nekoはひとりで旅に出る。。。

何故ひとりで?ひとりが好きなんですよねぇ。会社員生活の限られた時間の中での世界女一人旅です。

F1 メキシコGP

2021-11-09 | 日々のこと

先週末というのか今週初めというのか微妙ですが、F1メキシコGPでした。
時差の関係で決勝が月曜日の朝4時スタートなんですよ。

3時半に起きてテレビをつけ、コーヒーを入れました。
普段はカフェオレ派ですが、ここは濃いめのブラックで。
コーヒーを飲みながら決勝前のセレモニーを見ていましたがどうしてもうとうとしてしまいましたね。

サーキットのあるメキシコシティは標高が高く、なぜかはよくわかりませんが標高が高いサーキットはホンダ勢は得意です。
フリー走行は好調でしたが、予選ではフェルスタッペンは3番手、ペレスは4番手でした。
ポールポジションはメルセデスのボッタス、2番手はハミルトン。

そして決勝スタート。
ボッタスのスタートも悪くなかったのですが、ハミルトンが内側からフェルスタッペンが外側からボッタスを抜き去り、ターン1でフェルスタッペンが先頭に立ちました。
これで眠気は完全に吹き飛びました。



ボッタスは後ろの集団に飲み込まれ他車と接触して大きく順位を落としてしまいます。
フェルスタッペンは2番手を走るハミルトンとの差を徐々に広げていきました。
3番手がペレスなのでレッドブル2台対メルセデス1台という図。
これはレッドブル有利です。
ハミルトンはギャンブルをするとペレスにも抜かれてしまうためヘタに動けませんから。

ハミルトンはタイヤの劣化が大きく29週目にピットインします。
フェルスタッペンは33周目でピットイン。
ペレスはステイアウトを選択し40周まで最初のミディアムタイヤで走行しました。
同じチームで上位に2台いるとこうして戦略を分けることができるんです。

フェルスタッペンはハミルトンとの差をさらに広げ盤石の態勢を築きます。
パンクでもしない限り優勝はもらったと思いました。

そうなると見どころはハミルトン対ペレスです。
メキシコ人のペレスは母国GPとなります。
ほぼペレスファンで埋め尽くされた大観衆の声援を受けてひたひたとハミルトンに迫り、ピットストップ時点で9秒あった差を徐々に詰めます。

コースには周回遅れの車がいてひっかかり(もちろん譲ってくれるんですけどタイミングとかあって多少タイムをロスします)、差が2秒に開いたり1秒以内に縮めたりと目が離せない状況が続きました。
最終ラップで最後のアタックをかけますが一歩及ばすハミルトンが2位のままフィニッシュしました。
優勝はフェルスタッペン。
ハミルトンに16秒の差をつける圧勝でした。

ペレスは惜しかったですが、見ごたえのあるレースを見せてくれました。
ペレスはこの日のドライバーオブザデイに選ばれました。
そしてメキシコGPで表彰台に上がった初めてのメキシコ人ドライバーとなりました。
会場はまるで優勝したかのような盛り上がりでしたよ。

レッドブルが1位と3位で、メルセデスは2位と15位。
ドライバーズランキングはフェルスタッペンがハミルトンとの差を19ポイントに広げました。
コンストラクターズランキングはメルセデスのリードは変わりませんがその差はわずか1ポイントです。

次戦はブラジルGPです。
ここもレッドブルが得意なサーキットです。
また優勝してコンストラクターズでも逆転してほしいです。

ところでアルファタウリ勢ですが、今回角田裕毅はパワーユニット交換により決勝は最後尾スタートとなることが決まっていました。
予選ではいいタイムを出し、またチームメイトのガスリーを引っ張る(トゥやスリップストリームと言うんですが前を走る車の真後ろは空気抵抗が少なく速く走れます)など積極的にサポートもしていました。
その結果、ガスリーは予選5番手のタイムを出し、決勝でも安定した走りで見事4位に入りました。

実は予選でレッドブルの2人が1位2位になれなかったのは角田のせいだとレッドブルの代表が角田を批判しました。
角田は後ろからペレスが来ていたのでコースオフして進路を譲ったのですが、ペレスもコースオフしてしまい、それを見たフェルスタッペンはスピードを緩めてしまったんです。
それで2人とも最終アタックでタイムを更新できませんでした。
この角田の行動を「ツノダされた」と造語を使ってレッドブル代表が角田を非難しているんです。

しかし角田は「僕は進路を譲った。他にどうしろというんだ。」ときっぱり発言しました。
日本人はつい謝ってしまいがちですが、自分に非がない場合はちゃんと主張するのはいいと思います。

私も角田への批判はちょっと違うんじゃないかなと思います。
今回グリッド降格が決まっていた角田はチームメイトのガスリーのサポート役もしっかりこなしていたし、トルコGPではハミルトンを、アメリカGPではボッタスをブロックしてチャンピオン争いをしているフェルスタッペンをアシストしましたしね。

SNSでも外国人を含め多くの人が角田を擁護し、逆にレッドブル代表を非難しています。
そのせいなのか、優勝したからどうでもよくなったのか、発言はトーンダウンしましたけど。

後方スタートの角田は他車と接触してリタイアとなってしまい残念でしたが、週末を通していい走りをしていたので車のセットアップも合っているようです。
次戦に期待ですね。

それにしても今回も早起きはキツかった。
次戦ブラジルGPは2時スタートです。
いつ寝ればいいんでしょう…?


コメント
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