探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

水中オサムシ

2021年10月30日 | 自然探索記~採集記(道北)


とある用水路にて
魚類調査でガサ採集していると・・・


ん?こんな水棲昆虫いたっけ・・・? と、しばらく考えてしまった。
まさか生きたエゾカタビロオサムシが水中から出てくるとは。
おそらく前日の雨で用水路に落ちて流されたのだろう。運のいい子だ、助けてやろう。


ツチガエルのオタマジャクシ
この状態で越冬するみたい。
自分が子供の頃はこの辺(旭川近郊)にツチガエルを見たことなかった。いつご来店したんだろうか。


【希少種】キバナガミズギワゴミムシ探索 Armatocillenus yokohamae

2021年10月28日 | 自然探索記~採集記(道央)


【希少種】キバナガミズギワゴミムシ探索 Armatocillenus yokohamae
場所によっては個体数が多いので、探索に優しいエコな優良希少種。
汽水性のゴミムシで干潟や河口付近に生息するため、内陸の旭川に住むわたしにとって会いに行くには遠すぎる。
交通費が掛かるので、財布に関してはエコではない。


臭い水路の魚類探索

2021年10月26日 | 自然探索記~採集記(道央)


とある水路
ここに生息している魚類を調べてみた。
ドブというわけではないが、臭い。


見た目は浅そうだが、実はたっぷり泥が堆積しておりかなり深い。
両岸は急な斜面になっており、油断すると滑って水路におちてしまうため長靴ではなくウェーダー着用。

網(釣り用のタモ網)でガサ採集開始。
モツゴとスジエビがたくさん網に入る。(モツゴは国内移入種・・・とされている)
ドジョウやコイの稚魚もちょくちょく入る。(ドジョウもコイも国内移入種・・・とされている)
たまに越冬体制に入ったツチガエル(国内移入種・・・とされている)も確認できた。


トミヨ(旧イバラトミヨ)
在来種で個体数も多い。モツゴの次に多い。
この写真のような背鰭棘がエゾトミヨくらいに短い個体がちらほらいて紛らわしかった。


エゾトミヨ
在来種で個体数は少く稀だった。5年前はもう少し確認できたんだけど・・・。
トミヨと特徴が異なるので区別できそうなんだけど曖昧な個体がいたりする。


タイリクバラタナゴ稚魚
これは外来種。野外で初めて見た。
ドブガイがいるからこれに産卵しているのだろうか?


カムルチー(雷魚)稚魚
これも外来種で初めて見た。こんな小さな水路に生息しているんだ。どこに親がいるのか?


稚魚でも口が大きい。かなり獰猛らしい。
引きが強そうなので釣ってみたい。

<まとめ>
モツゴ(国内移入種)・・・かなり多い
トミヨ(在来種)・・・・・多い
ドジョウ(国内移入種)・・普通
コイ(国内移入種)・・・・普通
エゾトミヨ(在来種)・・・少ない
タイリクバラタナゴ(外来種)・・・稀
カムルチー(外来種)・・・稀
エゾホトケ(在来種)・・・なし(5年前は生息確認)

外来種や国内移入種ばっかり・・・
アライグマ(外来種)の足跡もあったし、ツチガエル(国内移入種・・・とされている)もいた。
アズマヒキガエル(国内移入種)も5年前に見かけた。どうなってんだここの水路!?
これでミシシッピアカミミガメ(外来種)が確認できたら完璧な移入種の楽園だ。

さてウェーダーしっかり洗わないと。


【渓流釣り】ニジマスRainbow trout 竿の限界を超えた大物 2021年№3

2021年10月24日 | 釣り

 
【渓流釣り】ニジマスRainbow trout 竿の限界を超えた大物 2021年№3
今回はアタリの瞬間に💡を表示したので、少しは臨場感と緊張感が味わえるかも。
最後(3尾目)の竿のしなりに注目です。


冬の到来2021年

2021年10月18日 | 自然探索記~採集記(道北)


10月17日 近くの山にうっすらと雪らしきものが積もったのを確認。


雪だるまを作るには少なすぎる。
雪合戦ならなんとかできるかも。


旭川の平地では霰が降りました。一瞬で融けたけど。
気が付けば今年もあと2ヶ月ちょっと。
長くて暗い北海道の冬がやってくる。誰か冬将軍を食い止める勇者はいないのか?