歩かない旅人

牛乳を毎日飲む人よりも、牛乳を毎日配達している人の方が健康である。

「村山談話」に出自の卑しさ

2015-04-30 10:07:46 | 産経新聞を読んで

 

 

 【「村山談話」、その卑しき出自】と言う、寄稿文は、雑誌『WiLL』6月号の中のピカッと光る、櫻井よしこ氏の書かれた内容の文です。「徹底研究」という欄に載っています。

  

 チャイナや韓国や北朝鮮は戦後に建国された国です。しかもその基本に置く国の成り立ちは、建前は悪逆なる日本と戦って独立を勝ち取ったというような歴史感を持って国民をまとめる材料にしています。

 彼らの国では日本を国をまとめる道具にしているのです。その国の事情らを考えたら、国益的政策としては理解できます。だからと言って、日本が忖度の情を持って、これらを理解して向こうの好きにさせている事は、別な話です。

  

 しかしながら戦後独立した国にとっては、日本は負けたとは言え、国力は衰えども、国の精神的支柱である天皇陛下は健在であるし、日本精神は失っていませんでした。

 世界はアメリカとソ連が冷戦状態に有り、その尖兵たるチャイナは共産党が政権を握り、北朝鮮はソ連に付いたりチャイナに付いたりの傀儡政権の独裁政権で、未だに国としての体をなしていない状態です。

 しかし、仮想敵として日本を据えることによって、何とか国としての体をなしていますし、日本に居座っている在日のパチンコ業を中心とした資金で、一部の指導部だけは生き残っていますが、国の中は無残にも崩壊しているという噂です。

 チャイナも似たようなものです。独裁国家で共産党員以外は人として認められていないような状態で、幹部級が富を独占して、政治的腐敗は天文学的数字に登っています。そんなチャイナも、国民の不満のはけ口を日本に向けています。

  

 しかしこれらは、それぞれの国の事情で、日本は愉快ではありませんが、仕方がないと思う気持ちもあったと思います。そこに目をつけた特亜三国は、日本の内部に工作を仕出し、それに乗っかって日本貶めの片棒を担ぐ人を応援し出しました。

 応援ということは資金を出すことです。もともと日本は終戦と同時に、GHQという占領軍総司令部が置かれ、日本の憲法を作ったり、GHQコードを作って日本の報道を規制したりして、日本の戦前の大和魂を消し去ろうと躍起でした。

 GHQの中には多くのコミニストも混じっていました。日本の中のコミニストの、天国みたいな時期があったのです。戦争中、拘留されていた共産党の徳田球一や、チャイナに逃れていた、野坂参三などが、凱旋将軍のように帰国しました。

   

 一時は日本も共産党国家になるのではないかとさえ思われた時代があったのですが、そんな時代に朝鮮戦争が始まり、北朝鮮が、南朝鮮(韓国)の共産党員の甘言により、1950年暫定的に決められていた38度線を突破して来ました。

 これは日本にとっては天佑とも言える好機でした。重工業を禁止し、農業国としたかったGHQの、思惑を吹っ飛ばしました、しかも日本の戦争が、侵略戦争ではなく自衛のための戦争だとマッカーサー元帥が認める結果にもなりました。

  

 これらの結果、日本は戦後の荒廃から立ち直り、いつの間にか先進国の仲間に入りましたが、特亜三国は、自国のために。日本悪漢論を引っ込めるわけには政治上行きません。しかも日本でも与党になれなかった左翼を味方につけました。

 政治だけではなく、特亜の強かなところは、メディアにまで手を伸ばし、自虐史観をまるで良心的で知的な考えのごとく普及しました。民間放送だけでなく労働組合を通して、国営のNHKにまで、手を伸ばし、反日放送を始めています。

  

 それらの結集が、「河野談話」、「宮沢談話」、「村山談話」、ということになるのですが、これらが今頃特亜三国の日本攻撃の「政治カード」になるとは、お花畑の当時の日本の政治家にはわからなかったと思います。

 その頃のこれらのシナリオを書いたのは当時、東大出の秀才官僚が主だったのではなかったでしょうか。彼らは早熟な世間知らずが多かったのでしょう。今見たら恥ずかしい談話を、未だに取り消そうともせずに恥じていないのです。

 

 政治家も、偏った思想を持った政治家がこれらの談話を、発しています。そういう土壌が日本の一時期にあったのです。中でも悪質なのは「村山談話」、と「河野談話」、です。二人共確信犯的人物で未だに正しい行為だと信じています。

 特に今回、安倍首相に課せられた、「村山談話」に対してどう応えるか、話題になっています。相変わらず日本のメディアは目覚めず、どこの国の味方かわからないような状態が続いています。一体いつまでこんな状態が続くのでしょう。

 櫻井よしこ氏はこの文の中で、・・・

  

 

《世に「村山談話」呼ばれるものほど、日本の立場を貶めるものではない。社会党出身の、首相としての資質をほぼ完璧に欠落させた人物が首相となって出した談話が、どれほど、歴史も国際政治も理解することなしに作成されたものであるか。

 そのことは、村山富市首相誕生当時の日中双方の事情をほんの少し振り返るだけで明らかになる。

 村山内閣の誕生は1994年6月30日である。官房長官は社会党衆議院議員の五十嵐広三氏、衆議院議長は土井たか子氏、外相・河野洋平氏、外務省アジア局長・川島裕氏、中国駐在大使は国廣道彦氏という布陣だ。

   

 

 およそ誰もが驚いた自民党と社会党の結びつきは、自民党の政権奪還と引き替えに異形の村山内閣を誕生させた。ちょうどその頃、中国ではその前年に国家主席に就任した江沢民氏が、愛国教育に名を借りた反日教育に本格的に取り組もうとしていた・・・・・・

 

 こんな時代に、チャイナに尻尾を振った日本政府は、それらに反対する連中を。騙したり抜けがけをしたりして強引にでっち上げたものです。もちろんメディアの後押しも、十分にありました。と言うよりチャイナの手先にでもなったようです。

 桜井よしこ氏の言う、【その卑しき出自】については、話を聞かなくても想像つきますが、いつか機会があったら書きたいと思います。

 しかし今回のアメリカにおける安倍首相の上下両院の演説しだいでは、その威力が無くなる可能性もあります。

   米議会の上下両院合同会議の演説に臨む安倍首相=29日、ワシントン(共同)

 米議会の上下両院合同会議の演説に臨む安倍首相=29日、ワシントン(共同

 

 今日の新聞ではもうすでに演説も終わり、日米ともに好調なスタートを切ったようですがその空気が伝わってきません。テレビもあまり触れていないということは、安倍晋三首相の勝利だと言えなくもありません。

 これからの日本のメディアの対応が楽しみです。今日のブログを見る限り、てんやわんやの大騒ぎになっているみたいです。

 


船橋市議会議員選挙結果

2015-04-29 11:05:41 | 産経新聞を読んで

 

 

 船橋市議会選挙も終わり、ホッとしていますが、投票率の低さには、まあこんなものかと思えばしょうがありませんが、今回は今までの最低だそうです。

 選挙名簿には船橋市は大きい選挙区とも言えるでしょう、何しろ、有権者が491.791人で、定員は50人です。そこへ候補者が73人起ちました。一番身近な選挙でこの低い投票率はどういうことでしょう。

 37・16%が投票率です、何パーセントというと実感がありませんが、投票に行った人は182.772人だけです。この数字から何が読み取れるかといいますと、組織を持っていて、選挙に熱心な団体が絶対に有利です。

  

 要するに公明党と共産党です。案の定この両党は全員当選しています、公明党が9名で、共産党8名計ったように、票を分散して、全員当選しています。特に公明党などは40位台に6人も並んでいます。

 投票率があと20%上がったら全体で98.000票近く増えるはずです。組織された票ではなく、この人ならという人は必ずいると思います。投票することが義務付けられている団体では、当然本人の意思以外の力が入ります。

 最低当選者の票数は2.109票です。共産党の候補者の最下位は、49番目に当選した、2.119票です。10万票が20%です。それよりも投票に行かなかった人々は30万人を超えます。行った人18万人と比べると、暗澹たる思いです。

 前回の市議会選挙の特徴は自分の所属隠しが流行りまして、無所属で出る候補者が多くいましたが、今回は、自民党を名乗って出た候補者が12名もいました。しかも全員当選です。まだ怖がって無所属で出た候補者はほとんど無所属です。

 前回の市議選は自民党を名乗った候補者は一人だったと思いますが、流石に安倍効果はこのあたりに出ています。それにしても公明党と共産党は選挙のプロフェッショナルです。それぞれ候補者を一人づつ減らし、全員当選に結ばせています。呆れかえる選挙のプロで空恐ろしくなります。

 しかし投票率がこう悪いということは、日本のメディアに問題があるのでは無いでしょうか。政治を馬鹿にしたような言動が多く、政治を真面目に語ることを、冷やかすようなコメントが多く、政治以外のものに興味を逸らそうとしています。

 政治離れはメディアの思う壺です。なるべく政治問題に関心を持たせずに、自虐史観に基づいた、戦後のシステムを壊したくない連中は、今の安倍首相の戦後体制からの脱却というスローガンが鬱陶しくてしょうがないのです。

 日本全体から見れば、地方選挙など国政に関係ないように思いますが、大きく見れば基本中の基本のはずです。地方議員が国政選挙の手足になるからです。船橋市議には異色の議員が現れました。立花孝志氏です。

  

 彼の政策は、NHKから国民を守るという、市政とは全く無関係のようですが、NHKを代表とするテレビメディアに対して戦っている、ユーチューブでお馴染みの人です。どんな働きをするのか期待しています。

 話は変わりますが、安倍首相はいまアメリカです。

 今日の新聞では日米両国の両首脳が並んで、両国旗のもとで並んで写っている写真が載っています。その貫禄は安倍首相がオバマ大統領に一歩も引けを取らず、むしろ圧倒しているかのようでした。

  ホワイトハウスでの歓迎式典に臨む安倍首相とオバマ米大統領=28日、ワシントン(共同)

ホワイトハウスでの歓迎式典に臨む安倍首相とオバマ米大統領=28日、ワシントン(共同

  ホワイトハウスでの歓迎式典で手を振る安倍首相夫妻とオバマ米大統領夫妻=28日、ワシントン(共同)

ホワイトハウスでの歓迎式典で手を振る安倍首相夫妻とオバマ米大統領夫妻=28日、ワシントン(共同)

 ホワイトハウスでの会談に臨む安倍首相とオバマ米大統領=28日、ワシントン(共同)

ホワイトハウスでの会談に臨む安倍首相とオバマ米大統領=28日、ワシントン(共同

 今の世界の中で、重大な影響を及ぼす国として、アメリカ、日本、チャイナ、ロシアなど、他の国に優って及んでいます。そのことを世界に見せつけるかの如き、ツーショットです。

 予想されたように懲りずに韓国は、アメリカでの反日運動が、思ったより小規模で行われていました。ネット版産経ニュースからの記事です。

 在米韓国人が米議会前で抗議集会 「戦争犯罪の責任を認めろ」

 安倍晋三首相の訪米に合わせ、在米韓国人ら130人が28日、ワシントンの米連邦議会前で抗議集会を開き、日本政府が旧日本軍による従軍慰安婦問題について公式に謝罪し、賠償するよう要求した。

  28日、ワシントンの米連邦議会前で、安倍首相に従軍慰安婦問題での謝罪を要求する人々(共同)

 28日、ワシントンの米連邦議会前で、安倍首相に従軍慰安婦問題での謝罪を要求する人々(共同)

 集会には韓国から来た元慰安婦の女性も参加。「日本は戦争犯罪の責任を認めろ」「歴史を直視せよ」とシュプレヒコールを上げた。首相が上下両院合同会議で演説する29日も議会前で集会を開く。

 ニューヨークでの核拡散防止条約(NPT)再検討会議のために訪米した在韓被爆者の男性も加わり、日米両首脳に対して原爆投下による被害への賠償を訴えた。(共同)

 ブラックジョークのような「歴史を直視せよ」にはもう笑うしかありません。朝日はこのニュースをどう伝えているのでしょうか、相変わらず無視ですか。