koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

冬季五輪開幕

2010年02月13日 22時29分40秒 | 時事問題,ニュース
バンクーバーでの冬季五輪が始まった。
カナダでの開催は,76年のモントリオール,88年のカルガリー以来3度目になるそうだ。昨日のエントリの出典とは異なる調査では,バンクーバーは世界で最も住みやすい街だそうだが,この季節は暖冬とはいえ訪れるのは寒いだろう・・・。


開会式前に衝撃的なニュースが飛び込んできた。
リュージュの公式練習中に,グルジアの選手が時速150kmでコースアウトして,地面に2度叩き付けられた後鉄柱に激突,死亡したという。
今までの冬季五輪でこのような事故があったかどうか寡聞にして知らないが,いずれにしても痛ましい限りである。
コースに問題なし,ということでコースアウトした箇所の氷の壁を高くして,競技は予定通り行われるという。
何か種目は違えど94年のF1サンマリノGPを彷彿させる事故である。
コースに果敢に挑んでいく勇敢な選手たちの健闘と無事を祈らずには居られない・・・。
グルジアというと,フィギュア女子のエレーナ・ゲデヴァニシビリが居る。
トリノ五輪以来チェックしていた逸材だが,お国の事情でこの4年間は精彩を欠いている。
体型もむっちりしてしまったので,今回は果たしてどうだろう・・・(欧州選手権でコストナーに次いで2位だったそうだが・・・)。
そのグルジアの選手団は喪章を付けて開会式に臨んだ。
入場行進にも笑顔は見られなかったのは当然だろう・・・。


しかし,かつての五輪では入場行進を見るのが楽しみだったのだが,どうも2000年のシドニー五輪を境にその楽しみが薄らいでしまっている。
一昨年の北京五輪の時も述べたが,とにかくあの足並みを揃えない行進が私は気に入らないのだ。
多分,近年のオリンピックがそうなってしまったのは,いろいろな理由があるのだろう。例えば,開会式のリハーサルに時間を割くのが困難であるため,入場行進の練習まで手が回らないという理由が挙げられるかもしれない。
入場の仕方は各国に任せられていると思うのだが,せめて整然と足並みを揃えて両手を振って入場する国があっても良いと思った。
やはり各国代表の入場行進たるもの,毅然として行われなくては・・・と,ついつい思ってしまう。
カメラ片手に観光気分で・・・というのも気楽でよい,という考えもあろうが,ミリタリズムとか言われようとも,開会式は東京五輪のような入場行進こそ望ましいと思う。
そうした中で,独仏の欧州二国は,足並みはともかく列を崩さず整然としていたと思う。アメリカも,日本よりは遥かに整然としていた。
アメリカはラフでダルなイメージが有るが,それはあくまでも表面的なものであり,例えば軍隊などは一糸乱れぬ統率ぶりを見せる(軍隊だから当然と言えば当然だが)。
ただ,冬季競技に縁の薄そうなアフリカやアジアの小国,中南米の国々が少ない人数で入場行進に参加しているのを見ると,ついつい熱いものが込み上げてくるのを禁じ得ない。そうした意味でも,オリンピックとはごく自然なナショナリズムの発揚の場であり,それは決して右傾とか国家体制支持といったものには短絡的に結びつくものではないことを,カテゴライズ好きな左傾の人たちに対して声を大にして言いたい・・・。


しかし,極めて大掛かりだった北京五輪のアトラクションもそうだったが,今回のアトラクションも正直言って私の心の琴線には触れなかった・・・。
多民族・先住民とか自然・地球環境といったものをテーマとして打ち出していたようだが,もしかすると大仕掛けな演出を目の当たりにすれば圧倒されたかもしれないとは思ったものの,踊りを中心にした演出ははっきり言って面白いとは感じられなかった。
会場をいっぱいにした5万5千の観衆(甲子園と同じだ)は満足したのだろうか。
そして,選手たちは退屈ではなかったのだろうか・・・。
さらにもう一つついでに言えば,BGMの伴奏のオケがどうやら事前の録音を行い,放送機器によって音楽が流されるという情報を今朝の朝刊(朝日)で知ったことで,半分萎えかけたことも大きい。
それによると,あるオケ関係者は五輪組織委に,開会式は生演奏でも演奏のふりでもいずれでも良い,と言われたという。
実際には,カナダ国歌とオリンピック賛歌が歌われた際に,センターステージにオケと指揮者がきちんと居たことは居た。
但し,あれだけの大きさの会場(この季節,屋内開催は賛成だ)にも関わらず,随分とこぢんまりとした編成だったので(弦のプルトがえらく少なく,管も三管編成?),事前録音を音響機器で流す部分と,実際に演奏して林立したマイクでそれを拾って増幅して流す部分と両方だったのではないだろうか・・・。
後は,ブライアン・アダムスがカナダ人だったことを初めて知った・・・(滝汗)


・・・ということで,いよいよ始まった。
日本人選手としては,例の国母が反省無しということで,五輪後に処分という情けない情報も入っているし,同じくスノボの藤森由香が練習中に強風に煽られて着地に失敗,入院というショッキングな情報も入ってきた。
とにかく健闘を願いたいが,トリノ同様メダルに届かないもどかしい状態が続きそうな気がする・・・。
すばり,男女フィギュアの予想は,以下の通り。
男子は,プルシェン(露)コ,ランビエール(瑞),ジュベール(仏)の順。
4回転決まってSPとFSがノーミス,さらに上位予想3人がミスすれば大ちゃんと織田くんにも勝機が有るかも・・・。小塚くんは入賞すると良いな・・・。
女子は,キム・ヨナ(韓),ロシェット(加),コストナー(伊)か。
地の利でヨナとロシェットが逆の可能性も有ると思う(ヨナは概してFSが良くない)。
勿論,3A成功+ノーミスなら我が浅田がポディウムの可能性は有ると思うが・・・。
安藤はその時次第(トリノや08年の世界選手権のようにならなければ良いが・・・)。
失うものの無い捨て身の鈴木の方が面白い存在になると良いが・・・。
日記@BlogRanking

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