函館紀行09－夜景編

昨日・一昨日と遅い夏休みを取って一泊で函館へ行ってきました。
私は３年ぶり３回目(途中下車・立ち寄りを入れると５回目)，他の家族は初めてとなります。
どうも函館とは相性が悪く，過去２回はいずれも雨にたたられ，百万ドルの夜景と言われる函館山からの眺望を味わうことができずにおりました。
初日である18日の天気予報は曇り。
やはり今回も駄目で，飲んだくれて寝ているしかないか・・・と思われました。
今まで見てきたのは，聖ハリストス教会・元町教会といった所謂山の手地区の町並み，新五稜郭タワー(北方資料館も)といった定番＋旧青函連絡船摩周丸でしたが，今回は定番２つに何とか函館山の夜景とトラピスチヌ修道院を加えたいと思っていました・・・。

早朝，下りの始発の新幹線をつかまえ，一気に八戸へ。
通勤時間帯だったせいか(各駅停車)相当な乗車率で，どんぴしゃのタイミングで函館行きのスーパー白鳥に連絡。
海峡が近づく頃には薄日が差し，正午過ぎ３年ぶりに降り立った函館駅を一歩出たときは，日が差していました。
はっきり言って仙台より暑い。
そんな中を，元町界隈＋五稜郭を見て(私一人だったらもう１つ２つは回った)，郊外の湯の川温泉に投宿。
ちょうど宿の前のバス停から８時に出るバスに乗ると，何と10分少々で函館駅へ(市電だと30分かかる)。
８時30分発の夜景バス(函館山登山バス)に間に合い山頂へ。
遂に宿願を果たしたのでした・・・。

 

いや，さすが聞きしに勝る絶景でした。
函館市街自体が，両側に海を抱えていることも箱庭的で，夜景の見事さに一役買っているのかもしれません・・・。
それにしても夜景撮影の基本とも言うべき三脚を持って行かなかったことが悔やまれます。
何とか支えて撮りましたが，やはり手ぶれは完全に防げなかったようで・・・。