李白三十一歳、「絶句」と共に有名な詩です。
霜かと見まごうばかりの、冴え冴えとした月の光。どこから差し込むのかと見上げれば、山の端にかかる満月が見える。さすらいの身の李白にとってこの山上の月は、山国の故郷への慕情をかきたてる。
床前月光照らす/疑うらくは是地上の霜かと
頭を挙げて照月を望み/頭を低れて故郷を思う
李白三十一歳、「絶句」と共に有名な詩です。
霜かと見まごうばかりの、冴え冴えとした月の光。どこから差し込むのかと見上げれば、山の端にかかる満月が見える。さすらいの身の李白にとってこの山上の月は、山国の故郷への慕情をかきたてる。
床前月光照らす/疑うらくは是地上の霜かと
頭を挙げて照月を望み/頭を低れて故郷を思う