先日、小沢明氏のまちづくりがテーマの講演を聞きに行って来た。
小沢氏はかなり有名な建築家で大学の学長も務めたこともあり、当市のまちづくりにアドバイザー的な立場でかかわったこともあるようです。かなり高齢なこともあり、80歳は超えている、わかりにくい内容のところもあったのですが代官山のヒルサイドテラスの話は興味を引きました。設計者は世界的に有名な槙文彦氏ですが最初の設計、建築当時に槙事務所に在籍していてコンセプト創りからかかわったそうです。ちょうど第一期の完成が私が大学に入ったときなんですね。その後30年かけてベルギー大使館までの一角とその向かい側までのヒルサイドテラスを完成させたわけですが、このまちづくりの理念、手法を当市にも使いたかった、まだ使えるのではないかという話だった。
あの頃、同潤会アパートがあって、階段を上って改札口を抜け、少し歩いたところにあった建物は今の全体の一部ということですか。シャレてましたね。サンドイッチ屋には何度も行った。同潤会アパートのレトロな食堂は一度入った。
ヒルサイドテラスの取り組みがその後の代官山の町のイメージを決めたのだろう。何年か前にツタヤでみんなと集まったとき、駅を降りたところから方向感覚がなく何とかツタヤにたどり着いた感じで、代官山の「まち」を楽しめなかったのは残念だった。また行ってみたいと思っている。