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小野自然農園通信 1月号

2012-01-26 20:56:22 | 小野自然農園通信

一昨日お米が届いた。

おまけに餅が入っていた。黄色い方はキビが入ってるのかな?以前も頂いた事があったように思う。

さっそく焼いて食べてみた。おいしい~くて、うれしい~

 

ここから今月の通信です。

 福島県二本松市の新築マンションで屋外より高い放射線量が計測された。

その原因が、採石場の汚染石による基礎コンクリートが原因で、その砕石が広く道路や水路、

新築の家などに使われたことがわかり問題になっている。

政府は想定外と言っているが、去年の汚染された稲わらが県外に売られ汚染牛が発生したのと

同じ言い訳をしている。

東日本大震災により、日本海側はほとんど被害が無いのに、太平洋側は津波と原発事故で

大きな被害を受けました。

千葉県のゴミ焼却灰が秋田県に持ち込まれ放射線が検出されたため、国の埋め立て可能な

基準以下の焼却灰も、今年1月にようやく千葉県に返却された。

太平洋側の地域ではがれきの処理に困っており、秋田県では隣の岩手県から要請を受けた。

秋田県知事は、放射能の影響があまりない岩手県北部のがれきを、放射線検査して秋田に運び

処理して、隣の岩手県を助けようとしているのだが、がれき処理を受け入れ表明した市町村はまだない。

やはり、埋め立て可能な国の基準以下の焼却灰だとしても、農業に占める人口率が高いため

農産物の風評被害を心配して反対する意見も多く話がまとまらない。

国有の山林はたくさんあるのだから、国有地の山林を伐採して住宅用建材に提供し、焼却灰はその

国有地に、その県で安全に保管するように政府はできないものだろうか。

そうすることで、余計な風評被害の拡大を防ぐことができるだろう。

 去年の3月12日には福島原発1号機の水素爆発、14日には3号機の水素爆発が起き、15日は

東電が作業員撤退意向を経産省を通じて管首相に連絡してきて、管首相はそれでは日本が

つぶれてしまうと強く反対したため踏みとどまったそうだ。

 原子力委員会の近藤委員長が去年3月25日付で作成した「福島原子力発電所の不測事態シナリオの

素描」によると、1号機で水素爆発が発生し、格納容器破損で放射線量上昇し作業員全員撤退した場合

放水できなくなり最初の爆発から反応停止まで354日かかり大量の放射線が放出される。

チェルノブイリ事故の基準を当てはめると半径170キロメートルが強制移住地域になり、希望者の移転を

認める区域は東京都を含む半径250キロメートルになる。

 この最悪のシナリオを管首相は封印していて、今年1月21日になりようやくこの文章が存在することが

知られた。まずは、最悪のシナリオ通りにならなくて良かったが、放射能問題はまだまだ続くだろう。

今後想定外との言い訳が無いよう、風評被害が広がらないよう、政府、官僚は頑張ってもらいたい。

 秋田県では、自然エネルギーの風力発電を増やす計画を進めている。

 

 

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