中国電力は14日、島根原発2号機(松江市鹿島町片句)=定期検査中=で、原子炉の中性子の量を監視する装置が動かなくなったトラブルは、装置の周りにテープを巻き付ける作業で生じたひびが原因だったと発表した。
トラブルは2号機が定期検査入りした1月27日に発生。原子炉の起動や停止の際に中性子の量を監視する装置4台が動かなくなり、6月上旬~7月上旬にかけて再現試験を行い原因を調べていた。
中国電によると、テープを巻き付ける際に加わった力により、装置内部のセラミック製部品にひびが生じた。原子炉の運転停止による温度変化でひびが広がり、中性子の量を計測するのに必要なアルゴンガスが検出部から漏れ出して不具合が生じた。装置は既に交換し、今後はテープの巻き付けをやめる。
引用/毎日新聞 2012年08月15日 地方版
トラブルは2号機が定期検査入りした1月27日に発生。原子炉の起動や停止の際に中性子の量を監視する装置4台が動かなくなり、6月上旬~7月上旬にかけて再現試験を行い原因を調べていた。
中国電によると、テープを巻き付ける際に加わった力により、装置内部のセラミック製部品にひびが生じた。原子炉の運転停止による温度変化でひびが広がり、中性子の量を計測するのに必要なアルゴンガスが検出部から漏れ出して不具合が生じた。装置は既に交換し、今後はテープの巻き付けをやめる。
引用/毎日新聞 2012年08月15日 地方版