koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

安酒行脚・・・

2012年12月03日 19時59分51秒 | グルメ

先週の水曜のことだ。
下の子を迎えに行かなくて良くなったので,寄り道を敢行。
いつもの禁断の店(否ムフフ系・・・)に寄ろうとしたら,何と棚卸しで臨時閉店・・・(泣)。
振り上げた拳をそのまま収めるわけにも行かず(ちょい意味と用法が違うか),せっかくなので酒の量販店へ寄る。
10月に買ったブラックニッカの8年もの(1,380円とclearに比して600円程高かったが,芳醇で美味。尤もニッカのシングルモルト買える値段だが・・・)が底を突いたので,ウィスキーを1本買いたかったし,1本88円の缶酎ハイや缶ハイボールも仕入れておきたかった。
ついでに,この店でベガルタレディースのMFの某おねいさんが働いていると公式webに有ったので,あわよくばお会いできないか・・・とも思った・・・。


バーボンに填った若い頃はともかくとして,ウィスキーを飲むようになったのは最近なので,まあ分相応の1本を・・・と思った。
昨年末から,グラス目当てに角(個人的には黒角が良かった)を買ってきたが,やはり以前社長が東北人を熊襲呼ばわりした無知蒙昧なる社長が居たサントリーより,準地元のニッカが好みなので,本来なら経済的なclear blackにするところなのだが,ちょい奮発して(と言っても300円だけど・・・)シングルモルトのMolt clubにしようかと思ったが,せっかくなのでここは飲んだことのない舶来にしようと決めた。


前述の通り20代の頃はバーボンに填ったが(CCとかFRとかIWHとか・・・),どうも香りだけで味は今3つである。
ま,トウモロコシから作った酒なので,味は期待できないということだろうか・・・。
高いバーボンはそれなりに美味しいのかもしれないが・・・。
故に,個人的には辛口のスコッチが好みであることは以前も述べた。
鉄板ではあるが,980円だったのでカティサークにするか・・・と思ったが,どうせなら飲んだことのないやつを・・・と思い,Wilton Houseなるものにする。
何と798円。
clear blackと同じ価格である。
勿論ブレンデッドウィスキーではあるが,この値段なら外してもダメージは少なかろうと判断。


帰宅後開栓。
香りは強くない。
ロックで一口。
意外にスモーキーで,舌に乗った感じも良い。
これは当たりだったかも・・・と,嬉しくなる。
3口程ロックで飲った後,ソーダ水で割る。
ハイボールにすると一層香ばしさが引き立つ感じで◎。
大正解だった・・・。


飲み慣れたカティサークも良いが,さらに経済的で角瓶は勿論,サントリーホワイト,否トリスより安いのだから文句はない。
邪道と知りつつ,3杯目はコークハイにしたが,味が損なわれることは無かった。
量販店で売っていたら,お薦めである・・・。
尤も,調べてみたら,ウィルトンハウスとは,ロンドンより南西部にあるかつての貴族のカントリーハウスとだそうな・・・。
何でぇ,スコッチじゃないじゃん。
イングリッシュだ・・・。
スコットランド産に限定せず,英国産のウィスキーは全てスコッチと言うのだろうか・・・。
Produced by Scottlandとは書いてあったが・・・。
スコッチウィスキーがすべてエディンバラで製造されている筈もなく,ハイランドとかローランドとかキャンベルタウンとか地域に分かれているようなので,ロンドンに本社のある蒸留所もあるらしい・・・。
このあたりは,英国の歴史(全く詳しくないけど)を繙いてみると,実にデリケートな問題を含んでいると言えそうだ。
WCにイングランドとスコットランド代表が揃って出たことがあったし,F1ドライバーのジャッキー・スチュワートやディヴィッド・クルサードは車体脇の国旗は青地に白斜め十字のスコットランド国旗を付け,ユニオンジャックでは無かった・・・(後者などヘルメットのデザインもスコットランド国旗だった)。


・・・そんなことを思いながら,今宵もまた杯を重ねる。
BGMは,メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」
http://www.youtube.com/watch?v=xModtiRDOO8
と序曲「フィンガルの洞窟」
http://www.youtube.com/watch?v=1B6QlFMr8V4
で・・・。
ご当地産なら,エディンバラ出身のベイシティローラーズだろうが,「サタディナイト」http://www.youtube.com/watch?v=ISyAywwnJi0gewm
聴いても,只懐かしいだけで(若い人は知らないだろうな・・・),メアリー女王の悲史を秘めた重厚なエディンバラの風物は浮かんでこない・・・。
尤も,上記「スコッチシンフォニー」や「フィンガル」の哀愁に満ちた導入部が重苦しくて・・・という方には第2楽章
http://www.youtube.com/watch?v=-KdvKLNfjmQ
をお薦めする。
以前も紹介したが,爽やかである・・・・。

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