探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

おーるほわいと

2018年01月30日 | 自然探索記~採集記(道北)


今年の旭川は雪が多い。
我が家の排雪スペースが1月初旬で無くなりそうな勢いなので、郊外ではなおさらの事。
スノーシューがなければ探索は無理で、この日の探索はそれを忘れてしまい、車から降りて呆然とする。


-10℃以下なのでじっくり探索することはそもそもできない。
しかも何もかも雪ですっぽり覆われており視界の大部分は白色。無理して探索したところで何も見つからないだろう。
ここは江丹別。北海道で有数のちゃっぷいエリア。
そんな10分ほどの今年初探索。


むなしき枯れ葉色

2018年01月25日 | 標本・探索用具


苦労して採集した昆虫は、綺麗な姿で標本にしたいと思うのは当然のこと。
しかしバッタは、トンボに匹敵するくらい乾燥標本を標本箱に納めることが残念な昆虫。
触角や後肢がやたら長い種が多いので、悲しいくらい無駄にスペースを食ってしまうし、写真のように生きていた時の体色を維持することが困難。(ちなみに生体は緑色だった)
いろいろと退色防止の方法はあるが100%でない・・・というかスマホゲームのガチャくらい低確率の成功率。たくさん標本を作製して成功したものを選択するので、個人的に好まない方法。


ヒラタクチキウマのように、元々枯れたような体色の種は、体色の変化が少ないのでいいけど。
バッタは液浸標本が体色の変化も少なく、処理も簡単だけど、やはり標本箱に納めて鑑賞したいと思ってしまう。


飼育漫然化?

2018年01月14日 | 飼育(エゾガロアムシ)


飼育中のエゾガロアムシの幼虫
冷蔵庫で生き物を飼育するって普通考えられないが、自分はもう違和感なし。
半放置飼育がコツだが、冷蔵庫とは言え油断するとカビに汚染される。画像の右側の床材(キッチンペーパー)にも菌糸が・・・
飼育歴が長いので安定した飼育が続けられるようになったが、これと言って新しい発見(飼育で得られる情報)もなくなった。

新調したカメラで飼育生物や標本の撮影練習しているが、やはり野外で撮影したいところ。
あと少なくても3ヶ月・・・北海道の冬は長すぎる。


一進一退

2018年01月10日 | カタツムリ探索・飼育


産卵したアポイマイマイの2つの卵は無事全て孵化した。
でも親貝の1個体が☆になった。
増えると減る。これの繰り返しで、数年間飼育しているがちっとも飼育個体数が増加しない。
まぁ減りもしないけど。


閑散期の暇つぶし

2018年01月06日 | 標本・探索用具

探索閑散期に突入して、全く探索していない。
以前なら、閑散期でもちょくちょく出掛けているのだが、年のせいか、旭川の冬が厳しすぎるせいか、意欲が湧かない。眠いのだよ。

では今シーズンの閑散期は何をしているのかと言うと・・・

飼育生物の観察とか・・・
エゾコバネササキリの卵(シャーレ)とアポイマイマイの卵(ポリカップ)
孵化するんかねコレ。最近のアポイマイマイは孵化率がどんどん低くなってきてるし。
孵化したら今年の運勢は大吉。孵化しなければ凶・・・じゃなくて小吉。


数日後、孵化確認。
今年の運勢は大吉だ。


それから今まで採集してきた標本は、桐製の標本箱に一時保管して、ある程度集まったらドイツ型標本箱へ整理してまとめたりする。

これはオサムシ類
亜種はともかく、種としての北海道産オサムシはほぼそろったし、今後狙って採集することはなさそうなので整理した。
若干スペースがあるのが気になるので、気が向いたら細々と何かのついでに亜種収集するかも。


こちらはゼフィルスを中心とした陳腐なものから珍種までの小型チョウ。
標本箱に整理していると、採集した状況などいろいろと回顧する。
ゼフィルス採集でカシワ林を通ったりしたが、成虫の区別が困難で、ほとんどが区別の容易な卵を採集し飼育して羽化させた。
今後見られなくなるかもしれないシロオビヒメヒカゲ定山渓亜種を札幌在住時に採集できたことは良かった。当時は現地に行けば1~2個体は見かけることができたが、今はどうだろうか。


残りの時間は、「生き物研究室」をマイナーチェンジという名目でいじくりまわすくらいか・・・
毎年のことだが、いじくった割には最終的にほとんど変わっていない。
そして気付く人もいない。