今日は年少、年中、年長の3クラスのレッスンをしました。今月は魔女シリーズで毎回盛り上がっています。
長テーブルに黒い大きなビニールシートをかぶせてテントのようにして、その中に魔法のほうき(ブームワッカー)をおいておきます。ブームワッカーというのはプラスチックの筒状の棒で1本ずつドレミファソラシドの音が出ます。
私が「あのテントの中に入ったら魔女に変身できちゃうんだよ。」と言うとみんな「え~」と目をまんまるくキラキラさせて喜びます。その表情を見たらもうやめられません私がリトミックを教えて「幸せ」と思う瞬間です。
子供たちは全速力でテントの中に入り、ワッカーを取って足の間に挟んで魔女になって飛んでいきます。しばらくするとほうきがこわれて落ちてしまいます。ほうきを直すためにはドレミファソラシドの音階を上手に鳴らさないといけません。年長クラスになると音階ではなくピアノを聴いて音当てをします。それから魔女の森に着いてほうきから降りてゆっくり歩きます。真っ暗な森は時々怖いものが出てくるのでそのときにはスカーフをかぶってかくれます。「ホーホー」とふくろうが鳴いている森の奥ではたくさんの魔女たちが朝ごはんの支度をしていて・・・・・という風に魔女のお話は続きます。
坂本先生の<魔女たちの朝ごはん>という曲にあわせて手合わせをしたり、年中以上ではボール回しをしたりボールをついたりケンパーもしました。難しいアウフタクトのリズムですが、自然に身につくことができるのはリトミックならではです
子供たちはタンバリンの中にいろいろなもの(スカーフ、カスタネット、ロープ、鈴など)を入れて魔女の特製スープを作るのも大好きです。必ずどんなものを入れたのか(こうもり、カエル、くもなど)説明をしてもらいます。クラスによって入れたものの言葉を順番リズムしたりもしました。
今日も3クラス、あっという間でした。楽しいとあっという間に過ぎてしまいますね。