東京電力福島第1原発1~3号機と広島原爆から、それぞれ大気中に放出された放射性物質の核種ごとの試算値を公表した。セシウム137の放出量を単純比較すると、福島第1原発は広島原爆の 168.5個分に相当する。
試算値は衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出された。広島原爆は「原子放射線の影響に関する国連科学委員会2000年報告」、福島第1原発は、6月に国際原子力機関(IAEA)に提出された政府報告書の試算を基に作成された。
セシウム137の放出量は、福島第1原発1~3号機が 15,000テラBq(テラは1兆)に対し、広島原爆は 89テラBq。ストロンチウム90(半減期約29年)は、福島第1原発が140テラBqに対し、広島原爆が58テラBqで約 2.4個分。ヨウ素131(半減期約8日)は、福島第1原発が160,000テラBq、広島原爆は63,000テラBqで約 2.5個分に相当。
経済産業省
原子力安全・保安院
森山善範原子力災害対策監
8月26日発表
試算値は衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出された。広島原爆は「原子放射線の影響に関する国連科学委員会2000年報告」、福島第1原発は、6月に国際原子力機関(IAEA)に提出された政府報告書の試算を基に作成された。
セシウム137の放出量は、福島第1原発1~3号機が 15,000テラBq(テラは1兆)に対し、広島原爆は 89テラBq。ストロンチウム90(半減期約29年)は、福島第1原発が140テラBqに対し、広島原爆が58テラBqで約 2.4個分。ヨウ素131(半減期約8日)は、福島第1原発が160,000テラBq、広島原爆は63,000テラBqで約 2.5個分に相当。
経済産業省
原子力安全・保安院
森山善範原子力災害対策監
8月26日発表