また、迷惑をかけてしまった。
お母さんに、兄弟に、家族に、友人に。
救急車なんかが家に入ってきたら、村の噂になる。
寝たきりになってしまったら、お母さんは介護で働けなくなる。入院費だって沢山かかる。
兄弟だって、仕事がある。
僕は何も考えれなかったのか。
先のことも、周りのことも。
明日、広島に出発予定だった。
障がいをもってても親元を離れて自立したい。
いつまでもお母さんに頼ってては駄目だ。
そんな考えがあったはずなのに。
ベットに寝たきりになって分かる。
自分の手足で着替えれる有り難さ。
自分の足で、トイレ、お風呂に入れる有り難さ。
10年前に一度経験した、はずだろう。
行動を起こしてしまう、二日前に、広島に行くまでに、薬と注射を卒業する、卒業できるという、安易な考えと自信があった。
セカンドオピニオンの先生に言われた。
コンサータは覚醒剤やからねぇ。
覚醒剤を絶って投身をする人の話を耳する事がある。
コンサータを絶って24時間が過ぎようとしていた。
身体に倦怠感が襲う。
極度の鬱状態に陥る。
気がついたら、
地べたの上だった。
依存症、だったんだろう。
それが、すべてじゃないけど、なんとなくそんな気がする。
沢山の人を振り回してしまった。
今はコンサータを辞めて三日がたつ。
落ち着いている。
夜中は、歯痒さと、側にいる親への申し訳なさから、涙と、鬱になる。
プラスに考えて、広島に行く前に自分を見つめれてよかったと思うしかない、と、思ってる。
一人一人の温かさと、薬を自己調整する怖さ、もう、わかったはず。
二度と繰り返さない。
そして、僕は、三度投身をしたこの家を、親を離れた方がいい、そんな話をした。
親に頼っている自分、色んな物や言葉が頭に入る自分、
唯、人の温もり、それだけは、忘れない。
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