危険運転致死傷罪適用されず

福岡市で一昨年起きた酒酔い運転の当時福岡市職員に対して危険運転致死傷罪は適用されず、判決は業務上過失致死罪で７年６カ月だった。これまでの行き掛かり上、こうなるだろうとは思っていたけれども、やはり驚いた。難しい法律論争は別として、これは素朴な庶民の感情とは大きくかけ離れているだけではなく、酒酔い運転を肯定しかねない判決である。昨年暮れに危険運転致死傷罪を適用する判決が２つもあったばかりなので、なおさらバランスを欠く判決という印象を与える。
危険運転致死傷罪という法律のしかるべき改正を強く望む。