相馬市の立谷秀清市長は17日、同市で記者会見し、年間被ばく線量が1.6ミリシーベルトを超えると推定される約60世帯や小中学校など100カ所に、1時間ごとの放射線量を測定、市に送信する即時線量計を設置すると発表した。同日から設置作業を始め、測定データを送受信するシステムの状況を確認しながら近く運用を開始する考え。
計測システムを考案した東京大大学院理化学系研究所の早野龍五教授によると、一般家庭で放射線量を継続的に測定するのは全国初の試み。
同市によると、即時線量計を設置する1.6ミリシーベルト超の基準は、同市独自の被ばく線量基準2ミリシーベルトより厳しく設定した。同市が昨年10月、乳幼児から中学生、妊婦を対象に行った個人線量計による調査で1.6ミリシーベルトを超えた世帯に線量計を設置し、携帯電話回線などを通じて、放射線の測定結果を随時送信する。
(2012年4月18日 福島民友ニュース)
計測システムを考案した東京大大学院理化学系研究所の早野龍五教授によると、一般家庭で放射線量を継続的に測定するのは全国初の試み。
同市によると、即時線量計を設置する1.6ミリシーベルト超の基準は、同市独自の被ばく線量基準2ミリシーベルトより厳しく設定した。同市が昨年10月、乳幼児から中学生、妊婦を対象に行った個人線量計による調査で1.6ミリシーベルトを超えた世帯に線量計を設置し、携帯電話回線などを通じて、放射線の測定結果を随時送信する。
(2012年4月18日 福島民友ニュース)