芸能人女子フットサル応援団!(つんくさん、ハロプロ関連)

つんくさん、ハロー!プロジェクト関連

Berryz仮面(31)

2009-08-04 | Berryz仮面
ーーBパートーー

ーBerryzタンク内部。

「なんでやねん……」
オレンジ班の方向音痴っぷりに呆れた様子の、はたけ司令。
「もうええわ。東急本店へはレッドとグリーンがむかってくれ」

『あれですよね、ドンキがあるほう』レッド茉麻の声。

「せや。頼むで。オレンジ達はそっから交差点抜けて、ホワイトとイエローの様子見に行ってくれ」
『ラジャー』


さらに30分経過。

レッドから通信。
『司令。東急本店前、怪人いません』
「そっか……わかった。そしたら少し休んで東急東横のほう行ってくれ」
『私達もですか?』
「ああ2人以外、他のメンバーからの通信が途絶えた。俺も今からタンクで向かうわ」

Berryzタンク、宮益坂下の交差点へ到着。
はたけ司令、外を見て驚く。どこよりも大量の雪が積もっている。

Berryzタンクから顔を出し「みんなどこや!?」と叫ぶ、はたけ司令。
しかし、返事がない。

慌ててBerryzタンクより放水。ほんの少しづつ、雪が少なくなっていく。

と、ピンク千奈美の頭を発見。スコップを手にタンクを降りる、はたけ司令。



またまた30分後。

はたけ司令によってなんとか掘り起こされ……いや発見されたホワイト、イエロー、オレンジ、ブルー、ピンク。
全員、ぐったりして言葉もない。

そこへレッド茉麻とグリーン友理奈が合流。
と、同時に梨華から通信『怪人反応出ました。首都高の向こう、JRハチ公口の反対側。わかりますか?』

「やっとかい!」ツッコミを入れる、はたけ司令。


渋谷とはいえあまり人の来ないところに、怪人はいた。

レッド茉麻、イエロー佐紀に話しかける。
「あの怪人、なにやってんだろうね」
「ウチ昔学校で踊ったことあるよ。よさこいソーランだ」

よさこいソーランを踊る怪人。しかしその動きは独特である。

「なんか疲れたし、早いとこ元に戻そう。Berryzフラッシュ!」
レッド茉麻の声と共に、DSE光線が発射される。
それを受け、元の姿に戻っていく怪人。

首都高から、それをカメラで撮影している小太りの男。


ーBerryzタンク内。救護室。

ベッドには、みーよ、なっち、メロン大谷……そして、飯田圭織の姿が。


ーBerryzタンク内。操縦室。

はたけ司令と、変身を解いたBerryzメンバー。

「一気に4人救出できたけど、流石に疲れたな。ご苦労さん」と、はたけ司令。
「よう考えたら、4人とも北海道出身やな。だから雪を操ることができたんやろうな」

振り返るはたけ司令。しかしBerryz全員、疲れすぎて眠っている。

「これが本当の、寝る子はベリーズか……って、意味わからんやん!」
ドリフ的なファンファーレ。


渋谷を後にするBerryzタンク。

渋谷Qフロントの大画面には、関東地方の連続降雪終了のニュースが流れている。


ーー次回予告ーー

「嗣永桃子です。

また私の番になりました。
みなさん、嬉しいですか。うんうん、そうですよね。

私、雪大好きだったんですけど、今度のことでちょっと今は……ビミョーです。
でも旅行に行くとしたら……えーもう時間ですって。残念。

次回、第9話『Berryz農業』、お楽しみに!」

Berryz仮面(30)

2009-08-04 | Berryz仮面
第8話「渋谷に行くけど109ー2のB2には行かないもん」

ーーアバンーー

明治通り、NIKE宮下公園横にBerryzタンクが停車している。

「ほんじゃ、あとよろしく」
はたけ司令の見送りを受け、変身したBerryz仮面がガード下をくぐっていく。
雪は既に腰の下辺りまで積もっていて、歩きにくい。

なんとかタワーレコードまでやってきたBerryz仮面。

レッド茉麻、通信ではたけ司令と連絡を取る。
「怪人反応ってまだ出ませんかね。この雪の中探し回るのは無茶ですよ」
『それがまだなんや。東京は特に雪が激しいようでなあ。悪いがしばらく足で探しといてくれ』

メンバーから一斉にため息が漏れる。

マルイのウィンドウも雪で隠れてしまっている。

西武前で、一旦休憩アンド、作戦会議。

「こうなったら、手分けして探すしかなくない?」とレッド茉麻。
「私と熊井ちゃ……グリーンはこっからパルコのほう行く」

「私は?」オレンジ雅が尋ねる。
「オレンジとピンク、ブルーはTSUTAYAからマルキュー、道玄坂って探して。イエローとホワイトは銀座線の高架下からウチらの事務所方向へ行く感じで」答えるレッド茉麻。

「わかった」ちっちゃな手でオッケーマークを作るホワイト桃子。


ーーオープニングーー

ーーAパートーー


ーレッド、グリーン班

順調にパルコへ到着。
センター街へ抜ける坂を通ろうとするが、雪のため使えず。
仕方なく、区役所方面へ向け出発。


ーオレンジ、ピンク、ブルー班

普段人で溢れている駅前の交差点が、今は誰もいない。
「こんな静かなの初めて。すごい」と、何故か感動しているブルー梨沙子。

雪をかき分けながら、109まで移動中。


ーホワイト、イエロー班

ビックカメラ前。
宮益坂から雪崩のようにやってくる雪の塊により、ホワイト桃子とイエロー佐紀は首まで雪に埋もれ身動きがとれなくなっていた。


ーレッド、グリーン班

CCレモンホール前の広間にて一時休憩。
他のメンバーに連絡を取るレッド茉麻「みんな、今どこ」

『なんかマルキュー過ぎて、地味になってきたから横道入ったんだ。そしたらよくわからないとこに来ちゃった』とピンク千奈美。

呆れて頭を抱えるレッド茉麻。
「ホワイトは?」

『たすけてぇ~』とかすかにホワイト桃子の声が聞こえてくる。
「どうかしたの?」とグリーン友理奈。

『身体がぁ~』
ホワイト桃子がしゃべっている途中で、オレンジ雅が大声で割り込み『あ、ここ知ってる!』


ーオレンジ、ピンク、ブルー班

オレンジ雅が指差す先には、渋谷o-east。
「ここ、桃とBuono!で来たことあるよね」

『……』ホワイト桃子からの通信、途絶える。

「ちょっと、きいてるの。桃おばあちゃん!」と、オレンジ雅。

はたけ司令から通信が入る。
『よし、君達はそっから東急本店へ向かってくれ。まっすぐ行くだけだからわかるやろ』

「まかせてください!」ピンク千奈美のいい返事。

20分後。

何故か渋谷GIGO前で立ちつくす3人。

「これ、戻ってない?」とブルー梨沙子。


(つづく)