上海蟹をめぐっては悲しい思い出があります。
かなり前のことです。地元でちょっと有名になった中華料理店の店先に「上海蟹入荷しました」の張り紙を見つけました。数日してから両親を招待してその店に上海蟹を食べに行きました。テーブルに着くとさっそく上海蟹の姿蒸しを注文しました。ところが店主いわく「あいにく上海蟹はすべて終わってしまいました」とのこと。そのとき初めて輸入される上海蟹の数には限りがあることを知りました。その日は泣く泣く普通の中華メニューを食べて帰りました。
中華街にしてもすべての店が上海蟹を食べさせるのか分りません。また「上海蟹コース」というセットメニューを注文しないと食べられないという抱き合わせ商法も多いようです。11月はちょうど中華街上海蟹フェアの真っ最中、しかも我々の散歩は3連休中で混み合う時期。上海蟹を単品で提供する店に照準を合わせ、姿蒸しを食したい旨つたえて早めに予約する必要がありそうです。
ところで現時点での11月23日散歩メンバーは、K猫、スワロ、K藤、らんパパ、上方小僧の5名で把握してます。「おれは蟹は嫌いだ」とか「蟹・海老アレルギーで」という人はブログで申告してください。予約は5名でしておきます。
食べられなかった負け惜しみではないですが、上海蟹はカニみそを楽しむもので肉はたいしたことないようです。ワインのボジョレ・ヌーボーのように日本人が騒ぎ出したのはバブルのころだったのでしょうか。食せずして反省会の反省話のネタにならなければいいのですが。また悲しくなっちゃう。
ちなみに1杯の価格ですが、今年はオスの蟹で3,000円~3,500円くらいのようです。コースでは8,000円~1万円くらいですね。