歩かない旅人

牛乳を毎日飲む人よりも、牛乳を毎日配達している人の方が健康である。

日本の敵をはっきりと見据え気を許すな。

2012-07-06 11:33:36 | 月刊雑誌。週刊雑誌を読んで

    この問題を取り上げて勉強しようと考えたのは、あまりにも我々の生活と世界の情勢に乖離がありすぎるからです。日本が特に、特亜と呼ばれる、チャイナ、韓国、北朝鮮に、悪の権化のように教育され、反日感情を国民全てに浸透させているさまは、様々な情報で耳に入ってきますが、日本政府は、それらの情報をわざと日本国民に知らせようとしません、反対に友好こそ世界平和のために、また日本のためだと刷り込んでいます。
 一方的な片思いで、多くのメディアはへりくだって相手に合わせます、それどころか積極的に韓流ドラマとか、Kポップなどをゴリ押しして番組に押し込み、さも日本全体が韓流ブームに沸きあがっているかのような捏造記事を、メディアを通して、視聴者の前に垂れ流していました、しかし視聴者は正直です。はっきり言って、韓流ブームは終わりです。ほとんどの人はもう見向きもしないでしょう。
 チャイナも、政府が民主党の間に、どう料理しようかと虎視眈々です。小沢一郎氏が大量の子分を率いて朝貢外交をしましたが、小沢自身がもう終わったという状態です。そのチャイナのスパイ事件が一時新聞をにぎわせましたが、どうなってしまったのでしょうか、尖閣問題一つとっても、日本はチャイナには完全に腰が引けています。
 そんな折、これを書き写すかどうか迷いましたが、自分でも勉強をするつもりで、じっくりと書き写しその意味を探りたいと思います、何しろ、雑誌巻頭の超論文です。雑誌『WiLL』8月号の目玉論文です、全部で十六ページもある力の入った、論文です、たぶん4~5日かかるかと思いますが、途中でめげずに最後まで続けて以降と思います。
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 ≪雑誌『WiLL』8月号掲載より≫
  ( 総力大特集  中国に反撃せよ! )
 【 戦後最大の 諜報案件「李春光」 】   一回目
       京都大学名誉教授    中西 輝政
 (1)・・「対日工作」の闇。・・・・・
 2012年5月、警視庁公安部は在日中国大使館の一等書記官・李春光に対し、外国人登録証明書を不性更新下外国人登録法違反容疑で出頭要請を行なった。費を王につれて、筒井農水副大臣との副大臣室での李書記官との頻繁な接触、機密文書の漏洩の疑い、農産物の対中輸出促進事業とのかかわり、あるいわ防衛関連企業社員との接触などが次々と報じられ手いるが、通常、こうした事件では全貌が明らかになるまでには相当の時間が掛かる。
 さらに中国の諜報活動、とりわけ対日工作の規模の大きさや深さ、また李春光の人物背景など、この事件の構図を考えると全容が明らかになるのはさらに数年の年月がかかるに違いない。
 にもかかわらず、一ヶ月も経たないのに日本のメディアでは、「漏洩した国家機密はたいしたものではないようだ」とか、どんな大物スパイが暗躍したのかと思ったら、「余りの“小モノ”振りに騒動はしぼんでしまい」(週刊新潮6月14号)と言った、まったく能天気なムードが早くも広がっている。「嗚呼、スパイ天国日本!」、さもありなん、と憤慨するしかない。
 戦後、国内で中国のスパイ事件が摘発されたのは僅か5件。本件が六本目となる。日本は、「スパイ天国」と言われて久しく、摘発件数が50件以上を超える北朝鮮や、二十件に上るロシアと比べて絶対的に少ないのは、今年40周年を迎える「日中国交正常化」以来の「日中関係重視」と言う国の方針に在ると見ていいだろう。
尖閣諸島をめぐる紛争がここまで悪化したのと同様、「日中友好重視」出来たこの四十年飲もう一つのツケと言うしかない。公的な立場として入国している人物をスパイ容疑で摘発すれば、「日中友好」ムードに水を差すことになる。何につけ、相手の嫌がることをすれば対中外交の基礎を揺るがしかねない、として慮ってきた結果がこの二桁に満たない摘発数に繁栄されていると言える。
 そのような歴代政府や外務省などの、「配慮」を乗り越えてまで、今回、警視庁公安部があえて出頭要請を行なったのは、「日本の現状をこのまま放置していいのか」と言う強い危機感ゆえではないだろうか。諸外国であれば当然の処置、つまりごく日常的なルーティン仕事を行なったに過ぎない野田が、中国外交官、それも永田町に深く浸透していたハイレベルの情報工作員を事実上、「追放処分」にしたのであるから、日本にとっては非常に大きな決断である。
 この検挙に踏み切った当局の勇気を称えたい。李春光の現在の形式上の容疑は、「外国人登録証違反」であり、登録証を不正に利用し、外交官の身分を隠し手銀行口座を開設したことにある。この口座を利用し、中国進出を目論む健康食品販売会社から、顧問料として、「月十万円」の収入を得ていた。
 これは外交官の商業活動を禁ずるウィーン条約の規定に反する行為である。だが、こういった、「ケチ」な行為は本来、彼のようなエリート工作員が行なうものではない。なぜ、このような小銭に目がくらんでしまったのかは不明だが、そこには諜報組織内での自らの地位の悪化、あるいは将来の中国の態勢に対する不信、不安があったのかもしれない。
 国の体制やトップが変わるとき、工作員は失脚させられるか、あるいわ粛清される可能性を常に孕んでいる。習近平体性への移行を前に、彼が自分の将来に対して何らかの不安を感じ、小銭であっても蓄財しておこうと考えたのかもしれない。だが、この事件の、「本筋」は、このケチな蓄財などではない。ここに捕らわれて事件を矮小化しては、本質を見誤ることになる。
 本件は、ラストボロフ事件、レフチェンコ事件と並ぶ戦後三代諜報事件の一つと考えてもいいほどの重大性を帯びている。彼の経歴、日本の政権中枢への食い込み、国策レベルにまで及んだ日本政府側のそれへの反応。それら全てが、現在の中国による、「対日工作」の闇と、田の民主主義国家では到底考えられない極端な日本の国家としての脆弱さを物語っているからである。
 まずはっきりとさせるべきは、李春光の経歴である。公式には89年に河南大学日本語科を卒業したとされているが、中国人民解放軍傘下の語学学校を卒業、との情報もある。「日本人かと思うほど日本語がうまかった」というから、大学入学以前から日本語を学んでいた可能性が高い。
 《 日本専門の工作員 》
 中国では対日工作員養成のため、中等教育の段階でこれと思う若者を特別に集め、徹底して日本語教育を受けさせている。かってある時期には万という単位の若者を北京に呼び寄せ、日本専門の工作員を養成すべく、日本語教育や訓練を受けさせていたと言われる。これは旧ソ連の手法を継承したもので、コミンテルン(旧KGB・GRUなども)は子供を工作人として育て上げていた。
 その“実績”もある。たとえば、橋本龍太郎元首相が有名な「スキャンダル」を起した、中国人女性通訳は、十歳になるかならないかのうちから地元の学校を離れ、対日工作員になるべく徹底した日本語教育を受けていたという。「日本人が聞いても全く違和感がない」、という日本語能力を考えれば、李春光が動揺の日本語教育を受けていたとしても不思議はない。
 93年には河南省洛陽市の自治体の国際交流センターから、同市と友好都市である「福島県須賀川市日中友好協会」の国際交流員として、初めて日本に派遣されている。「国際交流」が合法的に秘密工作員が入ってくるパイプの一つであることは、インテリジェンスの世界を多少なりとも知っている人には常識である。
 かと言って、「国際交流」を押し止めるわけにはいかない。そこで多くの民主主義国家では、何らかの監視やスクーリニングを制度化しているが、もちろん日本にはそうした問題意識すらないのが現状だ。
 李「書記官」は最初の来日を含めて計四回、身分を変えて日本に滞在しており、二回目は95年、三回目は99年に中国政府の、シンクタンク「中国社会科学院」の日本研究所副主任として来日、松下政経塾の、「海外インターン」として特別塾生にもなっている。ここで政治家との接点を持つことにも容易に成功しただろう。四回目は03年頃東京大学東洋文化研究所に入所している。
 《 中国社会科学院の正体 》
 ここで見逃せないのが、三回目の、「中国社会科学院日本研究所副主任」との肩書きである。「中国社会科学院」は日本の大学、研究機関とも頻繁に交流を行っており、日本でも共同でシンポジュウムを開催することも多い。中国のシンクタンクのなかでも、日本の学界ではある種、特別な「権威付け」がなされてきた。
 だが、この中国社会科学院の正体については、六月一日の朝日新聞にこう書いている。「人民解放軍と関係が深い機関である『中国社会科学院』、このことはインテリジェンスの世界ではすでに知られてきたことではあるが、一般紙、ましてや朝日新聞がこのように報道したのには驚かされる。中国社会科学院と人民解放軍の関係を断定した日本の報道はこれが初めてではないか。
 社会科学院といえば、06年に開始された悪名高き「日中歴史認識共同研究」の中国側の座長・歩平氏は社会科学院の近代史研究所長であった。中国側の他のメンバーも、半数以上が社会科学院所属の教授である。本来、最小限の知識があれば、社会科学院のこうした実態には目が向いたはずで、この、「共同歴史研究」も、人民解放軍がかかわる対日工作の一環であったことくらいは容易に推察できたはずである。
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 いや、本当に勉強になります。チャイナの人の良さそうな顔にいかに日本人は翻弄されてきたのでしょう。明治維新以来日本はチャイナに騙され続けて来ました。騙される快感でも持ってしまった、マゾヒストになってしまったのでしょうか。自民にも民社にも親中派は掃いて捨てるほどいます。これをどうにかしなければ、スキッとした、祖国は見ることが出来ないでしょう。