
5月26日のPowerFPによれば、米系大手運用会社フィデリティ・グループの日本法人、フィデリティ投信が調査結果を発表しました。
結果は、日本株式などで運用した人は全体の約4割に上るとの調査をまとめました。
4月下旬にアンケートを実施し、全国の定年退職金を受け取った60~65歳の男女千人から回答を得たそうです。
回答者の約4割は、退職金の一部を株式や投資信託といった元本保証のない投資型金融商品で運用したそうです。
投資対象となったのは、日本株が58%で最も多く、「主に日本株式以外に投資する投資信託で定期的な分配金を払うもの」が37%で続いたそうです。
昨年は株式市場全体の地合いが悪化したため、退職金を金融商品での投資に回した人のうち61%が評価損を出したと回答し、うち79%が投資した金融商品について「保有し続けたい」とし、「保有を減らしたい(売却したい)」とした12%の回答を大きく上回ったようです。
保有継続の理由は、「中長期の視点で運用が前提なので」が50%で最多かったようです。
フィデリティ投信によると、今年から団塊世代の公務員の定年退職が始まり、すでに2兆円以上の退職金が支払われていると見られているようです。
では、投資信託の特徴は?
投資信託は、投資家から集めたお金をまとめて大きな資金として、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品です。
1,少額からでも手軽に投資できる!・・・1万円程度で手軽に始められます。
2,投資の基本は?分散投資!・・・資産を幾つかの商品に分けてリスクを分散させます。
3,専門家が運用します!・・・株式や債券などの知識が無くても、専門家が投資家に代わり運用してくれます。
では、選ぶときのポイントは?
1,何のために運用するのか?・・・投資の目的を定め、各自の目的に合ったタイプの投資信託を選択することが、大切です。
2,換金が容易か?否か?・・・一般的には、4~5日は換金に要すると言われていますが、一定期間は換金できない物も有るために、購入前に確認する必要が有ります。
3,運用成績をチック!・・・販売会社や投資評価機関などから、情報を収集して検討する必要が有ります。
リスクとリターンを理解するには?
元本保証の預貯金と異なり、元本割れも有るので、リスクとリターンを理解してリスクの軽減方法の「分散投資」や「長期投資」を組み合わせ考えることが重要です。
詳細などは、専門家等にお尋ね下さい。
情報元:PowerFP
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