歩かない旅人

牛乳を毎日飲む人よりも、牛乳を毎日配達している人の方が健康である。

歴史に学ばない困った人達

2009-08-31 22:11:10 | 国際・政治

衆議院総選挙は、終わった。私の予想は大きく外れ、民主党が308議席、獲得した。

その内、初当選新人は143名だそうだ。自民党は、119名、 119番は消防署、火消しだ。

それにしても、小選挙区制は、怖い制度だ。何かの拍子にガラッと政策が180度かわる。

日本独特の、融通の緩やかさとか、情状酌量の配慮が、許されなくなりそうだ。余裕の無い

しゃくし定規な、ギクシャクした社会に、なるだろう。ちょっとした失敗が命取りになれば、それは

それで、思い切った政策などできないだろう。常に選挙民の顔を窺う人気取り政治家の増える

いやな、日本になりそうだ。あの、小沢一郎はかって、野村沙知代を担いだ男だ。

そう言えば、今回も若い可愛げな女の子が、大勢当選した。抜け目のない、政治屋さんだ。

今回の話題は、選挙を別の角度から、切り捨てて見ようとおもう。

幸福実現党と言う党が、今回の選挙に、大量に、候補者を立てた。多分300名を超えている

と思うのだが、何人か議員が当選すると思ったのだろうか、使った金額も半端ではないだろう。

党首の大川隆法氏は、宗教法人、幸福の科学の教祖である。彼自身、ベストセラー作家の

日本で二番目だそうだ。一位はユウまでもなく、池田大作氏である。大川氏は公明党を

目指したのだろうか。それともトンデモナイ勘違いをしたのだろうか。当選者がゼロとは情けない

かって、徳田寅男氏が全国に徳州会病院を一杯立ててその院長を何十人も立候補させた。

当選したのは徳田氏だけだった。その真似では無いと思う。彼は宗教家と称している。

何かが彼に啓示をもたらしたのだろう。今迄にもこれに似た集団がいくつかは有った。

そして、蜃気楼のように消えていった。どちらかと言うと、共産党も少し似ている、絶対に当選

出来ないと解って居ても、一応候補者を、たてる。しかしこれは、組織のタガを締めるという

別な意味をもっている。ところが、この幸福実現党はどんな考えかまったく、解らない。

マニフェストは良く読んだ、大変良い政策だとも思う、しかし、メディアは全然取り上げなかった。

取り上げると言うより、無視した。もっともメディアの嫌う、政策だからだ。其のくらい解らずに

候補者をたて、メディアに挑戦したのだろうか、そうだとしたら大した者だと、思うのだが、

初めから、当選者は出ないと思っていたが、ものの見事にこれは当たった。ポスターは街で

やたら、眼についた。莫大な金銭を湯水のように使ったのはまず、間違い無い。

新興宗教の自己肥大、野郎事大、オーム真理教も通った同じ道なのか、良く分からない。

解らないところが、宗教の宗教たる所以か、それにしても、ゼロとは何たる事か。これでは

布教にとってはマイナスではないか。何処にそんな自信があるのだろう。不思議な人だ。

選挙にはいつもドラマがある、いつまでも政治家を続けるつもりか政治家と言うより政治屋

と言うべき、オゾマシキ、西村拓とか、太田明宏とか、海部俊樹とか、佐藤ゆかりとか

片山さつきとか、これらが、落選したのは快挙とも言うべき事であることはいうまでもない。

しかし、ものは考えようである、自民党は今度こそ立党の精神に立ち返るチャンスである。

まず、公明党と手を切る事である。憲法を改正することである。自立の精神を持つ事である

今迄、自民党は日本の保守的愛国者を蔑にしてきた。麻生総理は見かけよりへたれだった。

確固とした信念などまるで感じられなかった。只調子が好いだけの、人気取りに終始した。

そのまえの、福田康夫は史上最低に限りなく近い人物だったし、それらをプロディユスした

森嘉朗は今回の選挙のA級戦犯の最たる者だろう。当選してがっかりした一番である。

これからの、自民党は公明党とも完全にたもとを分かち立党の精神に立ち返る事が何よりも

心がけなくてはならない、迎合しない強い信念、日本の為の政策、目先のバラマキに眼を

光らせて騙されない、本当の事を話し、世界の中の状況を正しく伝え、日本の誇りを失う事

のないように、毅然と、胸をはろうではないか。自民党だけではない、政党を超えて、日本は

日本人のくになのだ。いまの印象、鳩山、蛇。小沢、ガマガエル、管、銀ばえ、これはながく

続いている、まるで共産主義の順位のように、とてもまともな状況とは言い難い、

これだけは、日本の悪い伝統だ。鳩山氏は気持ちが悪い。寺山修二をおもいだす。盗作の

常習犯、ハッタリヤデ、見栄っ張り、見かけ倒し、無表情、コロコロ変わる信念、無神経

無責任、鈍感、朴念仁、学者馬鹿、お人好し、およそ人間らしいが、これが総理大臣となると

いつまで続くか、心配になるのはとうぜんである。


総選挙開票速報と各テレビ局

2009-08-30 22:30:19 | テレビ番組

2009年8月30日午後8時になった。選挙はここまでで、後は開票である。テレビ局の状況は

まず、NHKが7時55分 テレビ朝日が7時56分、TBSテレビが7時57分、フジテレビが

7時58分、テレビ東京が7時57分、日本テレビガ9時からとまちまちだが、開票を待たずに

当選確実が出だしたのには、驚いた。まだ15分しかたって居ないのに、もう結果が出て来た。

民主ガ224名、自民が52名、公明ガ11名、共産が4名社民が2名、みんなが4名

国民が2名その他が2名の、当選確実をだしている。残りは177名である。今8時20分。

これは驚いた。こんなに差がつくとは、想像を絶する。テレビでは民主党の各当選者の笑顔の

連続である。しかしテレビ局で当確の速さはTBSが一番早い。いやテレビ朝日の方が早い

残りが109名に成っている。自民59、民主276、公明13、共産7、社民3、国民3その他10

今8時40分、NHKは残り247名TBSは残り172名、朝日は109名、テレビ東京は予測を

立てているが自民98名公明が18名、民主ガ326名、共産が10名、社民ガ9名

国民が3名、その他16名と、だしている。之からの報道の目的は落選者の顔ぶれであろう。

自民党は一応大物とされて居る、大勢の落選者が続出しそうである。テレビ的にはTBSが

ビートたけし、東国原宮崎知事など、面白そうである。テレビ東京は、飯島勲が面白い

それにしても、メディアのチカラは恐ろしい、今9時を少し過ぎた一番早い当確を出す10、Chが

残り、107名となっている。とにかく、民主党単独で320名を超す勢いである。

日本テレビも、24時間テレビが有った為9時から加わったが残り182名と堅実に予測している

こんな結果に成りつつあるが、大丈夫であろうか。これだけの差は尋常ではない。願わくは

民主の中の良識派に期待したい。今9時40分鳩山由紀夫氏のインタビューが始まった。

日本の開票作業の速さには、今更ながら驚く。鳩山氏はもう総理に成ったような受け答えだ。

自民党は自分からコケタ。虚仮すぎた。しかし民主党が政策で二つに分かれた時、保守派は

一つに成る可能性がある。今10時、10Thは残り94名、なんだか朝日だけがハシャイデいる

その通りに成りつつあるのだから、朝日は、得意満面であろう。テレビ朝日と他の局では

80名から50名位の差がある。話は少しずれるが、落選した連中は落ちて当然と言う人が

あまりにも、大勢いて思い知ったかという言葉を献上したい。今10時15分麻生総理の

記者会見が始まった。責任を取って総裁を辞任するそうだ。国民の暮らしをまもる、と言う

スローガンは、民主と同じバラマキ政策合戦だった。之からは真面目な、具体的な現実的な

議論に成って行くだろう。


週刊誌ウォッチングによると

2009-08-30 17:14:33 | 本と雑誌

花田紀凱と言う人がいる。月刊誌「WiLL]の編集長をしている。かっては、週刊文春の編集長を

していて、多分記憶が定かではないが、ロッキード疑惑で時の総理田中角栄を退陣に追い込む

一翼をになったか、ロス疑惑を最初に手を付けたか、そのどっちにも、関係していたか、

あるいは、そのドッチデモ無いかもしれないが、出版関係では一つの伝説をもつ男である事は

間違い無い。月刊誌「WiLL」は今一番(旬)な雑誌で記事の切り口がアカヌケている。

これも、推定だがこの手の総合雑誌ではいちばん、売れていると思う。この時代売れるという

事は、大変なことである。彼が過って所属していた、文芸春秋社の雑誌「諸君」が廃刊になった

その他、「論座」とか「世界」とか「新潮45」とか青息吐息か廃刊に追い込まれている。

その、花田紀凱氏の手腕は並大抵ではない。その彼が、サンケイ新聞の土曜日に毎週、

(週刊誌ウオッチング)の連載を続けている。だからこの記事は、昨日の話である。

その中で、「週刊現代」、(9月5日号)がご丁寧にこれまでの4回の予測を並べている。

予測と言ってもこれは、今日投票してきた衆議院選挙の、自民、民主の当選数である。

7月4日号   自民  130     民主  283

8月1日     自民  78      民主 332

8月22日号   自民  44     民主  390

9月5日号    自民  141    民主  289 

最悪の場合自民は44、一番多くて141、そのくらい予想は難しいものだと言っている。

「サンデー毎日」は自民に一番甘く173、その他いろいろ書かれているが選挙にしぼる。

今日の新聞には全面広告を自民党はだしていた。{日本を壊すな}と大きな文字が躍っていた

今の時間は夕方の5時である。午前10時ころ雨の降らないうちにと、投票に行って来た。

今迄にない、投票所に列が出来て居た。近所の小学校だが、こんなことは、初めてだ。テレビ

は今日の夜、4チャンネル以外全部8時から、特別番組を長時間くんでいる。4チャンネルは

9時からだ、どの局も、御馴染の顔ぶれの、今度の選挙に、変われ、変われと大騒ぎした

連中の殆どが顔を見せるだろう。知識人と言われたがっている連中である。

今日は夜テレビを見ながら、この続きを書くことにする。

 


我が国のメディアの信用度

2009-08-29 22:39:36 | 国際・政治

いよいよ、総選挙が明日に成った今日、試されるのは、新聞、テレビ、雑誌、など、いわゆる

メディアの、予想、が書かれたり、言われたりしたことと、あっているかどうかです。

御大層に、重々しく御託宣くださいました。あの予想とやらに、挑戦する為に何が有っても

投票にゆくつもりで、ございます。誰に投票するという、はっきりした、理由はありません。

今度は、惨敗するという、自民党にどんな人か、小泉チルドレンと言われた、その人に投票

するつもりで、ございます。この前の選挙で当選した新人の皆さまは、いままで、なにをしたのか

さっぱり、見えて来ませんでした。しかし、安部総理の時の10人分位の総理の働きをうらで

支えた三分の二の人数に入っていたと言う。その誇りを失わないでもらいたいと、思います

さて、今度の選挙で、仮に、民主党が300人を超えた場合、どんな考えの新人が増えるか

非常に、興味があります。旧社会党系の新人か、保守系の新人かで大きく民主党の性格が

かわるからです。鳩山由紀夫氏のマニフェストには、まったく共感しませんが、増えた新人の

力といいましょうか、圧力と言いましょうか、党首の考えが、かなり常識的になる可能性が

生まれるかもしれません。野党の時は好き勝手なことを言い続けて来た人も。いざ自分が

この国を、動かす立場に成りますと。もういい加減なことは、言えなくなります。

あの、村山総理のようにまるで、尻がる女のように、信念とか政策をコロコロ変えた人も居ます。

メディアの予想のようになっても、私はそんなに心配していません。鳩山さんも、小沢さんも

元々、自民党のひとです。マルクス・レーニン主義には遠い立場に居る筈だとおもうのですが。

自民党の中にも、加藤某とか、山崎某とか二階某とかアメリカより、中国の方に顔を向ける

人達もいますから、どっちもどっちです。ですから何かのショックにより、何とかしなくては

成らない時期に、とうとうなってしまいました。どちらかと言うと、私は見物人のような者です。

メディアが言うほど、日本はひどくは、なっていません。それを一番よく知っているくせに

何のために、進歩的文化人と称する人達は大騒ぎして、またそれを、メディアはここぞとばかり

取り上げる、それが今度の選挙にどう反映されるか非常に興味深く注目しています。

メディアほど、無責任な者はありません。それは新聞が発行された頃からの伝統を絶やさず

持ち続けているからです。昔は新聞は子供に見せなかった真面目な家庭があったそうです。

新聞は嘘を書く、判断の出来る大人は嘘を見抜けるから読んでも好いが、子供はそれを

判断できないから、読ませてもらえなかったそうです。新聞記者は羽織ゴロと言われた時が

あったそうです。昔の新聞記者は羽織を着たゴロツキだと言われたのです。新聞とテレビは

兄弟です、いや親子です。いまだにテレビはニュースを喋ることがアナウンサーにとっての

最高の名誉のはずでした。未だにそう信じているアナウンサーもいるかもしれません。

そのニュースでさえ、最近では信用されなくなって来ました。都合の悪い事は話さなくなって

来たからです。話さない事は無かった事です。中国の文化大革命の時がいい例です。

何百万も殺されていた時、日本の新聞は殆ど、いや全部に近い新聞は無視、しました

かわりに、中国を礼賛していました。礼賛していた人達は未だに何の責任もとりませんでした。

それどころか、かえって偉くなった人も居る程です。メディアというのは大変と騒いでみんなを

心配させて、お金を儲けるのが、本当の姿なのです。しかし良心的なメディアもあります。

しかし、殆どの新聞もテレビも元は一つですから、中々信用されない宿命なのです。今の

メディアの上層部は戦後の東京裁判史観のもと、日教組の教育で育った人が殆どです

それらの、連中が立てた予想です。普通なら、予想があたったら、悲しむ筈です。

彼らには、日本より自分達の立てた、予想が当たった方をよろこびそうです。


産経抄まる写し第二弾

2009-08-28 14:16:18 | 日記・エッセイ・コラム

今日のサンケイの産経抄を読んでいたら、8月24日の産経抄に載っていた「学校の先生が国

を潰す」を読みたいので、との、問い合わせが多数寄せられたと書かれていた。この題名で今秋

産経新聞出版から刊行されるそうである。私も大いに共感したのでここにまる写しに書く。

「学校の先生が国を潰す」。おだやかならぬ題名の本が、送られてきた。著者の一止羊大(いち

とめよしひろ)さん(66)=ペンネーム=は、大阪府下の公立学校の元校長だ。学校での

国旗、国歌の指導の実態を知ってもらいたいと、自ら印刷した。題名には、学校の先生こそ、

日本人から矜持と誇りを奪った張本人ではないか、との思いを込めたという。平成10年4月に

着任した学校では、最初の職員会議からして異様だった。新任の校長を差し置いて、「議長」

が冒頭のあいさつをして、審議に入った。入学式、卒業式で、国旗の掲揚、国歌の斉唱が

ないこともわかった。職員会議の多数決で決まった、というのだ。ここから一止さんと教職員組合

との壮絶なバトルが始まる。会議、校長室、自宅にかかってくる電話で、議論が続く。一止さんを

誹膀する文書が「にゅーす」として、定期的に配布される。保護者にも、国旗、国歌、に反対

するよう呼びかけがある。教育委員会は、指導の徹底をとはっぱをかける。ところが組合との

対立の激しさを報告すると、一転して混乱を避けるように、と腰が引けた対応になる。まさに

孤立無援の状態だった。広島県立高校の校長自殺のニュースが飛び込んできたのは

そんな時だ。君が代をめぐる組合との交渉に疲れていたと伝えられた。「人ごとでは無いと思っ

た」と述懐する。一止さんの兄は海軍の予科練に入り17歳で戦死している。その話を聞いた

女性教員は、(先生のお兄さんも侵略者だった)と云い放ったという。「だから国旗を切り刻んで

もなんとも思わない人が現れても、驚きません」と、一止さんは電話ではなす。「戦後60年以上

たって、本当の敗戦の日を迎えてるんじゃないですか」とも。

以上が全文である。私に言わせると日教組の元締めは、共産党、社民党、である。言ってる

事とやってる事がこんなに食い違う党は、笑ってしまう位、情けない。よくここまで生き延びて

きたと、逆に感心する。社民党の党首、東大をでて、弁護士だそうだ、認めたくなくても、

そうらしい、今迄7名の議員がいたらしいが、限りなくゼロに近い数字を心から期待する

この間も共産党から投票を頼む電話がかかって来た。おだやかに、しかし、はっきりと、絶対に

投票しないむねと、そのわけを話した。この党も将来は明るくない、代々木に誰もが呆れる

立派というより虚仮脅かしの様な本部のビルを建てた。共産圏の過っての国を彷彿させる。

どの共産党を信奉する国も、独裁になる、党員が特権階級になる、軍隊は国の軍隊ではなく

党を守るための軍隊、いわゆる人民軍と呼ばれる。党に対する批判は許されない。そして

判で押したように、人びとに階級、をつける。人権について極めて出鱈目な鈍感さである。

そんな国を、あるいは、体制を、真剣に求めて居るのだろうか。そんな国に成る為に教育を

有る意味では真面目にやって居るのだろうか。日本の共産党も社民党もよその国とはちがう

日本独自の政党で、軍隊も持たず核も持たずよその国の嫌がる事は、やらない、

そう言えば、自民党の一部の人、民主党の一部の人、この国の大部分の人々は日教組の

お世話になった人ばかりだ。同じような考えを何の疑いもなく、気真面目に、几帳面に、誠実に

やりぬく人が、いるのも、うなずける。これも間違いなく日本人の美徳なのだから