20110311 memo

Fukushima radiation isotope

■memo / 全国さんま棒受網漁業協同組合 操業禁止 決定

2011-10-09 | 日記
全国さんま棒受網漁業協同組合は7日、都内で開いた理事会で、サンマ漁の操業自粛区域としていた東京電力福島第一原子力発電所から半径100キロの海域を、操業禁止区域とすることを決めた。北海道東部と東北地方の各市場の処理能力が水揚げに追いついていないことから、今月9日から当面の間、水揚げ回数を制限する。

 対象海域を操業禁止にすることについて、全さんまでは「自粛より(禁止という形で)はっきり示した方が安全・安心につながるため」としている。措置は今年度いっぱいで、違反した組合員は処分の対象になるという。全さんまは今月中旬以降、対象海域周辺で放射性物質の事前検査を行い、安全性を確認する。水揚げ回数については、大型船(100トン以上)が2週間に5回、小・中型船(10~100トン未満)は同7回までとする。

 宮城県・金華山沖以南での操業禁止と水揚げ拒否を求める要望書を道東地方の漁協などに7日、提出していた道東地方の水産加工業者で構成する北海道サンマ産地流通協議会の広田秀樹会長は、全さんまの操業禁止の決定について「今までは自粛という言葉であやふやだった。以前より評価できる」と話した。

引用/2011年10月8日 読売新聞

■memo / 厚生労働省 第211報 食品中放射性物質測定結果 20111005

2011-10-07 | 日記
厚生労働省
第211報 食品中放射性物質測定結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001qutw.html


●測定結果(p.78)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001qutw-att/2r9852000001quxn.pdf
●緊急モニタリング結果(福島県)p.11
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001qutw-att/2r9852000001quy6.pdf
●国立衛生研究所 測定結果p.2
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001qutw-att/2r9852000001qv5w.pdf

■memo / 品目別 放射性物質データ サイト (参考)

2011-10-07 | データ サイト
<サイトページ>
http://yasaikensa.cloudapp.net/BrowseByProduct.aspx

●野菜
http://yasaikensa.cloudapp.net/category.aspx?q=%e9%87%8e%e8%8f%9c%e9%a1%9e
●肉・卵
http://yasaikensa.cloudapp.net/category.aspx?q=%e8%82%89%e3%83%bb%e5%8d%b5
●水産物
http://yasaikensa.cloudapp.net/category.aspx?q=%e6%b0%b4%e7%94%a3%e7%89%a9
●乳
http://yasaikensa.cloudapp.net/category.aspx?q=%e4%b9%b3
●その他
http://yasaikensa.cloudapp.net/category.aspx?q=%e3%81%9d%e3%81%ae%e4%bb%96

<注意点>
品ごとに、検出値限界が違うこと。
基準値を超えたものdけ表示する場合もある。

■memo / 東京都文京区根津小学校  堆肥基準値超える

2011-10-07 | 日記
東京都文京区は6日、同区根津の区立根津小学校の落ち葉堆(たい)肥(ひ)から、国の定める堆肥の暫定許容値の3倍以上のセシウムを検出したと発表した。

 区によると、落ち葉堆肥は9月27日に校庭から採取。翌28日に検査したところ、1488 Bq/kgのセシウムが検出された。

<補足>
国の暫定許容値 400Bq/kg

引用/産経新聞

■memo / NRC 福島第一事故は起こるべくして起きたという認識を示す

2011-10-06 | 日記
アメリカのNRC=原子力規制委員会のヤツコ委員長が、「福島第一原発は設計や立地などに間違いがあった」と述べ、事故は起こるべくして起きたという認識を示しました。

 ヤツコNRC委員長:「原発の設計や(立地を含めた)規制の観点から見ると、福島第一原発には当然、間違いや正しく行われなかった部分が存在する。だから、この事故は起こったのだ」
 ヤツコ委員長は、「日本の原発は、なぜ津波の恐れがある海岸線に多いのか」という市民からの質問に答えるなかで、津波対策の不備や現在の場所への建設を認めた日本の規制のあり方を批判しました。

引用/TV asahi

■memo / 玄界原発1号機 原子炉 欠陥圧力容器

2011-10-04 | 佐賀 玄海原発
九州電力玄海原発1号機の原子炉圧力容器の鋼のもろさを示す脆性(ぜい・せい)遷移温度が急上昇している問題で、唐津市議会が県に安全性の検証を求める意見書を可決、玄海町議会でも一般質問で取り上げられるなど、地元の関心が高まっている。温度上昇の理由について、東京大学の井野博満・名誉教授は朝日新聞との会見で、「圧力容器の材質不均一の可能性がある。欠陥圧力容器ではないか」と新たな見解を示した。

 1号機は、1975年10月に運転を開始。九電は、原子炉圧力容器内に装着した監視試験片をこれまで4回取り出し、核分裂で生じる中性子照射による脆化の進み具合を調べてきた。その指標となる脆性遷移温度は1993年の3回目の取り出しでは56度、2009年4月の4回目には一挙に98度へと上昇。全国の原発の脆性遷移温度の中でも最も高く、玄海1号機は「日本で最も危険な原発のひとつ」ともいわれている。

 井野名誉教授は「中性子照射で脆性遷移温度が56度からいきなり98度に上がることは理屈上あり得ない」と指摘。「圧力容器を構成する鋼材には銅0.12%、ニッケル0.56%が含まれているが、銅の含有量が不均一のため急上昇したのではないか」と、圧力容器の材料に問題があるとの見方を示した。

 また、九電が 2011年7月11日に公表した監視試験片の生データを分析した結果、長さ約4mの原子炉圧力容器の鋼の板を溶接して貼り合わせる溶接部分周辺(熱影響部)の脆性遷移温度が約10度で、鋼材本体(母材)の温度を大きく下回っていることも突き止めた。

 井野名誉教授は「熱影響部は母材と同じ材料でできているので、母材と同じ温度になるはず。これも圧力容器の材質が不均一なせいではないか」と指摘。脆性遷移温度上昇の原因をはっきりさせるため、九電が脆性遷移温度の測定に使用した監視試験片を大学などの研究機関に送って詳しく調べることを提言した。

 これに対して、九電は「玄海1号機の脆性遷移温度上昇についての当社の見解は既にホームページで公表しており、井野名誉教授の分析に対して改めてコメントすることはない」としている。

◇脆性遷移温度◇
 鋼は一定の温度以下になると、粘りがなくなり、衝撃に対して非常に弱くなる。この境目の温度のこと。原子炉圧力容器の配管が地震などで破裂すると、冷却水が失われ、緊急炉心冷却システム(ECCS)が作動、冷却水が注入される。その時に原子炉圧力容器の鋼が脆性遷移温度以下だと、容器が壊れ、大量の放射性物質が外部に放出される危険がある。

引用/朝日新聞