【ダイコクコガネ】産卵から羽化までの飼育記録 Breeding records of dung beetle.
糞の中に潜む神秘的な宝石の成長記録
維持管理すると指は糞だらけ
【北海道産トンボのヤゴの捕食シーン盛り合わせvol.1(13種)】Predation of dragonfly larvae.
普通種から珍種まで北海道産トンボ13種のヤゴ捕食シーンを撮影
手間暇かけた動画です
生態解明のため飼育中のスミイロオオアラメハムシ
1ヶ月近く夏眠して、活動再開し始めた。
ただ活性は低く、餌もほとんど食べないが、先日交尾を確認。
産卵まで至らせたら、欲しい飼育情報がほぼそろうので、結果として報告できそう。
一昨年に採卵し、去年孵化したエゾコバネササキリ♂
脱皮に失敗したため、翅は変形し鳴くこともできず、肢も変形して跳ねることもできない個体。
完品なら標本になる運命だったが、最後まで面倒を見る事となり今に至る。
この状態にもかかわらず10月に成虫になって3ヶ月経過している。野生個体の成虫でも3ヶ月以上生きる個体はおそらくいないだろう。
運がいいのか悪いのか。彼はどう思っているのであろうか?
昨年に採卵したエゾコバネササキリの卵で、春に続々孵化した卵の残りが、何故かここにきて孵化ラッシュ。
もう孵化しないだろうと思っていたが、状態は良かったので、ちょくちょく霧吹きはしていた。
室内とはいえ、この時期に孵化した事と、春の孵化と今回の孵化に数か月の間隔がある事から、野外の環境または何らかの条件によっては2年目でも孵化するのではないだろうか。
しかも、あれだけ雌ばかり孵化していたのに、今回孵化した個体はほとんど雄というのも驚き。
これも何らかの条件で性別が決定するのかもしれない。
そんな孵化した雄だが・・・
この子は終齢幼虫
触覚は欠け、後肢も1本失っている。
この子は成虫だが、チャームポイントの短い翅が見事にカールしてチャーム度更にUP!
脱皮不全ばかりで完品なし。
仕方がないから標本にせず、最後まで面倒をみることにしましょうね。
・・・ん?これってこの子らの生き延びる戦略か?
まだ少し卵残っているけど・・・