侍ジャパン、世界一！

侍ジャパンがやってくれました

ＷＢＣ連覇

２年前の優勝も格別なものがありましたが、今回はまた特別な感慨があります。
これで前回の優勝がフロックではなかったことを証明できましたし、今回は野球大国アメリカや強豪キューバに完勝した上、宿敵・韓国にも勝ち越しての優勝
これで日本の野球が世界レベルであることは、もう間違いありませんし、世界中の多くの野球ファンがそのことを認識したのではないでしょうか

客観的に見ても、日本の戦いぶりは安定していたと思います。

野手は日替わりでヒーローになる選手が変わりましたが、それだけ選手層が厚かったということではないでしょうか。
大会の前半は村田、青木、稲葉、城島らがチームを引っ張り、後半は岩村、内川、片岡の活躍が目立つようになり、そして最後の最後はやはり、この人、イチローが勝負を決めました。
大会中、ずっと調子が上がらなかったイチローでしたが、さすがです。
ただ個人的には、野手の中では中島にＭＶＰを送りたい。
風邪をひいて出場できなかった試合が何試合かあったものの、２番という難しい打順を完璧にこなしていたと思います。
日本の「つなぐ野球」を象徴する選手でした。

一方、投手陣は、松坂、ダルビッシュ、岩隈の３本柱を中心にずっと安定した戦いぶりでした。
中でも岩隈には心から賛辞を送りたい。
負けたら終わりという第２ラウンドのキューバ戦や決勝戦での投球は、感動すら覚えました。
大会ＭＶＰは松坂に譲りましたが、岩隈の活躍は多くの人たちの記憶に長く刻まれると思います。
また、地味でしたが、杉内のピッチングも圧巻でした。
結局、この大会でヒットを１本も許しませんでしたからね。
決勝戦の９回裏、同点に追いつかれたときは原監督も杉内からダルビッシュへの継投を一瞬悔やんだかもしれませんが、杉内の投球はそれくらいの安定感がありました。

いや～、それにしても、本当に嬉しい。
ムチャクチャ嬉しいです

その一方でＷＢＣが終わってしまうと思うと、寂しささえ感じてしまいます

ちなみに昨日は（も？）ＷＢＣが気になって仕事が手につきませんでした
自分のケータイにはワンセグ機能がないため、隣に座っている後輩のケータイを共有して勤務時間中に観戦していましたが、要所要所でフロアのあちこちから歓声が上がったり、ため息がもれたりする様子には、思わず笑ってしまいました