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世界のはずれから勝手に叫んでみる男の日記・var2

このページは大量の誤字脱字の提供でお送りしています。orz

本日の問題 11月30日分

2014年11月30日 | 本日の問題 SP

 問題。次の問題に答えなさい。再び経済関係の基礎問題。

 (1) 中央銀行とはどういう銀行ですか。簡単に説明をし、日本における中央銀行の名前を答えなさい

 (2) 第2次石油危機の発端となった革命が起こった国の名前を答えなさい

 (3) ペイオフというのはどういうことなのかを説明しなさい。(ただし一般的な意味合いで)

 (4) 日本におけるバブル景気の引き金とされた、為替に関する合意の名前を答えなさい。またその合意があったホテルのある都市の名前を答えなさい。

 (5) 日本で1996年から2001年までの間に行われた金融改革の名前を答えなさい。

 (6) 高度経済成長の時に言われた三種の神器とその後に出てきた3Cとはどういう製品を指すのかを答えなさい。

 若干カルテックな問題は(4)のホテルのある都市名ぐらい。ヒントを出すとすれば世界経済の中心地の一つ。

 今回選択問題がないのは選択肢を作っている余裕がなかったからです。ハイorz (1)は国の銀行の中心的な存在のこと(2)はおそらくこれがいまでも別問題で尾を引いている一つの原因。(3)は昔はよく言われていたのでテレビや新聞を見ていた人なら理解できているかも。ただし金額を書くのは違う。(4)からバブルまでの流れは覚えておいた方がいい。ある意味見込み違いと失政が招いたツケのようなもの。(5)はバブル後のこと。これでそれまでの金融システムが大きく変わった(6)は現代史の問題。小泉は現代版3種の神器として食器洗い機・カメラ付き形態・薄型テレビをあげた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 答え。(1) その地域の金融政策の中心を担っている銀行日本銀 (2) イラン (3) 破綻した金融機関に預けている預金が全額保護から定額の保護に移行すること (金融機関は多数の意味合いがあるので、銀行と書いた場合は△にします。) (4) プラザ合意ニューヨーク (5) 金融ビックバン (6) 三種の神器 白黒テレビ・冷蔵庫・洗濯機(白黒テレビの代わりに炊飯器掃除機でも可) 3C 車・クーラー・カラーテレビ

 (1) 中央銀行の役割は銀行の銀行ともいわれているので、金融の中心になっている。ただ日本銀行の場合はそれまで政治に支配されたいたために、それから開放されたいまでも迷走状態になっていたり、一部では元に戻せという声があったりする。(2)にはいくつかの意味も同時に備わっているためにいまでも米を中心とする西側諸国との対立が浮き出てくる。イラン・イラク戦争の原因にもなっているほど。ただし革命が起きた原因はほかならぬ冷戦だったりする。(3)は知っておくべき問題。今のところ上限は1000万円。知らないとペイオフが起きた時に泣き寝入るする可能性も。(4)はここからドル安・円高による不況に備えて公定歩合引き下げ→円高メリットのほうが大きくて不況にはいらない→大量の金余り発生→土地と下部の投資に金が集中しバブル景気に→土地価格の急上昇に地上げが社会問題に→公定歩合の引き上げと不動産貸付制限でバブル終了→今度は不良債権と貸し剥がしが社会問題に→失われた10年(20年)に突入というのが流れ。(5)はまだバブルの爪あとの状態から回復させるためにそれまでの「護送船団方式」をやめて、ダメな銀行はで弱いところは潰す、大手は受け皿の銀行を探すまでは政府が持つという形で制定された金融再生法などが制定されることに。うちの近くにあった銀行もこのせいで潰されました。今のその銀行は老人介護施設になっています。(3)の問題もこの流れの中のひとつ。(6)は高度経済成長の象徴的な問題。

 次回は経済関係から離れて、別な問題。


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本日の問題 11月29日分

2014年11月29日 | 本日の問題 SP

 とりあえず先に問題だけ公開。

 問題。次の問題に答えなさい。

 (1) a=その年のGDP(GNP) b=去年のGDP(GNP)としたとき、その年の経済成長率の求め方をa,bで表しなさい。

 (2) 次の経済史の中で間違っているものを答えなさい

  1. ニューディール政策による金融引締めで、政府の支出を出来る限り抑えようとした
  2. 文化大革命後に、ある村が生産請負を開始して成功した
  3. 石油危機によるスタグフレーションが起き、高度経済成長は終了した
  4. サブプライムローン問題の発生の後リーマン・ショックが発生した

 (3) 上の問題から。スタグフレーションについて、簡単に説明しなさい

 (4) 上の問題から。サブライムローンについて簡単に説明しなさい

 (5) 次の図は、価格と供給のバランスを示したものです。(1)(2)に入る言葉を答えなさい。ただし中心点から離れるほど数字が大きくなるとし、表中のD=需要・S=供給とします (写真が暗い+ブレあり申し訳ありません。y軸にあたるところが(1)でx軸にあたるところが(2)です。これが何を表しているのかというのが問題です)

 (6) (5)の図において赤線と緑線が交わっているときの状態をなんというか答えなさい

 用語解説 GDP=国内総生産 GNP=国民総生産。今では後者は使われない。これはGNPにそこそこの欠陥があるため。ニューディール政策=フランクリン・ルーズベルトたちが行った世界恐慌に対しての政策。文化大革命=毛沢東らが行った中国の社会主義改革運動。石油危機=第4次中東戦争による石油値上げによる経済危機。リーマン・ショック=投資銀行の破綻から起こった世界的金融危機

  今回の問題は消費税値上げに関して大きくクローズアップされてきた経済からの問題です。公民分野でもでは確実にやらなくてはいけないことなので、用語説明という問題も入れてみました。何回か経済問題が続くので、今回はさわりという形で6問だけ。(1)は基本的な問題。(2)はどれもがひっかかかる問題だけど、一箇所だけ明らかに違う文面が入っている(3)はこの状態になると経済ヤバイの状態に。(4)金融的問題の根本の一つ。(5)は普通は曲線で出てくる問題が普通なんだけど、直線であることも珍しくはない。重要が高いのに供給が低い。供給が高いのに受給が低いという点を見ればいい。(6)はこの状態をいろいろな言葉で色々言うけれど、一言で言えばいいだけのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 答え。(1) b分のa-b (2)  (3) 不況とインフレが同時に発生している状態 (4) 信用度の低い人向けのローン (5) (1)=価格 (2)=数量 (6) 均衡 (均衡点・均衡価格・均衡取引量だと△にします)

 今回はテレビで報道されているものがどういうものなのかというのとそうなった原因の一端というのを問題にしてみました。1番は経済成長率についての問題。2番めは簡単な経済史の問題。一件すると天安門事件がらみで2に思えるのだが、ニューディール政策は金融引締めではなく政府の支出を大量にすることによって雇用などを創出するという方法でいわゆる大きな政府論の先駆けみたいなもので、これが今の政府形態の主流の一つになっている。3番は説明問題。高度経済成長をストップしたわけなのだから、その辺りを考えるとある程度は出てくるはず。インフレとデフレの関係も覚えておいたほうがいいと思う。4番目も説明問題。おそらくどっかの試験で出てくるかもしれない大きな経済危機だっただけに、そのきっかけになった問題ぐらいは覚えておいた方がいい。5番目はよく出てくる問題の逆アレンジ。曲線にしなかったのは曲線を引くととんでもない方向に行ってしまうだけのことです。orz…… 供給が高いのに需要が低い言うい事はその商品の数量が多いということ。逆にならば価格が高いということ。6番目の問題は急遽追加したもの。交わっているので均衡がとれている状態(均衡だけでもOKですが、このように書いてあったとしても◯とします)なので、均衡点とか均衡物価とか均衡数量とか書いていたらそれは少し違います。

 次回も経済関連の基本的な問題を幾つか。


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