中流危機 (講談社現代新書) NHKスペシャル取材班。
発売日 2023年08月23日 1,012円(本体920円)
発売日 2023年08月23日 1,012円(本体920円)
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かつて「一億総中流社会」と言われた日本です。
2022年7月に内閣府が発表したデータでは、
1994年に日本の所得中間層の505万円だった中央値が
2019年には374万円と、この25年間で実に約130万円も減少しました。
もはや日本はかつてのような「豊かな国」ではなく
先進国で最下位の貧しい国になってしまいました。
なぜ日本の中流階層は急激に貧しくなってしまったのでしょうか?
答えは分かり切っています。
答えは分かり切っています。
「小泉改革」が創り出した「すべり台社会」です。
若者が口にする「すべり台社会」とは、
将来は「自殺」「餓死」「ホームレス」「刑務所」の
四つの選択しかない社会のことです。
そうです。富裕層に富を集める為に行った「小泉改革」が
創り出した「すべり台社会」です。
小泉純一郎が採用した「竹中平蔵」が、労働法を破壊し、
夢も希望も持てない低賃金の使い捨て労働者だらけにし、
富裕層に富を集めたのです。
低賃金の使い捨て労働者の増加は、正社員の賃金抑制に繋がりました。
「小泉改革」以降、物価も賃金も上がらない経済停滞国になったのです。
「一億総中流社会」に戻すには、
「小泉改革」が行ったデタラメな規制緩和を、
「小泉改革」以前に戻すことです。
まず、「一律20%の金融所得課税」を、総合課税に戻し、
「小泉改革」が破壊した累進税率課税を復活させることです。
破壊された「労働法」を復活させ、富の一極集中政策を止めることです。
「すべり台社会」からの脱出です!!
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「小泉改革」以降、
結婚も子育ても出来ない「人口減少国家」に落ち込みました。
滅亡国家へまっしぐらです!!