20110311 memo

Fukushima radiation isotope

■memo / スズメバチ巣 140万Bq/kg 20120323 福島第一原発から 3km地点

2012-09-25 | 日記
環境省は23日、東京電力福島第1原発から約3キロ離れた福島県大熊町にある
建物の壁で採取したツバメの巣から、1キログラム当たり約140万ベクレルの放射性
セシウム(セシウム134と137の合計)を検出したと発表した。

 環境省によると、巣はセシウム濃度が高い付近の田んぼの泥や枯れ草を集めて
作ったとみられる。千葉市の放射線医学総合研究所(放医研)に運び、巣表面の
放射線量を測定すると毎時2・6マイクロシーベルトだったが、約50センチ離れると
同0・08マイクロシーベルトに下がったことから、同省は「近づかなければ巣による
人への影響は無視できると考えられる」としている。

 調査は、事故による生態系への影響を調べようと放医研などと連携。昨年11月から、
原発20キロの警戒区域内外で、放射線の影響を受けやすいとされる動植物を中心に
選定、調査した。

引用/msn産経ニュース 2012.3.23



<補足>
福島第一原発から 約800km地点
スズメバチ巣(長径45cm 短径35cm)
0.050~0.053 μSv/h
空間線量 0.04μSv/h
測定日:20120924
巣形成:2012年4月~

■memo / 甲状腺がん1人確認

2012-09-24 | 日記
9月11日に福島市で開かれた県民健康管理調査検討委員会で、福島医大は子どもを対象とする甲状腺検査について、二次検査の結果、1人の甲状腺がんが確認されたと報告した。検査で甲状腺がんが見つかるのは初めて。福島医大は「放射線の影響ではない」としている。
 甲状腺検査は東京電力福島第一原発事故時に18歳以下だった子ども約36万人が対象で、検査結果が判明したのはこれまでに約8万人。
 今回、甲状腺がんが見つかったのは平成23年度実施分の二次検査。23年度は双葉郡8町村と伊達市、南相馬市、田村市、川俣町、飯舘村の13市町村の3万8114人で一次検査を実施した。
 186人から5.1ミリ以上のしこりなどが確認され、二次検査対象(B判定)となった。検査を終えた38人のうち、超音波検査や細胞を吸引して詳細に調べた結果、1人が甲状腺がんと確認された。それ以外は良性だった。
 福島医大は対象者についてプライバシー保護の観点から性別や年齢、住所、被ばく線量などを公表していない。
 福島医大は24年度の一次検査結果も公表した。福島市の4万2060人を検査し、「直ちに二次検査を要する」(C判定)と判定された県民はいなかった。二次検査対象は239人で全体の0.6%。23、24年度では425人に上る。
 しこりなどが見られない「A1判定」は2万3702人で全体の56.3%、5.0ミリ以下のしこりなどがある「A2判定」は1万8119人で43.1%だった。

引用/福島民報

■jarnal/ Twenty-five Years after Chernobyl Accident. Safety for the Future

2012-09-24 | 日記
「未来への安全」ウクライナ・レポート
Twenty-five Years after Chernobyl Accident. Safety for the Future
PDF p.328
http://www.kavlinge.se/download/18.2b99484f12f775c8dae80001245/25_Chornobyl_angl.pdf

<補足>
ウクライナ・コロステ市において
低線量被爆による子どもたちの症状
約400人の児童生徒の中で、通常の体育の授業を受けられる健康をもつ生徒は、14名
(2012年現在)

■memo / 福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プール 鉄骨が落下

2012-09-23 | 日記
(9月22日)午前11時7分頃、3号機原子炉建屋上部の瓦礫撤去作業を行っていたところ、使用済燃料プール脇にあった鉄骨(約300mm×約200mm×約7m、約470kg)をクレーン先端に取り付けた油圧フォークでつかもうとしていた最中に、当該の鉄骨が使用済燃料プール内に滑り落ちました。

東京電力
http://www.tepco.co.jp/cc/direct/1220966_1992.html

続報
http://www.tepco.co.jp/cc/direct/1220968_1992.html

使用済燃料プール水のサンプリングを実施 放射能濃度を分析した結果
 ・セシウム134:2.2×103Bq/cm3
 ・セシウム137:3.6×103Bq/cm3
 ・ヨウ素131:検出限界未満(検出限界値 1.4×101Bq/cm3)

 なお、至近の分析結果(9月21日採取)
 ・セシウム134:2.4×103Bq/cm3
 ・セシウム137:4.0×103Bq/cm3
 ・ヨウ素131:検出限界未満(検出限界値 3.4×101Bq/cm3)

■memo / こども甲状腺検査 10月以降、44都道府県 71の病院などで受診可能

2012-09-09 | 日記
東京電力福島第一原発事故に伴う放射線の子どもへの影響を調べるため、福島県が18歳以下の県民を対象に行っている甲状腺検査が、10月から県外でも受けられることになった。

 当面の対象は、震災当時、福島県の田村、南相馬、伊達の各市、川俣、広野、楢葉、富岡、大熊、双葉、浪江の各町、川内、葛尾、飯舘の各村に住んでいた18歳以下の人。県によると、このうち県外に避難している未受診者は約5100人という。

 10月以降、44都道府県の計71の病院などで受診できることが決まった。新潟県と京都府は実施医療機関と調整中という。県民健康管理調査の実施主体である福島県立医大から、県外の対象避難者に通知が届く予定。

 甲状腺検査は昨年10月に開始。事故後に高い放射線量が測定された地域を優先して実施し、2年半で県全体の約36万人の検査を一巡させる計画。その後も生涯、定期的に無料で検査を受けられる。

引用/朝日新聞

■memo / 政府 「革新的エネルギー・環境戦略」 素案

2012-09-07 | 日記
東京電力福島第1原発事故を受けた政府の「革新的エネルギー・環境戦略」の素案が6日、判明した。「原発に依存しない社会の一日も早い実現」を掲げ、「グリーンエネルギーの拡大」「エネルギーの安定供給」と合わせ3本柱とした。

 原発比率は「2030年には15%を下回らせ、さらにゼロを目指す」としたが時期は空欄。ただ民主党エネルギー・環境調査会が同日、原発20+ 件ゼロの時期を「2030年代」とする提言をまとめたため、今後調整を進めるとみられる。

 素案では高速増殖炉もんじゅ(福井県)は廃止、原子力委員会は廃止を前提に見直すとした。政府は民主党の提言を踏まえ、戦略を来週初めまでにまとめ閣議決定する予定で、脱原発が初めて公式な政府方針となる見通し。

  素案は運転期間40年などの原発20+ 件の3原則を示したが、現在の50基を運転40年で廃炉にすると、それだけで30年の原発比率は15%弱になるため、さらに積極的に脱原発を進めるかは不透明な内容。省エネや再生可能エネルギーも原発比率15%の選択肢の数値とほぼ同じで、15%を基本にしているとうかがえる。国民の過半数が脱原発を望む中、今後、原発ゼロの時期を大幅に遅らせたりすれば激しい反発は必至だ。

 素案では、安全性と必要性を確認した原発は再稼働すると明記。/(1)/新増設しない/(2)/新たな安全基準を満たせば40年を上限に活用/(3)/他のエネルギー拡大で必要性が乏しくなれば40年以内でも止める―を3原則とした。

 使用済み燃料について処理、処分問題の解決に直ちに着手すると記述。再処理工場などを受け入れている青森県六ケ所村に配慮した対応が必要だとしている。

 戦略の実現のため、発送電分離などの「電力システム改革」を進める。

▽エネルギー・環境戦略

 革新的エネルギー・環境戦略 東京電力福島第1原発20+ 件事故を受け、政府が検討中のエネルギーや環境に関する将来計画。エネルギー・環境会議で議論してきた。将来の原発依存度や、再生可能エネルギーや省エネの割合、温室効果ガスの削減の数値などをまとめて示す。今年6月、2030年の原発比率を「0%」「15%」「20~25%」などとする3選択肢をまとめ、国民に提示。意見聴取会や意見公募などの結果、「少なくとも過半の国民は原発20+ 件に依存しない社会の実現を望んでいる」と結論付けられた。

 (共同通信)

■memo / 北海道 国会 衆議院議員 原発比率に関する回答

2012-09-02 | 日記
2030年 エネルギーの原発の比率について

<北海道>
1区 横路孝弘/民主/0%
2区 三井辨雄/民主/無回答
3区 荒井聰/民主/0%
4区 鉢呂吉雄/民主/無回答
5区 町村信孝/自民/その他
6区 佐々木隆博/民主/0%
7区 伊東良孝/自民/15%
8区 逢坂誠二/民主/0%
9区 鳩山由紀夫/民主/無回答
10区 小平忠正/民主/無回答
11区 石川知裕/新党大地・真民主/その他
12区 松木謙公/新党大地・真民主/その他

<比例区>
仲野博子/民主/無回答
山崎摩耶/民主/0%
山岡達丸/民主/無回答
工藤仁美/民主/0%
武部 勤/自民/無回答
今津寛/自民/0%
浅野貴博/新党大地・真民主/15%
稲津 久/公明党 /その他

*回答「その他」=意味不明


引用/朝日新聞 20120826

■memo / 埼玉県越谷市 一般家庭の空気清浄機から 7 万Bq検出

2012-09-02 | 日記
福島第1原発事故以来拡散しつつある放射性セシウムが、首都圏で深刻な内部被曝を引き起こす恐れが高まってきた。原宿で採取された「黒い物質」から2万ベクレル、埼玉県越谷市の一般家庭で利用されてきた空気清浄機から 7 万ベクレルが検出された。

空気清浄機のフィルターからセシウムを検出したのは東京都にある日暮里放射能測定所。一般から持ち込まれたアイテムの検査を請け負っている。問題のフィルターは埼玉県越谷市の一般家庭で使われていたもの。福島第1原発事故以来、ずっと使われてきたもの。

セシウム137が4万5,465ベクレル/kg、セシウム134が2万6,302ベクレル/kg検出された。合計すると7万ベクレルあまりになる。27日に同施設のHPで公開された。測定に当たっては、ダストとフィルターを分離せずそのまま測ったため、ある程度の誤差はある、とされている

■memo / 佐賀県警察 鹿島署警備課長 原子力保安院原子力防災課へ出向

2012-09-01 | 日記
 県警は27日、鹿島署警備課長から同日付で県警本部警務課付となった副島哲郎警部が、原子力20+件安全・保安院原子力20+件防災課へ9月2日付で出向する人事異動を発表した。県警から原子力20+件安全・保安院への出向は県内で初めて。出向期間は2年間。原子力防災課は原子力防災対策や原子力施設の事故・故障対応、核物質防護対策などを担っている。

引用/毎日新聞 2012年08月28日 

■memo / 新潟県 原子力防災対策の範囲を 新潟県全域に拡大

2012-09-01 | 日記
地域防災計画の見直しを進めてきた県は29日、県庁で県防災会議を開き、5編で構成する同計画のうち、「原子力災害対策編」「震災対策編」「風水害対策編」、竜巻・突風災害や集団事故などに対応した「個別災害対策編」の4編を修正した。東日本大震災を受け、震災対策編から切り離して拡充した残る「津波対策編」については年内をめどに修正する。

 同計画では、東京電力柏崎刈羽原子力発電所から半径10キロとした現行の原子力防災対策の範囲を、県内全域に広げた。半径5キロ圏を即時避難区域として、重大事故の発生時に区域外に即座に避難するなどの措置をとる。

 県内全域は放射線量監視地域とし、線量の測定態勢を強化するほか、体内被曝(ひばく)をした場合に健康被害を防ぐ効果がある安定ヨウ素剤を配備する。

引用/産経新聞