ひと月ほど前
カラスノエンドウが
たくさん咲いていた場所を
のぞいて見た。
花の姿は
まったくなく
緑色の豆(果実)が
たくさんできていた。
昔この豆で
ピーピー笛を作って
遊んだものだ。
真っ黒に熟した
あわてんぼうの豆を
いくつか見つけた。
この黒さがカラスの羽に
似ていることから
カラスノエンドウと
名づけられたと言う
説が有力だ。
熟していそうな豆を
指で押しつぶしてみたが
かなりかたい。
爪を立てて
割ってみると
まだら模様の豆が
現れた。
すぐ豆の鞘(さや)は
外向きにねじれ始めた。
カラスノエンドウの果実は
乾燥して果皮が外側に
めくれあがる反動で
中の種子を周囲に
まき散らすのだ。
かたくしっかり
くっついているほど
めくれあがる力は
大きいはずだ。
この小さい豆も
種子散布をしている。
今日は久しぶりの
京都一周ウォーキング。
歩けるか心配だ。