お米と一緒にぽーぽーが来た。
箱を開けた瞬間に、新聞紙に包まれている物の匂いがした。あ!これは・・ぽーぽーだな?と思って新聞紙を開いてみたら、やっぱりぽーぽーだった。
そのまま冷凍保存して、凍ったままのぽーぽーに縦に4か所ほど切り込みを入れ割って食べる。美味し!!
小野君いつもありがとうございます
ここから小野自然農園通信です。
もうすぐ稲刈りの時期なので、山小屋に保管しているコンバイン(稲を刈り取る機械)のエンジンがかかるか点検に行きました。
1年ぶりなのでバッテリーが上がっていれば充電しなければいけませんが、一発でエンジンがかかりました。
よっしゃーと、山小屋の扉を閉めたらブーーーンと音がして私の頭に蜂が来た。
慌てて走りながら手で頭についた蜂を振るい落としたのだが、追ってきたのはこの1匹だけだった。
山小屋の扉の上にはスズメバチのラグビーボール型の巣があり、蜂が群れている。すぐに家に帰ると頭に白いタオルを巻き、蜂用の殺虫剤を持って反撃に出かけた。
蜂の天敵は熊で、黒い頭部をねらう習性があるので白いタオルを頭に巻いたのだ。
最近の蜂専用のスプレー殺虫剤は離れたところからでもシュッと遠くまで届くようになっているので、巣から3mほど離れた場所から群れている蜂にスプレー攻撃する。
外に出ている蜂は苦しく飛び立っていく。巣の小さな穴からは続々と蜂たちが出てくるが、そのつどスプレー攻撃でやっつける。
そのうち蜂が出てこなくなったので、ラグビーボール大の巣を棒で叩き落すと地面に落ちて割れた巣から元気な蜂が飛び出す。
5分ほど待つとその蜂たちもいなくなったので蜂の巣を家に持ち帰りました。
長野県は蜂の食文化があり、蜂の子ご飯をごちそうになったことがあったので、早速作業にとりかかる。
蜂の幼虫をつまんで取り出す。中にはさなぎ状の成虫に近い幼虫もいる。
フライパンで軽く炒って料理酒と醤油で蒸し煮にし、白米にぶっかけて混ぜると蜂の子ご飯の出来上がり。
香ばしくおいしいスズメバチご飯をいただきました。
通信はここまで
次回「我、熊と戦わば」に続く・・・
スズメバチは私も食べたことがあって、炒ったやつだったのか、おそるおそる口の中にいれ、「嫌~!」と思いながら噛んだら
あら?香ばしくて意外とおいしかったのを覚えている。
山登りが趣味の居酒屋のマスターに「美味しいから食べてごらん」と言われ、無理やり食べさせられたのだけど
食べてみたら大丈夫だった。
しかし・・・
もう食べなくても良いなと思う部類だな