お笑い専門みたいな、最近のテレビ局で、何か物足りなさを感じていたが、
日本テレビは久々の快挙だ。昭和の鉄人、山本夏彦翁がよく書いていたが、世の中の事は
笑うよりほかない。とは、実に名言である。それを地で行ってるのが「ミヤネ屋」、だ。
オチャラケて、いるようで、結構シビアだし、トボケテいるようで、かなり核心をついている。
ワイドショーも過度期の今、新しい風のような、いや関東の人間にはそう写るパーソナリティだ
関西ではかなりの有名人で,様々な悪い噂は聞こえてくるが、私にとって、それはたいした
問題ではない。だらけきった、最近のニュウス番組の中で異彩を放って光っている。
関西弁はこんなに、ニュースを語るのにぴったりだったとは、思いもよらなかった。
それくらい新鮮な感じをもった。とにかく解りやすい。ニュースに血が通ったような気がする。
落語でいう、ふら、宮根誠司はこれを持っている。これは一種の才能で訓練しても持てる者
ではない。林家こぶ平(林家正蔵)等は、とうていむりだ。報道関係アナウンサーの中で
彼の、存在は実に貴重だ。大切に見守り育ってほしいとおもう。