一口馬主のつれづれ日記

一口馬主の悲喜こもごもを語ります。
ほかにも小説の感想や旅先で感じたことなど、
気の向くままに・・・

牝高牡低

2010年03月25日 | 競馬
先日の阪神大賞典。
芝3000mのGⅡにも関わらず、1番人気に支持されたのは牝馬のメイショウベルーガ。
惜しくも3着に敗れはしましたが、勝ったトウカイトリックとはタイム差なしの大接戦を演じました。

さらにはその1つ前のレース、六甲ステークス(オープン・芝1600m)にはプロヴィナージュとブロードストリートの2頭の牝馬が出走。
結果はプロヴィナージュが3着、ブロードストリートが8着と牡馬の壁にはじき返されたものになってしまいましたが、前週に牝馬限定重賞の中山牝馬Sがあったにも関わらず、あえて牡牝混合戦に出走してきたことは評価されるべきだと思います。

ちなみに中山牝馬Sの1つ前のレース、東風ステークス(オープン・芝1600m)にはデリキットピースが出走(5着)。
さらにはその前日の中京記念(GⅢ・芝2000m)にはリトルアマポーラが出走(5着)。

実績のある牝馬が牝馬限定のハンデ戦に出走すると他馬と比べて相対的に重い斤量を背負う不利はあるものの、それにしてもこれほどまでに牝馬が相次いで混合戦のオープンのレースに出走することは数年前では考えられなかったと思います。

現役馬ではブエナビスタとレッドディザイアの2頭は、牝馬の枠にとらわれずにウオッカやダイワスカーレットのような路線を歩み、しかも彼女たちと比肩しうる結果を残してくれることが期待されますが、その次のグループの馬たちも上記のように牡馬混合戦に果敢に挑戦し、しかもそれなりに好走しているのを見ると、やはり今の競馬界は一部の突出した馬だけではなく、全体的に牝馬のレベルが高い(あるいは牡馬のレベルが低い)ような気がします。

ただ、今年の3歳馬を見ていると、牝馬よりもむしろ牡馬のほうが将来が楽しみな馬が多いような印象が。

ここ数年続いた「牝高牡低」の風向きは変わるか?

そういう意味でも今年の3歳牡馬には今後も注目していきたいと思います

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