異例の高値が付く中古車市場

みな様も３．１１の自動車を木の葉のように飲み込む津波を


テレビで何回もご覧になったと思います


分厚いコンクリートの防波堤でも破壊する力ですから


自動車など本当に木の葉のように・・・でしたね！


そんな訳で


中古車が異例の高値で取引されています


東日本の震災地では


当面の移動手段に５０万円以下の軽自動車の需要が増大


自動車製造の工場も津波にやられ


かなり新車製造も遅れているため


当然下取りとして集まるはずの中古車が不足


需要と供給のバランスの関係で高値が続いています


リクルート中古車情報誌「カーセンサー」によれば


軽自動車や小型乗用車の２世代前モデルの全国平均小売価格は


震災後に軒並み５％のアップ


スズキアルト（１９９８年～２００４年生産）の価格は


４月末時点で２０９，０００円で震災前より１万２千円アップ


カーセンサー経由での東北地方の中古車販売店への４月問い合わせ件数は


前年同月比約２倍も有ったようです


中には


新車の納期を待てずに中古車を求める人も・・・


例年だと需要が落ち込む４～５月だそうですが今年は・・・需要が落ちない！


オークション最大手のユー・エス・エス（ＵＳＳ）の３月の全国平均落札は？


約５７万円で前年同月比を５万円強（１０％）も上回っている


新車を中止に販売する販売店も品揃えのために中古車の調達を・・・


ガリバー自動車研究所では中古車の高値が定着する可能性があると


自動車購入を考えている人は


下取り価格の上昇と下取りアップによる新車購入ローンが少なくて済むメリットも発生


マイホームも自動車のように中古市場が活性化すれば


もう少しマイホーム購入者の方々のライフプランが楽になるかも知れません

情報元：ＰｏｗｅｒＦＰ




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