My Life with 統失

僕の統合失調症と向き合う日々の葛藤や、苦悩、嬉しいこと、楽しいことなど、赤裸々に綴っていきます(^^)(^^)

一度目の高校一回生 その3ー残酷な春ー

2018-01-15 16:17:37 | 日記
お久しぶりです。 ヒデです。

寒波の強くなってきている、身も心も凍り付くような1月。

過去を再びさかのぼる自分がいました。


最近、毎日を過ごしていてよく思うことがあります。


・悩みに、大きいも小さいも、誰が一番とかそんなこと関係ない。
 その人自身にしか理解できない感情がある。

・相手と本当に分かり合おうと思ったら、我ばかり出さずに、相手の立場になって
 気持ちになって話さないと、本当にいい関係は築けない。


聖書の『聖』という漢字。

真の王はまず 口 を出す前に 耳 を傾けます。

まず、耳を傾け、相づちをうまく打ち、同調する大切さ、

日々感じています。



さて、久しぶりに過去にさかのぼり、高校一回生。16歳。

駅伝シーズンも終わり、雪が溶けるころ。


親戚の最愛のおじいちゃんとの別れが待っていました。

「すい臓がん」

おじいちゃんは、工場の社長で、男気があり、誰よりも僕を可愛がってくれていました。

日に日に衰弱していくおじいちゃん。


「いちごも喉を通らないの??」


病院ではなく、愛する家で最後を迎えたい。

8畳の一室に大きなベッド、長い管の点滴。


「金庫の暗唱番号が思い出せない。」


眠るような最後でした。


この頃からです。


「人間なんていつしぬのか分からない。 生 と し って本当に隣り合わせなんだな。

俺もこんな訳の分からない感情をもっているようでは、いつ終わりが来るんだろ。」


そんなことをよく思うようになりました。



妄想の症状は急ピッチでこの時を境に悪化していきました。