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学館229

229に集った若者たちの今を追う

映画化   M裏

2020年03月29日 13時07分07秒 | Weblog

  新型コロナウイルスはどうにも長期戦になりそうです。こんな時はミステリーを読みましょうか。少し前にジェフリー・ディーヴァーの「ウオッチメーカー」をたまたま読んで面白かったのでこのシリーズを最初から読んでみようと思い「ボーンコレクター」から三冊目の「エンプティチェア」まで読んだところです。ジェットコースターミステリーと言われているらしいけどかなり楽しませてもらっています。もう10冊近くシリーズが続くのですべて読んでみようと思っています。
「ボーンコレクター」はかなり前に映画を見ています。内容は忘れていましたがデンゼルワシントンとアンジェリーナジョリーが出ていて結構面白かったという記憶がありました。本を読んでもアンジーは髪の色が違うぐらいでこの女性刑事にぴったりだなと思いながら読んでました。デンゼルワシントンは大好きな俳優ですがイメージの違うこの役を割り振った製作スタッフは優れていると思った。
2作目、3作目を読んでいて映像化するならこっちの方が面白くできそうだと感じましたが、映画になったのはシリーズ一作目だけです。普通ならヒットした映画の続編の原作があるのならハリウッドなら大金を払ってでも映画にするだろう。ジェフリー・ディーヴァーがよっぽど映画の出来が気に入らなかったのかもしれない。
「エンプティチェア」に一か所書いてありました。美人女性刑事アメリア・サックスはジュリア・ロバーツに似ていると。ウイキペディアで調べてみました。エンプティチェアの出版は映画ボーンコレクター公開の一年後です。この作家はストーリーから見ても相当なひねくれものに違いない。


新型コロナウィルスについて2     K藤

2020年03月26日 08時47分53秒 | Weblog

前回投稿してから事態は悪い方に推移して、もう世界中のどこも日本のクルーズ船のことには言及しなくなった。ロンドンの市長選で東京の代わりにロンドンでオリンピックをやってあげてもいいなどとほざいた候補者が謝罪したという報道は聞いていない。もう、それどころではないのだろう。全人類が多かれ少なかれこの禍の当事者になっている。私の店も売上ゼロ、テナントは家賃が払えないと訴えてきた。日本で感染者が出ていないのは山形・岩手・鳥取・島根・鹿児島だけになった。山形がんばれ! ところで俯瞰してみると出ている地域との差がありすぎる。免疫学的な統計での有意差があるのだろうか。専門家はとっくに気づいているが大人の事情で公表していないような気がする。スワロ君のいうように居酒屋談義レベルの意見がマスメディアに溢れ、ネットでは政治的背景があるとしか思えない極論が飛び交っている。ここは冷静に考えてみたい。そもそもウィルスがなんであるかが分かっていない。ウィルスは生物か否か。青山学院大学理工学部教授福岡伸一のベストセラー「生物と無生物の間」では、ああだこうだと言って結局答えは出していない。生物と無生物の両方の性格をもち、どちらか言えないというのが学会での定説だと思っていたら23日の読売新聞で科学史家で東大名誉教授の村上陽一郎という先生が「ウィルスは生き物でない」と言い切っている。私が思うに生物と無生物を厳密に分けることはできないのだ。男と女だって厳密に分けることはできない。数パーセントはグレーゾーンらしい。世界は宇宙はそうなのだ。まして新型コロナウィルスというぐらいだからわからないことだらけだろう。一度感染したら免疫ができるのかもわかっていない。わからないということは、どんなことを言っても間違いとは言えないということだ。意見が百出しているのも、このせいだと思う。難しいことは専門家にまかせて腰を据えて「メインテーマは殺人」を読むとしようか。


「メインテーマは殺人」 これは読むしかないですね スワロ

2020年03月22日 19時18分27秒 | Weblog

 世の中は新型コロナ騒ぎ一色になっています。こんな先が見えない状況になるとは考えてもいませんでしたね。世の中が不透明になるとデマがはびこりファシズムが出てきたりします。これから世界がどうなるのかじっくり見ていきたいと思います。

 アンソニー・ホロヴィッツの「カササギ殺人事件」に続く第2作「メインテーマは殺人」を読みました。

面白いです!

 こんなに読者を楽しませてくれる作家はあまりいない。前作も構成の面白さで読ませましたが、この「メインテーマは殺人」も今までに無い作り方で読者を引きつける。

 意外な展開が続き、最後の謎解きでそうだったのかと納得し、もう終わりと思わせるところでまたまたびっくりする仕掛けがある。

 K藤君、ミステリー好きは読むしか無い本ですよ。感想を楽しみにしています。もう読んでいたら失礼!

 コロナが落ち着いたらまたみんなで春の散歩をしたいですね!


Fukushima50 スワロ

2020年03月10日 22時07分47秒 | Weblog

 新型コロナで外出を控えていましたが、明日は東日本大震災9年目で、これだけは見たいと思って「Fukushima50」(フクシマフィフティ)を見ました。

 郊外のショッピングモールにあるイオンシネマの席は、一人おきに座るように設定されていましたが、そんな必要は無くガラガラでした。

 若松節朗という監督の作品は初めて見たが、リアルな映画をトコトン目指すという狙いは感じられる。とくに原発内部のシーンは本物のような迫力がある。また地震と津波で大損害を受けた原発周辺で、必死に水や電気の復旧作業をしている防護服の作業員が、繰り返される余震で逃げ惑うさまはドキュメンタリー映像かと思うほどだ。

 吉田所長の渡辺謙、現場責任者の佐藤浩市の二人は、単に役者としてというより人として鬼気迫る演技を見せている。その他の脇役も粒が揃っている。

 しかし2点だけ疑問がある。一つはラストの見せ所である。1号機と3号機の原子炉が爆発し、残った2号機も爆発したらもう原発全体の崩壊を防ぐことができない。福島の原発10基が本格的に放射能を放出すると、チェルノブイリの10倍の規模になり、日本の東半分は人が住めなくなる。

 しかしヘリによる空からの放水や、海水注入など全ての手段を尽くし、もう打つ手は無いと言う絶体絶命の状況で、現場も若い社員を避難させるなど諦めかけている。

 刻一刻爆発が迫っている超緊張のシーンが続く。ところが爆発は起こらず、逆に原子炉内の圧力が下がり始める。

 奇跡的に2号機は爆発を免れ、福島も日本も助かる。現場の全員が喜び抱き合うという感激のシーンなのですが、何故爆発が起きなかったのか、その理由は分からない。という終わり方なのだ。

 これが真実なのかもしれないが、映画を見る僕はがっかりした。この大危機を名も無い現場の男が、捨身の英雄的な行為で救う、という劇的なラストを予想していたが、残念だった。

 ハリウッド映画ならハリソンフォードやシュワちゃんが奇跡的に爆発を抑え、世界を救うというラストになったと思う。

 二点目の疑問は、やたらと喚いて現場に迷惑を掛けてばかりいる総理大臣だ。このときの総理は管さんだったと思うが、真実は分からないけど余りにもひどい描き方だ。

 アメリカ映画でも大統領が出てくるときは、ある程度敬意をもって描くように思う。このときは周りからは無能で無茶な総理に見えたかもしれないが、官邸と東電の本社でどのような事情があったかは全く説明が無いので、何故こんなに騒ぐのか全く理解できなかった。

 とわ言え、充分面白いし見るに堪える映画です。今年の日本映画では一番だと思う。


新型コロナと僕らの社会  スワロ

2020年03月06日 09時10分23秒 | Weblog

 

みんなのコメントを同意しながら読ませていただきました。僕のまわりも同じような自粛、延期、中止の連鎖で、今日も予定の会合とイベントが全部中止で、お家にいます。

コロナの騒ぎを見ていると、岩盤のように固いと思われていた僕らの社会というものが、いかに脆いものか、また非常時になると人は簡単にデマに惑わされるものだ、ということが実にわかりやすくでてきます。

TVや新聞そしてネットは、人々の不安や心配を餌に肥え太る怪物に見えます。

いつかまた冷静さを取り戻す時が来ると思いますが、当分はこの状況が続くのでしょうね。

今年の花見は難しそうですね。


新型コロナウイルスの対応について

2020年03月02日 22時03分39秒 | Weblog

  日本人はいつからこんなに情けない国民になったのだろうかと思ってしまう。
当市でもテッシュペーパー、トイレットペーパーは買えない。安倍首相の学校休業要請翌日にはどこも売り切れたらしい。マスク品切れならわかるけど、ちょっと考えれば品薄になる理由がどこにもないことは解る。一方、それまで危機意識感じていなかった行政がイベントや集会の自粛を言い出してきた。知り合いの店が予定していた小規模な展示会が中止せざるを得なくなり、私も少しかかわっている30団体ほどが参加する踊り祭りも3月29日開催なのに断念した。県内には一人の感染者がいないにもかかわらずですよ。何のための、誰のための集会やイベントなのかを考えていない。地方都市の経済、文化や伝統ということを考えていない。
安倍首相のやり方は「自分がよければいい」と思っているように感じる。多くの人がそれでいいと思うようになってきているのか、寂しいことだ。