2018年2月14日(水)
旅行5日目。
早朝5時から外出しました。
同じゲストハウスに泊まっている日本人女子と
韓国人男子も一緒です。
日本人女子はインド7回目という超達人。
職業はフリーランスのフォトグラファーで、
インド各地の写真を撮って雑誌を作ったりしているそうです。
今回は2ヵ月間インドを回るとか。
韓国人男子はインド3回目というこれまた達人。
職業は聞き忘れました。
今回は1ヵ月間インドを回って他の国にも寄るようです。
インド初心者にしてバラナシでは
何の予定も立てていない私は
2人にくっついて行くことにしました。笑
昨日はマハーシヴァラートリーというお祭りでした。
ヒンドゥー教の修行僧サドゥーがたくさん集まると聞き、
日本人女子が写真を撮りたがっていたのですが、遭遇できず。
翌朝ガンガー(ガンジス河)のほとりに集まるという噂を聞き、
3人でリベンジしに行ってみました。
ガートにはまだ日も昇らない早朝からたくさんの人がいます。
信者たちが集まってお祈りの儀式をしていました。
こういうのもプージャというのかな?
毎朝行われているんでしょうね。
信者たちがガートに集まっています。
夜明けとともに一斉に川に入ります。
沐浴です。
沐浴とは水で体を清める宗教儀式です。
ガンガーはヒンドゥー教徒にとって聖なる河で
「母なるガンガー」と呼ばれています。
ここバラナシは聖地でインド各地から信者が沐浴をしにやってきます。
この光景をすごく見たかったんです。
これが私のインド旅最大の目的でもあります。
お経のようなものを唱える人、
お供え物の花やロウソクをガンガーに捧げる人、
そして川の水をすくい口に含む人、
沐浴の順序はさまざまですが、
最後にはみなさん頭まで川に潜っていました。
インドとはいえ2月の朝は結構寒いです。
でも沐浴は真冬でも行われます。
近くの人はそれこそ毎朝。
遠くから来ている人はガンガーの水をポリタンクに入れて持って帰っていました。
沐浴をしている人がいる横で洗濯している人もいたりします。
ガンガーは聖なる川であるとともに生活の一部でもあります。
ゴミもたくさん浮かんでいるし、汚水も流されています。
真っ黒で数センチの底も見えませんが、
それでも清い水なんですね。
なんとも神秘的で不思議な光景を見ることができました。
で、結局サドゥーの集団には出会えませんでした。
サドゥーは何人か見たのですが、観光客向けのニセモノが多かったです。
日本人女子が言うには、
ニセモノは写真を撮らせてチップをもらうため、
缶をぶらさげているとか。
本物のサドゥーはひたすら数珠のようなものの玉を数えていて
観光客なんて相手にしないようです。
チャイ。ミルクティーかな。
チャイとミルクティーの違いがよくわかりません。
路上のあちこちにチャイ売りがいます。
チャイ 20Rs.(約35円)