風通庵-直言

ヨモヤマ話

なんとも微笑ましい「ジュニアサミット」からの提言

2008-07-08 08:51:19 | Weblog
 洞爺湖サミットでG8首脳の居並ぶ前で、ジュニアサミットの代表が、自らの宣言文を堂々と読み上げて福田首相に手渡し、各首脳と握手していた。各首脳とも笑顔で対応し、好意的であったのがなんとも微笑ましかった。
 記念撮影の後であったのか、テレビでこの情景を見て心が和んだ。8日の一般紙に詳しく掲載されると期待していたが、産経新聞が横組みの雑報記事(?)で扱っていた。
 
 世界各国を代表した10代の若者が、千歳市で開催の「ジュニア8サミット」で、気候変動や貧困などの問題を話し合ってきた15ヵ国39人のメンバ―のうち9人が代表して首脳と対面し、日本代表の渋谷教育学園渋谷校(東京)2年の栗脇志郎君(17)が「若い世代の提言を実現に移してくれることを期待しています」とスピ―チした。
 提言内容は、①環境に配慮した製品にラベルをつける②途上国への援助金が効果的に使われているか確認する③医薬品特許を買い取り低価格で普及させる等々。(原文のまま)

 世界の首脳を前に堂々と読み上げるジュニア代表の姿に感動した。世界の首脳はこの提言を実現させて欲しい。また、このジュニアの一人ひとりががシニア―になって、いずれ国際舞台で地球規模の活躍をされることをも期待したい。