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koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

天地人-第5回「信長は鬼か」

2009年02月01日 19時29分41秒 | 天地人

今日もBS-Hiで視聴。
ですから,こんな刻限にエントリができる訳です。


何と饒舌な信長様。
余程兼続が気に入ったということでしょう。
しかし,兼続はこの当時数えで15です。
使者であったら末席でしょうから,当然信長の御前になど出られる筈はありません。
ま,おねいさんの手引きで・・・ということでしょうが,あり得る話ではないでしょう・・・。
でもって,斬れと秀吉に命ずる信長。
助ける佐吉。
めでたく関ヶ原への伏線が形成・・・と,出来すぎた展開。
それに,堺の豪商の娘という設定(実は真田昌幸の娘)のおねいさんに佐吉はタメ口きいている・・・。
よく分からんぞ・・・と思ったのは私だけでしょうか・・・。
(信長様の絶対の命令を秀吉はどう取り繕ったのでしょう・・・??)


春日山の御屋形様は,深い悩みを抱えて毘沙門堂にて飲んでばかり。
何せ毘沙門天に誓って女色を断つ,という常人ならざる方ですから,その心中は誰にも推測できません。
お側に仕えるお悠が実に哀れですが,ん・・・待てよ,女人を近づけぬ謙信の傍に何故居るんだ・・・,とあらぬ突っ込みをしてしまいます・・・。
この謙信のピューリタンぶりをどう捉えるかが古来意見の分かれるところでしょうが,海音寺潮五郎原作(そして昭和44年の大河ドラマである)「天と地と」では,女人を愛すことの出来る人間として描かれていました・・・。
男としての最大の楽しみ(退場!!)を自ら封印するとは並大抵のことではないので(私なんか当然無理,というかそんなこと微塵も考えたことすらありません・・・笑),女性説とか男性機能欠損説(厩橋城を攻めた際に,局部に矢を受けたからとか・・・)とかいろいろと有るのでしょう・・・。
勿論,世に多い上杉贔屓の方々はそんなこと信じないでしょうが・・・。


そして,いよいよ兼続の初陣が迫ります。
一人悩んだ御屋形様は,信長を討つことに心を決めます。
軍神とも言うべき御屋形様を前にした評定の席で,今こそ武田を討つべし・・・とか,信長許すまじ・・・とはならんような気がするのですが・・・。
出陣を見守る留守居の人々は,抜き身の刀を手に勝ち鬨を上げますが,はっきり言って密集していて危険です。
しかも,明らかに竹光と分かる刀でしたし・・・。


うーん,次回は戦なので少しは変化に富んだ展開となりそうですが,脚本と演出何とかならんでしょうか・・・。
キャストの演技が良いので面白いことは面白いのですが,頼むから「功名が辻」みたいにならないでもらいたいです・・・。


織田対上杉というと,七尾城攻防戦と手取川の戦いでしょうか・・・。
手取川の一戦についてはいろいろ有るようですが,いずれその段になったら述べてみます・・・。


しかし,あのOPのタイトルバックは見事です。
実写映像をバックに,必要最低限のCG。
フルCGだった「篤姫」や「功名が辻」とは大違いで,一昨年の「風林火山」同様,実写メインがやはり良いです。
ただ,兼続が「愛」の旗を背負っているのだけは,ご勘弁願いたいですが・・・。


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