はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

歳を取った時のことも考える

2016-02-21 17:55:54 | 日記
住宅を買うときは、体が元気であることを前提に選びがちです。

しかし、70歳を過ぎて体力が衰えてくると、若いときには何でもなかったものが牙をむくことも。

バリアフリー基準で、床の高低差は5mm以下と定められています。

しかし一般的な日本の住宅には、敷居や和室との境目など数cm単位の段差がいたるところにあります。

この程度なら平気と考えるのは間違いです。

高齢者は身体機能の低下にともなってすり足で歩くようになるので、わずかな段差でもひっかかりやすいのですね。

高齢者は転倒しただけでも骨折等の重傷になる場合があるので要注意です。

室内でもっとも大きい段差といえば階段です。

建築基準法で蹴上げ(段の高さ)は23cm以下とされていますが、昇りやすいのは11~16cm。

それ以上だと階段の昇り降りがつらくなります。

蹴上げの高さだけではなく、形状によってもリスクは異なります。

一直線の階段は転倒時に下まで落ちてしまいますが、踊り場で折り返す階段なら途中で止まるため、けがを最小限におさえられます。

ただ、折り返す階段でも、平らな踊り場がなく、らせん状に段が続く形状だと、かえって危険。内側の踏面(階段の平面)が短く、足を踏み外しやすいのです。

実は、はちの家は一直線階段で昔娘がまっしぐらに転がり落ちたことがあります幸い大きなけがはありませんでした。

続いての問題は廊下です。

日本の住宅は、柱と柱の間が90cmで建てられるケースが多いです。

内のりがあるので、廊下の幅員は78cm前後。この幅だと、車椅子生活になったときに動きづらいですね。

車椅子の幅は介助用で約55cm、自走式の標準型で約63cmです。

自走式は腕が車椅子の両脇に出るので、廊下の幅員が狭いと腕をぶつけるおそれがあります。

かろうじて直進は可能でも、曲がるのは困難。廊下の側面に部屋の出入り口がある間取りだと、車椅子で出入りできない可能性もあります

暑すぎて寒すぎ「昭和の家」のリスクとは

和式の生活は立ったり座ったりの動作が多く、負担になります。

寝室が和室だと布団の上げ下ろしが必要だし、トイレも洋式より和式のほうが足腰に負担がかかります。

食事も、ちゃぶ台やこたつよりテーブルのほうが楽でしょう。

熱材の取り付け方法が改善され、断熱性能が高い窓やサッシが普及したのは、いまから10~15年前。

それ以前、とりわけ昭和に建てられた家は、夏は暑すぎ、冬は寒すぎてしまいます。

断熱性が悪いと、夏は熱中症のリスクが高まります。

一方、冬は寒すぎるので、暖房をつけた部屋と、暖房が入っていない廊下やトイレなどとの気温差が激しく、ヒートショックで脳卒中や心筋梗塞を引き起こすおそれがあります。

日本の住宅は必ずしも高齢者が暮らしやすいようにつくられていません。

これから住宅を購入する現役世代は、これらの点をよく考慮したうえで判断すべきでしょう。

今日中古住宅を案内して大きくて立派なお宅でしたが、見れば見るほど思うところがありこの記事を書きました。

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怖い話

2016-02-21 12:29:15 | 日記
一年生になったら♪一年生になったら♬

友達100人できるかな🎶

みなさんもよくご存じの歌だと思います。

でも、この歌にはつじつまが合わない部分があるのですよ…

100人で食べたいな♪富士山の上でおにぎりを♪

んっ!?自分と友達100人で計101人では(・ω・)!?

一人どこかに消えました。

天邪鬼なはちでした(。・ω・。)
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少子化

2016-02-21 08:39:45 | 日記
みなさんこんにちは。

ここで見学会の案内です。

来週の土日2/27~28に南箕輪村にて完成見学会を行います。

とてもかわいいおうちとなりました。

ぜひ遊びにいらしてください。

さて、昨日NHKの特番を観ました。

少子化をクローズアップした番組です。

私が80歳になる頃日本の人口は8000万人になると言われております。

もちろん老人世代が一番厚く層を占めます。

現状のままでは当然社会福祉は持たないでしょう。

国は経済成長戦略を掲げ、税収を増やし社会保障に充てるとながらく言ってきました。

しかし、少子高齢人口減少成熟社会において経済規模の成長というのは無理難題です。

それこそ所得倍増インフレわっしょいにでもならない限り縮小していくのは目に見えています。

みなさんは今欲しいものはありますか?

私はないです(。・ε・。)

食費と必要最低限の出費しかしていません。

どんどん新商品を買い古くなったものは廃棄するという生活はもう多くの方はされないと思います。

当然住宅もそうなるでしょう。

たぶん今が曲がり角です。

国や自治体の政策もそうですが、みなさんのお勤めの企業も、個人の家庭も来るべき全く現在と異なる価値観の時代にいち早く対応していく必要があると考えております。

若い方はなかなか声高らかに希望や夢を言いません。

もっと自分たちが暮らしやすい世になるよう声を上げてみましょう。
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