ヨナの福音こばなし帳

オリジナルのショート・ストーリー。一週間で一話完結。週末には、そのストーリーから人生の知恵をまじめにウンチクります。

雪山救助犬ノア(7)ウンチク編

2008-01-27 | 放蕩息子Part2
雪山救助の専門家の方が読まれたら、「ありえない・・」と言われそうですが、そこは、お話、ということでご容赦いただければうれしいです。もし専門家の方で、ここはこう直せばこの話は現実感が出る、という本気の助言があれば、ぜひお聞かせください。(でも、言いがかりみたいのは、無視しますよ)

今回のストーリーで注目して欲しいのは、あの若い登山家が、キャンプで救助隊の声を無視し、トランシーバーからの救助隊の声も無視したところなのです。
もし、彼が、その声に耳を傾けていたら、彼は遭難することはなかったし、救助隊は出動しないですみました。もちろん、ノアは死ななくて良かったのです。
彼は、彼なりに経験も知識もありました。体力もあり、何より自信がありました。でも、彼は自分がどのような危険に向かおうとしているのか、わかっていなかったのです。

私たちも、彼と同じようなことをやりがちです。自分ではいいと思って進むのです。自分ではわかっているつもりです。自分ではやれるつもりです。そして、止まれ、戻れ という声に耳を傾けません。

これまで何度、神様はあなたの心に語りかけたことでしょう。

「それは、あなたの人生を破壊することになる。止まれ」
「それ以上続けたら、取り返しがつかないことになる。止まれ」
「それはあなたが関わることではない。戻れ」
「その道ではない。こちらの道だ。戻れ」
・・・

これまで何度、あなたは、その声を無視し、当然の結果として、警告されたとおりの危険が身に起こったことを経験されたことでしょう。

「あそこまで言ってあげたのに、無視したんだから。もう知らん。なるようになれば」って、投げ出されても、文句は言えません。身から出た錆です。


でも、神様は、あなたを見捨てないのです。

ストーリーのノアは、自分を熊と間違ってナイフで刺した人を、いのちの最後を振り絞って助けました。神様は、神様の声を無視し、神様を毛嫌いし、神様に逆らい、その結果永遠にいのちを失おうとしているあなたに、ご自分のいのちを犠牲にして、あなたにもう一度いのちを取り戻すチャンスを与えようとされているのです。


神様は、今も、あなたの心に語りかけています。

「あなたは、どこにいるのか」(創世記3:9)

いのちがけであなたを捜し求め、愛してくださっている
その声に、耳を傾けてみませんか。


しかし、助け主、すなわち、
父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、
あなたがたにすべてのことを教え、また、
わたしがあなたがたに話したすべてのことを
思い起こさせてくださいます。
(ヨハネの福音書14章26節)



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