忘憂之物

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首相、W杯だけコメント…討論番組も「逃げる」

2010年06月30日 | 過去記事
首相、W杯だけコメント…討論番組も「逃げる」

菅首相が記者団からの質問や、各党党首とのテレビの討論番組出席から逃げているのではないか、との指摘が出ている。

 自民、公明、共産、みんなの党の野党4党の国会対策委員長は30日、民主党に党首討論に応じるよう申し入れ書を送付するなど反発している。

 首相は30日午前、サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で敗退した日本代表について「残念だったけど、本当によく頑張った」と語り、健闘をたたえた。首相公邸前で記者団が質問したのに対し、最初は無視して公用車に乗り込み発進したが、車を止めて車中から、一言だけ答えた。

 首相が朝の取材に応じたのは8日の就任以降初めてだが、今後も応じる考えはないようだ。無用な失言を防ぐためとみられるが、報道陣からは「国民の関心の高いW杯についてだけコメントするのはずるい」との声が出ている。

 一方、テレビ各社が計画している主要9党の党首による討論番組の一部について、首相周辺は、「討論番組をとりやめ、首相の単独出演ができないか」と打診を始めた。「(他党から番組で)1対8で批判を受ける」(仙谷官房長官)ことを嫌っているとみられる。

(2010年6月30日21時17分 読売新聞)



記者会見しなければ、テレビは「選挙演説」しか流せなくなる。一方的に垂れ流す嘘ばかり映すことになる。討論会など出てくるはずもない。ともかく選挙選挙だ。管は民主党の代表であると共に「日本国の総理大臣」だったはずだが、国民に対して訴えたいことなどないらしい。国民の代弁者である国会議員からの質問を受ける場所である国会は開かないし、ならばせめて報道機関からの質問に答えるべきであるが、管はあくまでも民主党の代表として「参院選を勝たせろ」と言いたいだけなのだとわかる。民主党議員は全員落選して路頭に迷い、道を歩けば石を投げられることを祈念する。

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