歩かない旅人

牛乳を毎日飲む人よりも、牛乳を毎日配達している人の方が健康である。

『脱原発』てえのは流行ですか。

2011-06-30 13:23:32 | 月刊雑誌。週刊雑誌を読んで
 どんなことになるのか、見当もつかない。朝早くからむしむしする陽気です、思わずクーラーをかけてしまいました。テレビも新聞も、一つ覚えのように節電、節電と言いさえすれば、日本のためになると勘違いして、テレビにでてくるタレントにもそれを強制しているようです。
 福島の原発事故の後、計画停電が実施され私の地域も3回ぐらい停電が実行され、乾電池はすでに売り切れで、ローソクの明かりの中で、静寂なひとときを過ごしました。私個人としては停電になってもそんなに困ることはありませんが、病院や工場など、人ごとながら、電気も公平にする必要はありません。本当に必要なところには止めるべきではないと思います。
 そんな中、プロ市民が俄然、騒ぎ出すきっかけを見つけたかのように、はしゃぎ出しました。社民党の専売特許のごとく、護憲、原発反対、米軍基地撤廃と、まるで無抵抗でチャイナの軍隊のご入場を歓迎するような、日本人としては考えられないようなことを、真面目に目を釣り上げて、本気で思い込んでいるのです。
 それに便乗して、お調子者のメディアも乗っかったのは言うまでもありません、原発の反対をそれとなく示し、これからの状況原発にとっては、あまり芳しくない展開になりそうです。しかもその矛先は、節電です。個人個人の、小さな節電が少ない電力を皆で我慢し合って乗り切ろうという実にせこい考え方です。
 しかし、そのいかがわしさは節電の本質を突いていません。相変わらず24時間放映を垂れ流し、くだらないと私は思いますが、見たくもない番組を、見たくもないタレントを、商売ですから流しているのでしょうが節電を言う割には説得力がありません。
 それに都知事が提唱した、自販機とパチンコ業禁止令に対しては、全く話題にもしません。完全無視を決め込んでいます。その態度はいつも上から目線の高飛車にでる、コメンテイターも単なる電波芸者丸出しです。しかもしばらく遠慮していたパチンコのコマーシャルが、少しずつですが流れ始めました。
 メディアがこれらを取り上げない限り、メディアでいう節電関連の番組は全く信用しないことに決めました。特にパチンコは日本全体おかしいです。何を遠慮しているのですか。その殆どがコリア関係で占められていて、人権上口出しができないのですか。やはり在日特別権利というものが存在していて、コリアには逆らえないのですか。逆らえない人が代議士になっているのですか。そこのところをはっきりしてもらいたいと痛切に思います。
 今月買った雑誌『WiLL』8月号は《総力大特集 原発、私はこう考える》。という特集で17名の人たちが意見を述べていますが、賛成、反対と様々な意見です。其の中から、ブログで有名な三橋貴明氏の意見を載せたいと思います。********
 ◆・・・・【原発を持つことは「核を持つ」ことと同意だ】。・・・・・三橋貴明 (経済評論家)
 ・・・民主党政権が極めて問題に思えるのは、ことあるごとに「悪者」を作り出し、それを批判することで自らの権力を強めようとする点である。そもそも、民主党が政権交代を実現したのも、自民党や官僚などを叩きに叩き、代替え手段としての自らの価値を高めていく「魔女狩り」を貫いたおかげである。
 ★(感想※・・・・この方式はまさに、コリア、チャイナのやってきた政策と教育の両方を真似したと言って過言ではありません。両国とも歴史をねじ曲げ、日本を悪者にしチャイナの場合は共産党の正当性「そんなものははじめっからなかったのに」を自国人民に叩き込み、コリアも日本に過分の恩恵を受けながら、そんな物無かった如く、逆に残虐非道の仕打ちを受けたのごとく、その恩知らずには、呆れてものが言えません)・・・
 ◆・・・・民主党は政権交代を果たし、与党になって以降も魔女狩りを続けている。もはや魔女狩りは民主党のDNAであるとさえ思いたくなるほどだ。三月十一日。東日本大震災が発生し、福島原発が危機に陥った。予想はしていたのだが、民主党政権は自らへの責任追及を回避するために、東京電力もしくは原発を「悪者」に設定し相も変わらぬ魔女狩りに精を出している。
 ちなみに、「原子力損害の賠償に関する法律」では、原子力発電所により損害が発生した場合、事業者が損害を賠償することになっている。しかしそこには以下のただし書があるのだ。「ただし、その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によって生じたものであるときは、この限りでない」。
 筆者は別に、今回の原発事故について東電が「無罪」と言いたいわけではない。東電の責任や賠償金額などは、あくまで今後の検証の結果を受けた上で判断されなければならない。現在、民主党がマスコミと組み、実行している魔女狩り(東電への責任押しつけ)は単なる責任回避であり、最終的には国民が損をさせられることになる。
 とはいえ、今回の福島原発の事故により、原子力発電の存在を経済合理性で説明することができなくなったのは確かである。賠償額十兆円超に達する事故を引き起こす施設の保有を、経済合理性で説明できる訳がない。同時に、原子力発電とは結局のところ、「核兵器保有」と同じ意味を持つという現実を日本国民は痛烈に突きつけられた。
 事故後にアメリカが支援として派遣したのは、アメリカ軍の核専門部隊であった。自衛隊にも「NBC(核・生物・化学)テロ」に対応する部隊はないことはないのだが、もちろん規模は極めて小さい。本来、数十の原子力発電所を持つ日本は、核専門の大規模部隊を常備するべきだったのだ。
 とはいえ、核兵器を持たない日本が、核専門の軍隊を持つというのもおかしな話だ。結局のところ、核保有や自衛隊という「軍隊」の議論を先送りしてきた日本が、あるいは原発について「経済的に合理的」という欺瞞(今となっては)で誤魔化し続けてきた環境が、三月十一日に崩壊したと言う話である。
 《本質論が置き去りに》。
 また、「そもそも論」をすると「核兵器」と同じ意味を持つ原子力発電が、民間の電力会社保有と言う点で異常な話だった。なにしろ、東電をはじめとする電力会社は、株式を「上場」しているのである。株式上場している以上、東電など電力会社の経営陣は、ある程度は「利益」を意識せざるを得ない。利益を意識する以上、本来は喫緊の課題であった原子力発電所の耐震化投資などが先送りされてしまった可能性を否めないのである。
 原子力発電所の存在は核兵器保有と同意。原発を資産として保有する電力会社が、民間の上場企業。この二つの問題こそが、日本国民が現時点で考え議論すべきことなのである。ところが、現状は民主党やマスコミの「東電は悪!」といった論調に引きづられ、本質論が置き去りにされている。
 日本国民は今こそ本質に立ち返り、「原発を持つ(=核を持つ)」意味を考えなければならない。結果として、「原発以外のエネルギーに投資する」という選択をするかもしれない。あるいは「原発を維持するために、核保有を目指す」という結論にたどり着く可能性もないわけではない。いずれにせよ全国の原発は、全て国有化しなければならないとはかんがえるわけだが。
 2011年三月十一日、戦後レジームに甘え、原発や核兵器、それに自衛隊などに関して議論を先送りにしても構わない時代は終わったのだ。政治家が未だに本質的な議論から逃げ続けるというのであれば、日本国民一人ひとりが考え始めなければならない。原子力発電所を持つことは、「核をもつ」ことと同意であるという現実について。******************************◆。
 核保有国になることが、よくも悪くも、今までの半人前の無責任国家(外国に向けて自ら発砲できない)から、自分の国民の生命と財産を守るためには自から責任をもった一人前の国として、戦う気概を持つために必要だと思っていました。
 まだ全員の記事を読んでいませんが、本質的に一番私と合った意見を載せました。
 
    

「そんなに日本が嫌いなのか」NHK.

2011-06-29 11:33:53 | 本と雑誌
 よく新聞社が使う手ですが、新聞社の意見としてはあまりに過激だと判断した場合、よく言うことを聞いてくれる、御用学者や投書欄に言いたいことを代弁させるやり方があります。責任を他に転嫁して、いい子ぶりっこをする朝日新聞得意の小芝居です。ちょっと前は新聞は一つだと言われた時代がありました。全ての新聞が、朝日に習って同じような記事を書いたからです。
 こんな時代が戦後しばらく続きました。戦後民主主義と称する戦前日本残酷物語を定着させる理論を常識化させ、これに逆らえないような雰囲気を作り上げてしまいました。さらっと言いましたが、このシステムを作り上げた罪というか、功罪はとてつもなく大きいと思います。インテリ、あるいわインテリを目指す人々はこぞって朝日の意見を参考にしました。
 読売新聞は渡邉恒雄販売責任者の下、大掛かりな拡張問題を重要視し、シュア目的のため損得抜きに拡張軍団が街に跋扈しました。そしてNO1の地位は読売にとって変わられましたが、クオリティは朝日が一番だと思い続けています。それが証拠に政治家が一番気にする新聞はやはり朝日だということをどっかで聞いて情けなく思ったことがあります。
 その朝日と双璧をなすメディアに放送会の、NHKがあります。今日書こうとしたことは、このNHKについてのことです。昨日購入してきた雑誌『WiLL』8月号は、紙面の殆どが原発問題を扱っていたので、少しあとで取り上げたいと思いますが、何気なく見ていて最後の方のページに投書欄とも言うべき●読書から●欄があり、そこの気になる投書を見つけ、それを中心に今日の話そをまとめたいと思います。
 ◆・・・・【NHKよ、受信料を返せ!】。・・・・・
 (千葉県・上田真弓・51歳)・・・・
 ・・・NHKが大東亜戦争を取り上げる番組は、日本が悪いという前提で作られているものが多く、「日本の侵略戦争だった」として検証するものばかりだ。
 1月から3月にかけて、4回シリーズで「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」が放送された。題名かラして、日本が悪いという前提でつくられた番組と分かるが、日本の誰が、何が悪かったのかばかりに焦点が当てられており、良くもこんなにひどい番組を放送できるものだ。
 恥ずかしくないのかと呆れ返ってしまった。5月には教育テレビで「さかのぼり日本史 昭和 止められなかった戦争」が、こちらも四回シリーズで放送された。
 やはり戦争の原因を日本だけに探し避難する内容で、日本は悪い国だと視聴者を洗脳するかのような放送だった。NHKの戦争番組の特徴は日本を取り巻く世界の状況がどうだったのかという事実に目を向けないことだ。
 中国、アメリカ、イギリス、オランダ、ロシア・・・・各石の情勢と思惑を知らなければ「なぜ戦争に発展したか」などわかるはずもない。
 歴史は各方面から検証しなければならないが、NHKの戦争番組は日本人のみを一方的に悪く描く偏った内容のものが多過ぎる。
 日本国民から受信料を徴収しておきながら、「日本はこんなに悪いことをしてきました」と全国、世界にまでプロパガンダ放送をしているのだから、腹が立つ。受信料をかえせ。*******************************◆。
 ★・・・私自身も自分の意見を、人の意見に代弁してもらいました。大東亜戦争の直前の世界地図を見たことがありましたか。NHKはこの類いの放送をする場合は、まず世界の情勢を、冷静に偏らず淡々と見せるべきです。特に亜細亜の情勢を、見てもらいたいです。
 先ず、チャイナ(ヨーロッパの各国が侵食していて、それぞれ租界を設け半植民地化していました。奇跡的に日本もその仲間に入っていましたが、考え方はヨーロッパの国々とはまるっきり違いました。チャイナの独立を応援する人々が日本には大勢いたのです。チャイナもその運動に賛同する人々が、大挙日本に留学して、日本に学ぼうとしていました)。
 アメリカ、この頃はまだ新興国で、アフリカの領土はヨーロッパに分割され、植民地を太平洋日本チャイナに向かっていました。チャイナにも租界を作りました。ハワイも一方的な法律で手に入れてしまいました。満州にも鉄道を通じて進出仕様としましたが日本は断りました。このことは後で一緒にやっていればアメリカ都の戦争は避けられたという説もありますが、なんとも言えません。
 イギリスの立場は複雑だったと思います。日露戦争のとき、イギリスは自国の国益のため日英同盟を結び、ろしあのバルチック艦隊に石炭を売らないという、同名としての約束を果たしました。良質の石炭を求められなかった、バルチック艦隊は対馬の沖でそれだけではありませんが日本に完全に敗れました。しかしロシアが倒れ共産国になったとたん。チャイナの宋美麗、蒋介石婦人を初めとする、宋三姉妹のプロパガンダに、より日本を世界のターゲットにすることに成功しました。
 宋三姉妹の工作は、主な目的はチャイナの内戦に勝つのが目的の、毛沢東との戦いに日本の戦力の分散が目的だったのでしょう。イギリス、オランダ、アメリカ、ロシアはチャイナを買いかぶって此処こそ最後の植民地の宝庫とでも思っていたのでしょう。
 イギリスはシンガポール、マレーシア、ビルマ、パキスタン、インドとアジアの大部分を植民地として世界三大強国のひとつとして君臨していました。ちなみにあと二つはアメリカと日本だったのです。
 オランダもインドネシアの広大な植民地を、当たり前のように持っていたのです。フィリッピンも、スペインからアメリカに移りましたが、植民地には変わりありませんでした。
 日本以外、アジアには完全な独立国は、日本だけで、辛くもタイが独立を保っていました。チャイナは国の呈をなしていず、群雄割拠かろうじて対面を保っていたのは制服王朝女真族の満州王朝の「清王朝」でしたがこれも崩れ。孫文が起こした中華民国が自国に多数の租界をかかえ、共産党連合のチャイナソビエットぐんとの戦いに明け暮れていました。
 戦争反対と単純に叫ぶ人たちも。平和になるためには戦争がつきものです。日本の歴史でも世界の歴史でも、戦争によらない平和はないでしょう。平和というものは戦争と戦争の間の小休止の間だけだと思っていますが間違っているでしょうか。
 今、戦争も辞さない、野望を持った国は、チャイナとアメリカでしょう。戦争をする場合の必要条件は、正義をかざすことです。正義に裏ずけられて、初めて国民に戦争を認めさすのです。戦争もそう簡単には始めることはありません。独裁者でもかなり大変です。
 たしかに最近のNHKはおかしな空気に溢れかえっています。朝の連続ドラマ、「おひさま」も戦争が絡んでくると、おなじみのイデオロギーが顔を出してきます。大河ドラマもこれは、コリア向きに作っているのではないかとさえ思ってしまいます。歴史もいい加減です。いくらドラマでも、こんな滅茶苦茶な話にはいい加減ついていけません。
 話がかなり脱線してしまいましたので、この辺でひと休みします。