忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

歯が痛い理由→「痛いから」

2009年07月09日 | 過去記事
■2009/07/09 (木) 歯が痛い理由→「痛いから」1

元来、私は「甘いもの」が苦手であるのだが、ちょっとくらいは喰えるようになった。以前は「匂い」だけで気分が悪くなった「アンコ」も大丈夫というか、たまに喰いたくなる。でも、まだアレはダメだ、あの「練乳」とかいうやつだ。どちらかというと「ジャム」とかもダメだな。それなのに、だ。

薬を飲むために「なんか喰わねば」という理由だけで買ったコッペパンが「おぐら&マーガリン」ではなく「ジャム&マーガリン」だったという今日この頃、明日抜糸です。がんばります。お見舞いメールとかくれた人、どうもありがとうございます。がんばって糸抜いてきます。ジャムはダメです。

少しずつ手でちぎって口に運ぶ。もちろん、口が開かないからである。ちぎって・・・もむもむ・・・うわぁジャム。もむもむ・・・・はむはむ・・・うわぁジャム。

テレビがついている。うわぁNHKだ。

これをやってた。
http://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/13.html

「歴史秘話ヒストリー」だと。「宮武外骨」の特集。再放送らしい。

「反骨の闘士!時代と格闘す!」ということで、言論の自由、表現の自由を守り抜こうとした人の話らしい。んで、このガイコツさんとやらは「大日本帝国憲法発布をパロディ化して」不敬罪に問われた。結果、禁固3年の刑をくらって、そこから「反骨の闘士」になったのだということだ。NHKでは「それだけ」の説明だった。では、その「パロディ」とやらは、いったいどんなものだったのかといえば、だ。

あの有名な「大日本帝国憲法発布式」の絵画を思い浮かべて欲しい。明治22年2月11日、宮中正殿にて挙行された憲法発布式において、内外の顕官が居並ぶ中、伊藤博文が憲法原文を明治天皇陛下に捧げる。そして、それを黒田清隆首相が授かる様子が描かれているアレだ。当然、日本国民は盛大に祝った。その絵画のパロディなのである。しかも、明治天皇陛下を骸骨に描いてあるだけというものだ。

「2」へ

■2009/07/09 (木) 歯が痛い理由→「痛いから」2

今、現在においても、例えばどこぞの編集者が今上陛下を「パロディ」と称し、骸骨で描写した映像や画像を発信すればどうなるか。「不敬罪」はなくとも、それこそ会社が吹っ飛ぶほどの非難を浴びせられるだろう。さすがの朝日新聞でもそこまではやらない。

明治の時代、今ほどメディアも敏速に情報を伝えることはできない。はっきり言って「知らない人」が多かったのではないかと思われる。また、当時の政府も、今みたいに「支持率」など歯牙にもかけていないだろうから、見つけたら即逮捕ということができた。

それだけのことなのである。

それだけのことなのに、どうやらNHKはこのガイコツを持ち上げたくて仕方がないらしい。それこそ、誰も逆らえない同調圧力に抗ったガイコツ闘士、言論の自由・表現の自由を守る黄金バットとでもしたいようである。が、しかし、その後も延々と持ち上げるのだが、どうやらこの番組制作者はたいしたことないらしい。ガイコツ可哀そうである。

例えば、このガイコツは「滑稽新聞」というメディアを立ち上げる。当時にして7万部発行らしい。駅の売り子は「弁当~~牛乳~~滑稽新聞~~」と売り歩いていたという。その内容は官僚批判であり、権威や権力に対する庶民の代弁者であったという。そして、ここで待ってました、言論弾圧の登場である。そらもう、おどろおどろしく・・・「日本政府は滑稽新聞を廃刊に追い込みました。」とやる。んで、コケるのは次だ。

「3」へ

■2009/07/09 (木) 歯が痛い理由→「痛いから」3

ガイコツは「滑稽新聞」の廃刊を喰らう前に「自殺廃刊」として、自ら廃刊したというのである。いわば「抗議のための廃刊」ということだろう。それはわかる。しかしながら、骸骨はすぐに「次のメディア」を立ち上げるのであった!!その名も、


「大阪滑稽新聞」



・・・・・。

な?

これのどこが言論弾圧なんだ?支那で考えてみろ。ンなもん、名前をちょっと変えて出したら許してくれるのか?というか、あの大日本帝国憲法の絵にいたずら書きした時点で殺されてるんじゃないのか?なんとも緩い国・日本である。

そして、それからもガイコツは日本政府の弾圧と闘うのであった。そして、ガイコツは日本政府に弾圧されながらも、衆議院選挙に出て徴兵制度反対を訴えてみたり、東京帝国大学の職員となって日本全国を巡ったりしている。これはもう、なんという弾圧。

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ということで、本物の弾圧をみてみる。

ちょっと先の日本の姿がちょっと見えるかも。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/090708/chn0907082103012-n1.htm
<【ウイグル暴動】「民族の団結」 漢族の耳には入らず?>

完全に「民族抗争」である。これは収まらない。

確認しておくが、支那共産党は「反ウイグル教育」などしていない。むしろ、民族共生、少数民族も漢民族も大中華!!として「仲良くしる」とわぁわぁ言っている。

「4」へ

■2009/07/09 (木) 歯が痛い理由→「痛いから」4

それでも、コレだ。

<「1人一殺だ」。漢族はこう叫びながら凶器を振りあげ、投げつけたという。「あの路地奥では4人死んだ」と、住民の1人は指さした。警察官が短銃2発を発砲し威嚇したが、けが人を助けずに去ったという。「『襲撃の死傷者は1千人近い』と、政府機関の友人から電話があった」とも話す。>

<中華包丁を腰のベルトにさした漢族の青年(22)がいた。「あいつら(ウイグル族)がまた襲撃してきたら、これでやっつけてやる」。腕の入れ墨が目についた。「漢族の気持ちは怒りでいっぱいなんだ」とぶちまけた。>

これがもし、反日教育真っ盛りの支那人が日本で暴れたらどうなるのか。聖火ランナーが走るというだけであの騒ぎな民族が、長野県の比ではない人数で銃火器を持って暴れたら、あなたや私の生活はどうなるのか。日本の警察官が農協強盗に拳銃を撃ったら「正当性」を問われるこの国で、日中友好、日本は日本人だけの所有物ではありませんという党首が政権与党になりそうなこの国で、居酒屋に行ってもコンビニに行っても、この「中華包丁を腰のベルトにさした青年」と同じ言葉が聞こえてくるこの国で、さあ、どうやって家族を護るのか。どうやって生命と財産を護るのか。自衛隊はいらない、警察官は拳銃を持つなという平和な阿呆がテレビで偉そうにしているが、「仕事をくれないから」という理由でガソリンぶっかけられる日が日常となるとき、さあ、さあ、いったい何というのか。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/uyghur/?1247101653
<中国、「暴動の黒幕」と烙印=「ウイグルの母」への批判強める>

こんな「阿呆のひとつ覚え」みたいに「悪者」を作りあげ、恥ずかしげもなく国際社会で威張っている支那という軍事独裁国家が「世界でいちばん車を買ってくれる国」だと称賛するテレビ朝日のコメンテーターは、頼むから支那に住んでくれ。嬉しそうに、

「もう、これからはG2の時代です。アメリカと中国、これらの国がリーダーとなって国際社会を引っ張っていく、こういう時代なんですねぇ~~~」

と目を細める電波芸人は支那に住めばいいじゃないか。なんで、こんな劣等国・日本に住んでいるのか。世界に冠する超大国・中華人民共和国の一員となるべきではないのか。

「5」へ

■2009/07/09 (木) 歯が痛い理由→「痛いから」5

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しかしながら――――――

ここで気づくことがある。いや、なければならない。

「同じパターン」なのである。

例えば、今、日本国内において「ダライラマ一派」と蔑視し、ダライラマ法王を「チベットの暴動を扇動する悪の黒幕」だという人は支那人だろう。最近では朝日新聞でさえ、「対話すべし」の論調を今更ながら卑怯にも立てているではないか。この「ウイグルの母」も同じく、支那共産党のキャンペーンに騙される人は少ないだろう。

そう。例えば―――

例えば「南京大虐殺」も同じだったのである。いや、様々な戦後日本が被っている「既成事実」とされた捏造、冤罪も、当初は「こんなの騙されるわけないじゃん。支離滅裂だし、辻褄は合わないし、ちょっと考えれば嘘だってすぐバレるじゃん♪」だったのである。

もちろん、今は時代が違う。気づいていないのは支那共産党だけだ。もっとも「(今更)他に手がない」というのもあるが、60年前とは事情が違う。いくら「嘘を付き続けても」バレる。バレるだけの情報がリアルタイムに流されているし、隠蔽するにも量が多過ぎる。

しかし、だ。

よく、「嘘も100回つけば本当になる」とかいう。もちろん、これは嘘だ。でも、



嘘も100年つけばバレない


のではないだろうか。少なくとも、“バレたことを認めない”連中は跋扈している。

100年後の日本自治区の教科書にダライラマはなんと書かれているだろう。100年後のNHK「歴史秘話ヒストリー」では「村山談話」が「指導者の覚悟!罪を認めた勇気!」などと称賛されているかもしれない。ああぁ、また歯が痛くなってきた。

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