忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

「力もらえないと、またねじれに」―民主・玄葉政調会長

2010年06月27日 | 過去記事
「力もらえないと、またねじれに」―民主・玄葉政調会長

◇玄葉光一郎・民主党政調会長

 ◆26日、愛媛県東温市での街頭演説で

 われわれに力をいただけないと、また参院で(与野党が逆転する)ねじれになる。様々な改革案のうち最初にやろうとしている衆院比例区の定数80削減も、なかなか通らない。力をいただければ、この選挙で訴えたことを滞ることなく、間違いのないスピードで進めることができる。


私が言うのもなんだが、最近、とくに民主党批判の言葉が荒くなってきていると思う。感じ取れるのは「嫌悪」だ。呆れて怒って、それから嫌っている。ウソをつくとか、結果として嘘になったとかだけではなく、こういうイケシャーシャーぶりがなんとも、舐められたもんだと実感できる。また、過日の報道ステーションで選挙活動している民主党の秘書に「お前、小沢派やろが!アカンアカン!」と罵るおじさんをそのまま映していたが、テレビ朝日の浅薄な意図が見え過ぎて恥ずかしかった。「逆風にも耐えて、国民に信を問う民主党」を演出したかったのだろうが、多くの視聴者は「おっさん派」だったのではないかと推測する。それを民主党議員は選挙戦に突入して、ようやく皮膚感覚で理解し始めているのではないか?参院選の注目度は高いらしいが、これほど「民主党、絶対に落としてやる」という声を聞くのは異常である。自民党はお灸で済んだが、民主党は良民からの松明で焼かれるのだろう。「ねじれてもいいのか?」と国民を脅すのも民主党らしくて結構だが、次の選挙で「ねじ切られる」のは民主党なんだろう。ま、そうなれば、ざまあみろである。

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