金を支払うほど画像編集に必要性は感じない。
なんか他にお勧めソフトあるかね?

更にHP編集で使用しているソフトはホームページ・ビルダー6.5であります。これはこれでスゴイっしょ?
今使っているPaintShop Pro8もそうだけど、いずれOSが変わると互換性なくなるかもしれない。
(実はWindows10ではPaintShop Pro8の一部に不具合が生じている)


【雑談】誰が使うんだコレ

2021年01月29日 | ご挨拶・お知らせ・ひとりごと


今回のサムネ
これからYouTube風にサムネを作ってみようかね。ブログにあまり意味ないけど。

今回は雑談しよう。
みなさんご存じの「かわいいフリー素材 いらすとや」
YouTubeなどの動画やテキスト、本などで頻繁に使用されているので、このイラストをおそらく見たことのない人はいないのではないだろうか。
イラストの種類が豊富で、欲しいものが見つからない事がないって言えるくらい充実しているので、
自分も仕事関係で資料や教育マニュアルなどに添えるイラストとしてちょくちょく使用している。
で、たまたま虫のイラストを見つけたので、確認してみたら一部ナイナー過ぎて笑ってしまった。
その中でもわたしの琴線に触れたイラストを紹介してみようね。

<オオスカシバ>
ただの蛾としてのイラストではなく、種類特定でのイラスト。
もっと有名な蛾がたくさんいるのに、なぜオオスカシバをチョイスしたのか?実にすばらしいチョイスだ。
これで驚いてはいけない。


<マイマイカブリ>
自分にとって親しみのある昆虫なので、このイラストは嬉しいね~。
他の甲虫にハンミョウはあったが、ハンミョウモドキやメクラチビゴミムシはなかったよ。残念。


<ミズグモ>
わたしに使えって言っているのであろうか?


<ロイコクロリディウム>
誰が使うんだよ!
個人的には使う可能性はあるけど。


<カカトアルキ>
これを知ってる人いるのか?
ガロアムシと近縁なのにガロアムシのイラストはなかった。どういうことなんだい?
ガロアムシの方がマイナーだと世間は思っているのか・・・


<ライトトラップ>
だから誰がこのイラスト使うんだよ。
と言いたいが、自分のような人限定での使用だろうね。


使いごたえがあるイラストばかりだ。
今後のブログ記事でサムネなどに使用してみよう。


介護飼育

2021年01月20日 | 飼育(その他昆虫)


一昨年に採卵し、去年孵化したエゾコバネササキリ♂
脱皮に失敗したため、翅は変形し鳴くこともできず、肢も変形して跳ねることもできない個体。
完品なら標本になる運命だったが、最後まで面倒を見る事となり今に至る。
この状態にもかかわらず10月に成虫になって3ヶ月経過している。野生個体の成虫でも3ヶ月以上生きる個体はおそらくいないだろう。
運がいいのか悪いのか。彼はどう思っているのであろうか?


安物買いの銭失い

2021年01月16日 | ご挨拶・お知らせ・ひとりごと


コロナ禍であってもなくても関係なく、今の時期は探索閑散期。
しかも今年は積雪が多いのに道路の除雪をまともにしてくれない。
うかつに車で外出するとスタックや渋滞に巻き込まれるため通勤以外は引きこもりになってしまう。
旭川市は財政難だろうか?

そうなると、ネットで買い物する頻度が増えてくる。
日用品のみならず、アウトドア用品など・・・
「これは探索や釣りに役立つかも!」と思って購入するが、実際現物を手に取ってみると思っていたものと異なることもしばしば。
特に撮影機器に関しては、素人のためか失敗するケースが多い。


今回は、簡易な小型の撮影ボックスを買ってみた。
背景スクリーンは黒と白があり、被写体に合わせて交換可能。

早速試し撮りをしてみる。

ある程度大きなものは、少しはいい感じで撮れるが、ボックスのサイズが小さいため背景の切れ目が写り込んでしまう。
これは撮影の工夫で何とかなりそう。

肝心の標本撮影は・・・

上部にLEDライトの照明があるが、標本撮影には照明が暗すぎて全く役に立たない。


まずは比較的大きな種であるオオキノコムシで撮影。
画像は明るさを画像編集ソフトで修正しており、そのままでは暗くて見るに堪えない。
そういえばここ数年、オオキノコムシを見かけていないけど元気にしているでしょうか?


さらに小型のツガルホソシデムシで撮影。少々照明を工夫してみた。
それでも照明の強さに難あり。上部に穴を開けて照明を追加しないといけないかね。

今後の標本の撮影などに役立つのではと思って購入したが、まともに撮影するにはいろいろ改良しなくてはならないようだ。
2000円くらいなので、仕方がないか・・・
そうやって不要物が増えていくのである。使用する人の力量にも問題あり。