歩かない旅人

牛乳を毎日飲む人よりも、牛乳を毎日配達している人の方が健康である。

 反日的行為は良心的と思い込まされている。

2012-07-17 11:38:00 | 月刊雑誌。週刊雑誌を読んで
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 自嘲的という言葉があります、それによって自虐的になります、もしそんな家庭があったら、多分回りはいい感じを持たずいいように利用されるでしょう。しかもその家庭に住む住人は中々家庭に寄り付かなくなるでしょう、そんな家、居たくありませんから。しかしそれが周りの人たちのデマや、悪口だったら、そしてそれを知ったら、その家の住人は、何とか家庭を守ろうとするはずです。
 しかもその家に何らかの理由で世話になって同居している人たちが、自分達の実家のためにはこの家が栄えることは実家にとって、都合が悪いと思い込んでいる親たちがいます。その親の命令で、自虐的な家に、さらにもっと追い打ちをかけるように、言われ続けろと命令が着ます。本当はこんなものではない、もっともっと悪かったんだよと言わされます。自分の家に誇りを持つことは悪いことだともっと、ほかの家にも言われたからです。
 これでは今はやりの苛めそのものです。苛めて、難癖をつけて金銭をたかってくるのです。家にいる同居人も払ったほうがいいと助言します。こんなことがもう何十年も続いていますが、この家に主人は、自嘲的で自虐的です。周りに家に迷惑をかけたと思い込まされています。かなりの大家族ですが、子供達がこれはおかしいと、何時か気がつくと思い信じています。そうならなければこの家は消滅します。
 今日は雑誌『WiLL』 8月号のコラム欄から、いつも日本は素晴らしいと言い続けている日下公人氏の、気分のいいコラムを載せます。読むたびに元気になる、本当かねと言いたくなるほど、楽天的に見える時もありますが、なるほどと思わせる説得力も有ります。いままでも難解かこの人のコラムは取り上げましたが、今回も元気が出ると思います。
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 《 雑誌『WiLL』 8月号掲載より 》
  【 繁栄のヒント フランス「左派政権誕生」考 】
            日下 公人
 フランスで、左派のオランド大統領が誕生したのにはガッカリした。そんなにフランス人は左派が好きなのか。そんなに緊縮経済がイヤなのか。そんなにバラマキが欲しいのか。それではギリシャと同じではないか。フランスの民度はそんなに低いのか。
 これではもうユーロの将来はないし、ヨーロッパの将来もないと直感した日本人は沢山いると思うが直観だけでは文章にならない。マスコミにはヨーロッパの社会主義復活について、根本からの解説や評論は全くない。これでは日本人は何も知らないまま、ヨーロッパの没落劇の第二幕を見せられることになる。
 今年は世界主要国の、トップ選挙が続く。日本にもその可能性がある。地滑り的に世界の主要国が社会主義の昔に、また戻るかどうかだが、日本のマスコミは、単に金融問題として解説している。フランスはギリシャに貸し込んでいたからとか、日本が多額の強力を表明したから、もう峠が過ぎたとかで、その先は対岸の火事視している。
 そういう金持ちボケで平和ボケの日本にはもっと大きいゆすり、たかりがやってくる。何しろ、金で何とかなるのは、日本とドイツとアメリカだけだから、狡知を極めた三国に向けてのワナが着々と用意されているのに違いない。・・・・・・・・・・・・と思っていたら早速、オバマ大統領が訪欧して、“ヨーロッパ諸国は不良債権の処理を急げ”と要請した。
 アメリカのことを棚に上げて言っている論評するのはたやすいが、本当はアメリカをあてにするなと先手を打っているのである。加えて、アメリカ人に向かっても、これ以上、政府に頼るなという予防線を張っている。自分の再選は危ないが、もはやバラマキをするお金は政府にはない。
 強欲金融業者を助けたので政府の金庫はカラになり。金庫がカラになると国民は消えて、暴力的市民革命の時代が来る。その日は、近いかどうかだが、そんな大事なときに、日本の野田首相は何をしているのか。新聞には分刻みの一日のスケジュールは有るが、近づく世界の社会主義化と主要先進諸国の財政破綻に対して日本はどうするかの政策検討に関する報道はない。多分何もやっていないのだろう。
 万年野党で“何でも反対”を続けてきた社会主義勢力の人には、自主性と責任感がない。バラマキと人気取りは得意だが、それ以上のことはできない。
 フランス革命のとき、革命勢力が掲げたのは、自由・平等・博愛で、そのスローガンは美しかったから、その後、スターリン・毛沢東・ポルポト・金日成などの革命が続いたが、やったことは暴力によって政権を奪取し、国有財産や私有財産を没収して、革命勢力で山分けすることだった。その時のスローガンは、「平等」で自由と博愛はいつの間にか消えた。
 民主党が政権をとった時、菅直人首相は、「最小格差社会の実現」を掲げたが、それは金持ちから取って貧しい人にバラ巻けば、平等は実現する。その結果全国民が貧しくなっても、人々は幸福を感じるという、ルソーの思想からきたものである。(だいぶ歪んでいる)。
 フランス革命の時、革命勢力が最初にしたことは、教会財産の没収で、それを分配するとその利益で、「市民」が誕生した。だから市民革命と名がつき、「市民」は礼賛されたが、「国民」は消えた。その時のフランスはヨーロッパの最強国で、どの二カ国を合計した軍事力や経済力よりも強大だったから、国家を破壊する余裕があった。
 そのためかどうか、王様をギロチンにかけて、その財産も没収して分配した。それが社会主義や社会党の起源である。日本の民主党の増税好きはその流れを汲んでいるが、ここで大事なことは、フランス革命は短命に終わったことである。フランスは1875年に正気に戻って第三共和国憲法を作ったが、その間は僅か二十六年だった。
 スターリンのロシア革命も七十四年間で終わった。ロシアはいま、普通の国に戻ろうとしているが、革命利権者が社会の上層と下層にいて、中々普通の国に戻れない。ただし宗教だけは奇跡的に復活した。幽霊屋敷のようになっていた教会が、いまは信者の寄付でピカピカの金色に輝いている(確かに宗教に奇跡はつきものである)。
 毛沢東の共産主義革命も、1949年から1977年の鄧小平復帰までの二十八年間で終わった。あとは一党独裁の全体主義だけは続いているが、それもすでに三十五年経過した。では、日本は・・・・・・・・・・・・
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 このように、世界を見てくるとそれなりに禄でもないことをしているのが毎度のように分かります。この知らない人が聞いたら卒倒しそうな、膨大な国債を発行して、その額は、聞いてもすぐに実感として沸かないような。気分が滅入るような。借金国が、世界では金で何とかできる三つの国の一つとは驚きです。
 なるほど今の日本は、食べ物は街にあふれ、金持ちボケだといわれてもしょうがありません。この前の大戦の敗戦国、日本、ドイツが。アメリカと並んでこの世界を動かしている、少なくとも経済的にですが、それがいいことか悪いことかは今はまだ分かりません。しかし国民感情として、その日本の弱みを無理やり作り上げて、たかってくる、チャイナや朝鮮半島人たちには腹が立ち、何とかしたいのですが、どこで彼らはメディアを握っているのでしょう。
 日下公人氏は世界は日本をお手本にして、日本化するといい続けています。そんな時代が来るかもしれないとつい思ってしまいます。