「品格」おじさん

2007-12-12 10:48:29 | Weblog
「品格」おじさん、とはもちろん「国家の品格」の著者である藤原正彦氏のことであるが、今朝の産経新聞に彼に関するエッセーが載っていた。この著書がベストセラーになって以来「悪いこと」が出来なくなったそうである。それはそうでしょうね。(^-^)
「品格」の著者が悪いことをするのは自己矛盾ですから。
街を歩いていると若い女性群が「あ、品格を書いたおじさんだ」とか言ってるのが耳に入るそうだ。これも辛いことですね。
ベストセラーで良いことは少ないけれども、お蔭で家のローンを一括返済できたという。さすがベストセラーです。

私は「国家の品格」に書かれていることの殆どに同感でき賛成である。書きにくいことをよくぞ書いてくれた、という感じである。でも、この著書が社会現象にまで進展したとしても、日本国の品格は一向に改善されない・・・・どころか慾の塊のような現象が次々に現れて、たぶん日本の建国以来品格については最悪の期間を過ごしつつある、というのが正直なところだ。堕ちるところまで堕ちろ、と思うしかない。