20110311 memo

Fukushima radiation isotope

■memo 283 / 東京電力 安全管理

2011-03-31 | 日記
福島第一原発の現場の作業員に対して 放射線被爆量測定器を、グループに1~2個しかもたせず、各作業員の被爆量管理ができていないことが、NHKのインタビューで、明らかになった。厚生労働省は、作業員の安全管理について調査にのりだすことになった。

■memo 282 / チェルノブイリの事故処理

2011-03-31 | 日記
1986年4月26日1時23分(モスクワ時間 ※UTC+3)にソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故。
2011年現在 事故処理は、あと53年かかる予定。

2011年現在 
チェルノブイリ半径10km圏内
屋内の放射線量
5.2μBq/h

■memo 280 / 速報 IAEA 強制退避を進言

2011-03-31 | 日記
IAEA(国際原子力機構)は、福島第一原発 40km地点(飯館村)で、強制退避の基準値の2倍の値を検出したことから、避難退避を日本政府に進言。

測定サンプル:雑草1m2(飯館村)
放射線量:20,000,000Bq/h
3月11~28日までに降り積もった放射性物質の量に相当する。

IAEA
http://www.iaea.org/
IAEAとは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%A9%9F%E9%96%A2

■memo 276 / 科学の独立 歴史 2 長崎大学

2011-03-31 | 日記
長崎大学医学部は、戦前の官立六医大の一つという伝統を誇り、その大学院医学研究科を2002年4月から医歯薬学総合研究科へと発展.
2002年 東京電力が、9000万円寄付を申し出。テーマは、低線量放射線の人体影響。当時の学長は受け入れたが、長崎大学内で、猛烈な反対がおき、新学長に斎藤寛(公害問題が専門)が当選。長崎大学は、9月に臨時教授会を開き、東京電力の寄付講座受け入れを取りやめ、すでに大学側に振り込まれていた全額を 東京電力に返却した。

当時 東京電力は、福島第一原発三号機で、炉心隔壁のひび割れの事実を伏せたまま、97年にむりに交換し、二千人近い作業員が被曝し、被爆後遺症の問題が明るみにでた。

■meme 274 /  科学の独立 歴史 1 サイエンスフライデー

2011-03-31 | 日記
科学は、キリスト教会の支援のもとに発展したが、キリスト教の教えの枠組みからでることはできなかった。しかし、市民の研究助成金支援が始まり、キリスト教から独立でき、科学の独立が確立した。科学は市民のためにあるとして、、毎週、金曜日の夜、市民のための科学講座(サロン)が開かれていた。現在の「サイエンス・フライデー」科学ラジオ番組に受け継がれている。


■memo 272 /  水俣病

2011-03-31 | 日記
1956年に水俣病が発見された際、地元の熊本大学医学部は、現地調査を行い、窒素肥料を作る際に生成される有機水銀が原因であることを特定。日本チッソに排水停止を求めた。ところが、日本化学工業協会は、東大教授たちで水俣病研究懇談会、通称「田宮委員会」を立ち上げ、腐った魚を食べたことが原因と 腐敗アミン説を結論づけた。その後も 有機水銀は海水に流され続け 被害を拡大し続けてしまった。